Tatsuya’s daily notes with his favorites of the day.
For the older posts, please check his Japanese blog called “Findings.”

Note: The RSS feed URL of Microblog has moved to https://www.tatsuyaoe.com/findings/mcbg_w/feed/

昔、フランスのレーベルBarclayのアーティストのリミックスを手掛けた縁で、その後数年間新譜が届くようになった。当時彼らが注力していたのがフェミ・クティで、アルバムもリミックスもDJで重宝した。先日、久々に見た彼のライブ動画に1曲目から度肝を抜かれた。あの「Truth Don Die」が、当時のクラブマーケットに向けたプロダクションを遥かに凌駕する、爆発的な生演奏へと進化していたのだ。最高に血が沸き立つ音楽。

Femi Kuti & The Positive Force @ Afro-Pfingsten Festival 2018 https://youtu.be/Uz8wiBVvAA4

昔、フランスのレーベルBarclayのアーティストのリミックスを手掛けた縁で、その後数年間新譜が届くようになった。当時彼らが注力していたのがフェミ・クティで、アルバムもリミックスもDJで重宝した。先日、久々に見た彼のライブ動画に1曲目から度肝を抜かれた。あの「Truth Don Die」が、当時のクラブマーケットに向けたプロダクションを遥かに凌駕する、爆発的な生演奏へと進化していたのだ。最高に血が沸き立つ音楽。

Femi Kuti & The Positive Force @ Afro-Pfingsten Festival 2018 https://youtu.be/Uz8wiBVvAA4

「ブックスマート(学識)」と「ストリートスマート(現場知)」。この二つは対立する能力のように語られがちだが、本質はトレードオフではなく「掛け算」の関係だと思う。つまり片方が備わっていても十分ではないし、伸びしろは幾らでもある。ただ、徒手空拳の生き方に憧れて生きてきた僕が、後者のタイプに強く惹かれるのには理由がある。彼らは、自分を偉く見せようとする虚栄心こそが最もスマートではない、という真理を肌感覚で知っているからだ。

Street smart vs. book smart: 12 Differences https://www.psychmechanics.com/street-smart-vs-book-smart/

先日数学の話を少し書いたが、意外なところで数学の概念が役に立つことに気づいた。将来への不安や、現状への焦りで気持ちが落ち着かない時、「心を微分して考える」のはどうだろう?単に「今、この瞬間を生きる」だけではなくて、そこに「傾き(方向性)」という概念を取り込む。たとえ全体(積分値)が思わしくなくても、極限まで細分化した「今」という瞬間の傾きがわずかでも上を向いていれば、それは「うまくいっている」と言える。

中学生でも分かる微分の授業 https://youtube.com/shorts/aT695wMeaXA

「ぼくはまいにち、紙の舟をひとつずつ流れに浮かべる。見知らぬ国のだれかがそれをみつけて、僕のことを知ってくれるといいな」 これは、1913年に出版されたインドの思想家、ラビンドラナート・タゴールの散文詩集『三日月』の一節。思えば、自分が音を紡ぎはじめたのもこの感覚に近い。音は一度手を離れると風に舞い、空気を伝って、僕の知らない誰かの耳に届く。この詩を知っただけでも、タゴールに出会えた幸せを感じる。

ラビンドラナート・タゴール『三日月』 https://amzn.to/4f2u6jH

散歩やランニングみたいに足腰を鍛える運動は簡単にできるけれど、上半身を鍛えるとなると、やっぱり道具が欲しくなる。 ふと家を見渡してみたら、エアロバイクにルームランナーと、見事に足腰系ばかり……。ヨガマットの上で腹筋や腕立てはしているけど、以前ジムでベンチプレスをしていた時のような、あの強烈な「力み」が恋しくなる。 というわけで、30kgのアームバーを購入。 ただ、同じ道具使ってもこんなムキムキになれそうな予感は全然しない(笑)。

Power twister workout | full upper body https://youtu.be/CAMeSvYV7s8

ロックはもちろん、R&Bやヒップホップといったアメリカのメインストリーム音楽は、もはや「レガシー」の域に入っていて、型破りで新鮮な音楽に出会う機会が減ったのは確か。そんな中ゴスペルの世界では、「一体どうなってるの?」と仰天するような曲やクオリティの高い演奏にしばしば出会う。「神への賛美と希望」というメッセージさえブレなければ、すべての音楽スタイルがゴスペルになるという、超絶的な懐の深さがあるのだろう。才能が集まるのも頷ける。

You Are Good – Israel & New Breed https://youtu.be/5KiQDoWo5t4

音楽以外で時間を割いているのが語学と数学の勉強。教養のためではなく、実用を目指すからこそ現実とのギャップに気が遠くなる。英語だってそうだったから、習得には膨大な時間がかかるものだと割り切り、気長に取り組むのが大事。しかし、なぜ音楽だけは挫折を感じないのか。作曲を始めた時点で、すでに膨大な量の音楽が自分の中に蓄積され「準備が整っていた」のもあるが、一番には「他人と比較して優劣を考えない」からだと思う。ありがたい。

慶應大学講義 物理情報数学C 複素フーリエ級数からフーリエ変換へ https://youtu.be/VQorJcAoy-Q

アルバムのタイトルと収録曲が決定。すべて新曲のCaptain Funkが、新たなスタイルで帰ってきます。ところで、このMaxwellのデビュー作を愛聴していた’96年、僕はまだ会社員。帰宅後に欧州のレーベルに送るためのデモ作りに明け暮れていた。翌年のNY出張で、街の至る所で彼の曲が流れていたのを覚えている。幸い、僕もその年にデビューできたのだから、今思えば運が良すぎた(笑)。30年という年月は長いようで、ほんの一瞬。

