Tatsuya’s daily notes with his favorites of the day.
For the older posts, please check his Japanese blog called “Findings.”

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DTMをやっている人には、Native Instruments社のサンプラーソフト「Kontakt」はお馴染みだと思う。2002年の登場から数々のアップデートを経ても基本設計は大きく変わっていないけれど、発売時から愛用している僕自身、まだ使っていない機能が山ほどある。だから数年に一度、このソフトの深掘りに時間を割くことにしている。というわけで、今週はもっぱらこの文字のやたら小さなUI画面と格闘中。次の曲作りに役立つといいな。

KONTAKT: FIRST STEPS (Ch. 2 Ep. 1) – YouTube https://youtu.be/Gj-ZLEmn15I

DTMをやっている人には、Native Instruments社のサンプラーソフト「Kontakt」はお馴染みだと思う。2002年の登場から数々のアップデートを経ても基本設計は大きく変わっていないけれど、発売時から愛用している僕自身、まだ使っていない機能が山ほどある。だから数年に一度、このソフトの深掘りに時間を割くことにしている。というわけで、今週はもっぱらこの文字のやたら小さなUI画面と格闘中。次の曲作りに役立つといいな。

KONTAKT: FIRST STEPS (Ch. 2 Ep. 1) – YouTube https://youtu.be/Gj-ZLEmn15I

2010年出版の『インビジブル・エッジ』を読み返す。かつてのアメリカは知財オペレーションという「頭脳戦」に傾倒し、結果として現場の製造スキルや品質向上を手放してしまった。 2026年の今、潮目は変わっている。もはや知財の威光だけで勝てる時代ではなく、「その知財で何を作り出せるのか」というモノづくりの実体価値が改めて問われているように思う。足りないのは、手足を動かして価値を生み出しているという「リアリティ(実感)」なのだ。

『インビジブル・エッジ』その知財が勝敗を分ける https://link.amazon/B03Bi0vho

年季の入ったブルースマンやR&Bミュージシャンのインタビューを聞いていると、”We was” という表現が出てくることがある。これは標準英語とは異なるが、彼らの間では決して間違いではない。こういうのは Vernacular(自然発生的な日常文法) といって、Slang(俗語・流行語) や、地域的な Dialect(方言) とも少し違う。このバンドの名前 Sho-nuffは、「あたりきよ!(Sure enough)」みたいな、レトロで味のあるスラング。

Sho-nuff – Don't Use Me Up https://youtu.be/oIHRDJbhwUM

シンガポールの元外交官で、国連大使として安全保障理事会議長も務めたキショール・マフバニ氏は、アジアの躍進は歴史の自然な流れだと長年語ってきた。この講演では、多くの西洋人の聴衆を前に、「世界人口のわずか12%に過ぎないあなた達が、残りの88%(グローバルサウスやアジア)に説教する時代は終わったんです」と指摘する。G7などを通じてその「西洋」の側に足を置き続けてきた日本にとっても、ズシンと響く話だ。

The West has sleepwalked into its downfall | Kishore Mahbubani https://youtu.be/M42GT-oPXYY

蒸気機関の大幅な改良で、産業革命の立役者となったジェームズ・ワット。輝かしい功績とは裏腹に、彼の歩んだ道のりは挫折の連続だった。成功が見えないまま10年近く研究と資金繰りに追われたどん底の時期、彼が友人に宛てた手紙に残した言葉は、「人生のあらゆることの中で、発明ほどバカバカしいものはないよ」(出典)。「必死にもがいているのに全然報われない」と感じる時期こそ、実は大逆転が起こる直前のサインだったりする。

Exploring the Life and Times of James Watt https://youtu.be/ecFTXRDm_vA

日本人観光客で賑わうホノルルのホテル。週末の夕刻には、サモアやタヒチ、ハワイといったポリネシアの伝統ダンスやファイヤーショーが披露され、その爆音と熱量に圧倒される。ポリネシアのパーカッション音楽には昔から魅せられ、レコードやCDを掘っては「一通り知った気」になっていた。しかし実際は、島やエリアによってリズムパターンや演奏法がかなり異なるという奥深さがあったのだ。このところ惹かれているのはクック諸島のグルーヴと演奏スキル。

Araura College – YouTube https://youtu.be/QacBHiQ3pTI

1980年代からUCSFのメルツェニッチ教授らが発表した「脳の可塑性」の研究は、脳神経科学の常識を覆す決定打となった。日本での「大人の脳も鍛えれば変わる」という脳トレブームの基礎にもなったが、僕が注目したいのは記憶やスキルの「能力向上」ではない。能動的に注意を向け、新たな意味を与え続けることで「認知の枠組み(ナラティブ)」を物理的に書き換えられる—つまり感情システムすら再構築できるという視点だ。

TED日本語 – マイケル・メルゼニッチ: 脳の可塑性 | デジタルキャスト https://digitalcast.jp/v/16841/

中国発のAIモデル「Kimi」が米国の主要LLMに匹敵する性能を示し、話題を呼んでいる。米国の重厚長大なデータセンター開発とは一線を画す中国の省リソース技術は、今後のゲームチェンジャーになりうる。とはいえ、そもそも僕らの言う「AI」は本当にそこまで大層なものなのだろうか?そんな素朴な疑問を抱いていた折に、ジャロン・ラニアーの最新インタビューを目にした。彼のような視点のテクノロジストが世界にあと数人いたらと切に思う。

ジャロン・ラニアー「AIなど存在しない。中身はただの人間だ」 https://youtu.be/TTppvBU2rU4

Captain Funk『Renaissance』が発売され、配信が始まりました。Topics/Newsのページで各サービスへのリンクをご確認の上、アルバムをお楽しみください!

