タイトルにあるように、このtatsuyaoe.comを立ち上げて10年目にして恐らく初めて(!)”Music”というページを作りました。これまでもソーシャルメディアのウィジェットや試聴プレイヤーを用意するなどして、出来るだけ自分の音楽を聴いてもらう機会を増やすように心がけては来ましたが、単発ではなく総括的に、整理された形で、「現在進行形の」自分の音楽を紹介するのは初めてなのではないかと思います。
Musicページの概要
今回は自分の音楽を”Projects“と”Music Types”という軸で切って、どちらからも僕の音楽を楽しんで/知ってもらえるようにしました。”Projects”はアーティスト名義別のポートフォリオ、”Music Types”は映像などに楽曲を使用する際の「状況別の」ポートフォリオになっています。これまで自分の音楽を「誰にどう説明/紹介するか」については色々試行錯誤してきましたが、2012年時点での自分の活動スタイルと仕事環境から考えると、こういう分類の仕方が最も分かりやすいのではないかという結論に至った次第です。
このページには未発表・未発売楽曲も沢山含まれています。高機能なプレイヤーを使えるSoundcloudをウィジェットとして使っていますが、Soundcloud のページに楽曲を開放することが最優先の目的ではないので、しばらくはこの”Music”ページ限定の試聴になるかと思います。Dark Modelプロジェクト含め、今後のリリースプランや販売などに関しては現在検討中ですので、購入希望楽曲や提案などがあればお気軽に連絡を下さい。ライセンスのお問い合わせ・ご要望はいつでも歓迎致します。
元祖「Just Do It」?保険王アート・ウィリアムズの名スピーチ
PS:もう一つ今日紹介しようと思っていたものがありました。先週はDonna Summer(ドナ・サマー), Chuck Brown(チャック・ブラウン)と、10代の頃僕が大いに影響を受けたミュージシャンが亡くなられました。謹んでご冥福をお祈り致します。その二人と同じ日に実業家・作家の邱永漢さんが亡くなられたことも同じく衝撃だったのですが、彼がその昔翻訳をした本”All You Can Do is All You Can Do” の著者で、Art Williams(アート・ウィリアムズ)という人がいます。彼はフットボールのコーチを経てPrimericaという保険会社を立ち上げ財を成した実業家ですが、彼が25年前に行った名スピーチは、今もなおYoutubeに大勢の人がその映像をアップし話題になるほど説得力のあるものなので、是非紹介しておきたいと思った次第です(20分バージョンはこちら)。ちなみにスピーチの中で”(Just) Do It”という言葉が連呼されていますが、このスピーチはNikeのキャンペーンよりもずっと前に行われたものです。
世の中がどんなに進化しようと、どんなに便利になろうと本質は同じ、ただ愚直に「やる」ことだけが成果を生みます。「千三つ(せんみつ)」という言葉がありますが、1000試せば3つ位は上手く行くこともあるでしょう。10やってダメだと行動をやめたらそれまでですが、それどころか人間知恵がつくと、5もトライしないうちから残りの全てが見えたかのような気になってしまう浅はかなところがあります。実践を伴わない知識や知恵は恐いもの。まずは1000目指してやってみましょう。