Maxwell: Tiny Desk Concert https://youtu.be/Zig0cfRdqsE

「太陽神」と聞くと、僕はアース・ウィンド・アンド・ファイアーのアルバムタイトルを思い浮かべてしまうのだが、太陽の神様は天照大御神からラーまで世界中に存在する。中国でも古くから太陽崇拝の文化があり、山東省の煙台市はその聖地なのだそうだ。これは最近知った話なのだが、きっかけは建築雑誌でこの「Sun Tower」を目にし、強く惹きつけられたこと。現在は韓国経由でしか行けないようだが、いつかこの場所から太陽を眺めてみたい。

Open Architecture designs conical Sun Tower as "giant sundial" https://youtu.be/G0pfvHDQxNI

ヨーロッパやアメリカの名監督たちに「映画は死んだと思うか?」とインタビューしていく、身も蓋もない映画に遭遇した。僕自身、20世紀の欧米文化やアートへの思い入れはある。けれど、良いんだか悪いんだかよく分からないものを、映画祭や内輪の評論家、メディアが持ち上げて守ってくれる「エコシステム」は、もう終焉を迎えたのだろう。「映画は終わった…」なんて嘆くヒマがあったら、彼らも『RRR』のキレッキレのダンスを見て、前に進むしかないよね(笑)。

Naacho Naacho (Full Video) RRR https://youtu.be/sAzlWScHTc4

TVerで見た番組で、旅人の岩崎圭一さんのことをたまたま知った。ストリートマジックで稼いだチップを糧に自転車で世界一周を続けているという。その逞しさに画面に釘付けになったが、彼が「Britain’s Got Talent」に出場していたと知ってさらに驚いた。エベレスト登頂、大西洋を手漕ぎボートで横断、そしてあのサイモン・カウエルを芸で唸らせる…。「人力(人間力)の可能性」を教えてくれる、国宝級の存在だと思う。無事に帰国されることを祈っております。

Keiichi Iwasaki's Charming MAGIC Will Leave You Wanting More! https://youtu.be/QrPhn-jaV5A

インドに実在する予備校『スーパー30』を映画化したこの作品で、特に印象に残ったセリフが二つある。「英語は僕らと富裕層を隔てる大きな壁だ。英語はお金よりも大事だ」「王の息子が王になる時代は終わった。これからは、ふさわしい能力を持つ者がなるのだ」 このところ日本の一部では、まるで日本が経済的に息を吹き返したかのような物語を信じさせようとする風潮がある。この二つのセリフに込められた切実さとは、無縁の世界のように思える

『スーパー30 アーナンド先生の教室』予告編 https://youtu.be/QpvEWVVnICE

新しい作業場にようやく光回線を設置できた。2か月ほどポケットWiFi(!)でやりくりしているうち、自然と動画を見ずネットラジオばかり聴く習慣がついた。ラジオが聴ける程度の回線さえあれば、大抵の仕事はでき、無駄な娯楽に逃げず創造的な活動に集中できる。そのおかげで数十曲のデモを作れたのは大きな収穫だった。心理学者ロロ・メイによると、不安こそが創造への起爆剤だという。だとすれば、これほどクリエイティブに適した時代は滅多にないはずだ。

ROLLO MAY – THE COURAGE TO CREATE(創造する勇気) https://youtu.be/X_rTeNbMUiA

一時期、エピクテトスの言葉に深く感動して読み耽っていたけれど、今はそのドライすぎる視点に「もう少し夢を見てもいいんじゃない?」と感じる部分がある。奴隷という過酷な境遇にいた彼には必要な強さだったのかもしれないが、その哲学を突き詰めると「宝くじが当たっても外れても、僕の幸福には無関係だ」なんて言う、寂しい人になってしまいそう。さて、そろそろ創作に本腰を入れたいので、マイクロブログはしばらく不定期更新とさせていただきます!

エピクテトス『語録 要録』 (中公クラシックス W 92) https://amzn.to/485V4Cr

創作の範囲が驚くほど多岐に渡るゲーテは、「過去を振り返って反省する」タイプではなく、「今の自分を作品に叩きつけたら、すぐさま次の新しい自己へ脱皮する」タイプだった。書くこと、創ることは自己成長の手段であるという、彼の姿勢には強く同感する。自作への評価は光栄だが、僕にとって過去作は「当時の内なる声を形にした、全力の結晶」のようなもの。常に脱皮し、「今の内なる声」を追い求めていたい。

ゲーテとの対話(完全版) https://amzn.to/4lXDpTw

トランプのSNS投稿という、現代社会で最も信じてはいけないものに世界中が右往左往している。だが、これはもはや彼だけのせいではない。それに過剰反応する側の責任も大きい。彼の投稿をソースにコピペ記事を書く輩を「ジャーナリスト」と呼び、その一喜一憂にレバレッジをかけてギャンブルに励む輩を「投資家」と呼ぶのは、さすがに劣化しすぎだろう。と、そんな「どうでもいい現象」について、わざわざ時間を割いて書いている自分も、過剰反応なのか(笑)

実は「ギャンブル」と同じ?! 投資の本質を考えてみた | 週刊エコノミスト Online https://bit.ly/4bGaheE