‎Renaissance – Captain Funkのアルバム – Apple Music https://music.apple.com/jp/album/renaissance/6789441805

最近、ロマ(ジプシー)音楽を掘り下げている。身体を揺さぶるリズム、超絶技巧がもたらす圧倒的な高揚感と、その根底に漂う深い物悲しさに惹かれて止まない。 定住農耕をルーツに持ち、日常(ケ)から切り離された非日常(ハレ)として踊りを育んできた我々とは対照的に、絶えず移動を余儀なくされてきた彼らは日々の貧しさや不条理、やりきれなさを、テーブルを叩き、歌い踊ることで昇華し、日常を生き抜く糧にしてきたのかもしれない。

Romengo – Csoravla https://youtu.be/tTBRcs_4Oqs

このところファンクを少し離れて、6/8拍子やさらに複雑なポリリズムの音楽をいろいろ聴いているけれど、やはりジェームス・ブラウンの音楽は僕にとって、九九やアルファベットのように、いつでも立ち返るべき場所。この1969年のテレビ・ライブでドラムを叩いているのは、おそらくネイト・ジョーンズ(Nate Jones)。ツインドラム編成だった当時のJBバンドにあって、この人は単独でも凄まじくタイトでキレのあるグルーヴを生み出している。

James Brown, March 1969 https://youtu.be/6NoH4RoCaf8

僕は血圧がかなり低く、心拍数も低いので、測定時に「過去にトライアスロンとか、激しい運動でもしていたのか?」と聞かれることがある。生来のアスリートタイプでは全然ないけど、毎日8千歩以上歩き、BMIは17前後、病気とも無縁。朝も一瞬で起きられるし、50代半ばとしては健康な方だと思う。ただ、「過去に激しい音楽でも作っていたのか?」と聞かれたら、「今も作ってます」と正直に答えるしかない(笑)。

Dark Model – All Fired Up (from Relentless) https://youtu.be/nlPhUQ_rTZY

来週17日に配信されるCaptain Funk『Renaissance』のメドレー(ダイジェスト)動画をこのtatsuyaoe.comとmodel-electronic.com限定で先行公開しました。アルバム全体ではインストミックスを含めた23曲が収録されていますが、このメドレーはオリジナルバージョンの12曲で構成されています。一足早く、アルバムのエッセンスをお楽しみください。

Captain Funk “Renaissance” Out July 17, 2026 [Exclusive Early Preview] https://l.tatsuyaoe.com/cf-renaissance-release

映画『ブラックベリー』の共同CEOジム・バルシリーは、作中で「冷徹で傲慢な独裁者」として描かれる。米国では実社会でも未だに「獰猛な天才」が崇拝されるが、その手のタイプが仕切るビジネスが安定成長した試しがない。彼らは「ある時期、世の中を引っ掻き回した」だけとも言える。この「人とお金のどんちゃん騒ぎ」をビジネスや経営と呼ぶアメリカのお家芸を、冷ややかに見ている国もあるのではないかと思う。

BlackBerry – Official Trailer ft. Jay Baruchel & Glenn Howerton https://youtu.be/cXL_HDzBQsM

久々にこのマイクロブログのアーカイブを更新しました。3週間前の投稿には「南アフリカ、南インド、ポルトガル、ブラジルなどの音楽を聴いている」と書いていますが、最近はトルコ、イラン、アフガニスタン辺りの音楽に触れています。ちなみに90年代にブレイクしたイランのダンスミュージック「Bandari(バンダリ)」は最近何かと話題のホルムズ海峡の港町が発祥。LAの移民コミュニティ「テヘランゼルス」を中心に、渡米したアーティストも多い。

マイクロブログ・アーカイブズ 2026年5-6月 | Tatsuya Oe https://l.tatsuyaoe.com/microblog-june-2026

視覚芸術の巨匠カルロス・クルス=ディエスのドキュメンタリー『Free Color』を見た。「何の支えも持たず、自律的な存在として、色を空間に解放したい。」キャンバスすら飛び越え、ただ「色だけ」を宙に浮かべたいという、突き抜けた夢を語る姿が印象に残る。彼は95歳で他界したが、家族や科学者たちの挑戦は今も世界中で続いている。視覚も聴覚も、世界はまだ「できそうで、できていないこと」だらけだ。そう思うと無性にワクワクする。

Free color | Official Trailer https://youtu.be/HsU7nfOF6Js