Tatsuya’s daily notes with his favorites of the day.
For the older posts, please check his Japanese blog called “Findings.”
Note: The RSS feed URL of Microblog has moved to https://www.tatsuyaoe.com/findings/mcbg_w/feed/
Merriam-Webster辞典の「Word of the Day」を聴き… 続きを読む
Merriam-Webster辞典の「Word of the Day」を聴き… 続きを読む
先日、心理学者ニール・ワインスタインが提唱した「ノンスクリーナー/スクリーナー」という概念を知った。周囲のノイズに敏感で集中を削がれやすい人と、雑音下でも素早く適応できる人の分類だ。僕はこのマイクロブログやお金の計算、語学の勉強ならカフェでも平気だが、作曲/創作やプログラミングは自宅でないと捗らない。個人の「気質」「傾向」の問題もあるが、一人の人間でも「何の作業をどの位の深さで行うか」によって随分違いがありそうだ。
環境心理学: 人間と環境の調和のために
https://amzn.to/4uQp3Z8
最近はニュースを見る機会を最小限に絞っている。誰に対しても何の意見も持たないくらい無関心になりたいのだが、「究極の無関心と鋼のメンタリティ」の領域にはまだ遠い。そんなことを考えていて、ふと『ザ・デイリー・ショー』のジョン・スチュアートを思い出した。彼のトークは今も天才的で、かつてのように思慮深い。けれど、アメリカと世界があまりに冷え切ってしまった今では、そのジョークの背後にも、「もはや打つ手なし」という虚しさが漂ってきてしまう。
Jon Stewart Invites Panel of Trumps to Debate Iran War | The Daily Show
https://youtu.be/a2aYd-XHzsI
昔、バンドがライブで自曲を演奏する際、加齢と共にテンポが落ちていくのを見て、どこか寂しさを感じたものだ。ダンスミュージックはBPMで細かくジャンルが分かれるため、「遅い曲を作り出したら加齢の証だ」(笑)と一概には言えない。だが「速い曲を聴くのがしんどい」と感じたら、それは何かのサインかもしれない。幸い僕は今のところそういう現象とは無縁で、ここ最近BPM128以上の曲を集中的に作っている。
Conducta | Mixmag Lab London
https://youtu.be/T4FZxTFY_ek
かつて英文を書く際は、Grammarlyという文法チェッカーを愛用していた。だが数年前、AI機能が大幅に導入されて以降、自分の文章が「誰が書いても同じになる無個性なテンプレ」へ誘導されている気がして、利用を控えるようになった。LinkedIn等でも、”innovative”とか”visionary”、”passionate leader”といった、似た形容詞が並ぶ定型文をよく目にする。AIが作った「完璧すぎるCV」をAIがジャッジするなんて、妙な時代になったものだ。
How Recruiters Spot AI-Written Resumes | NG Career Strategy
https://bit.ly/4baf6xN
凹凸の少ないフローリングの部屋は、音を吸収するものがなく、壁や床で音が何度も反射してしまう。特にエネルギーの強いベース音は、部屋の角や壁際に溜まりやすい。見た目こそ洒落ているが、響きが「ライブすぎる」ため、リスニングならまだしも制作には全く不向きだ。今回突発的に思いついて、スピーカーのリアポート(背面の穴)に靴下を突っ込んでみた。この「ソックスチューニング」のおかげで、4畳半の和室のような、デッドで制作向きの音に仕上がった。
Speaker Port Plugs: Could They Solve Bass Issues in Your System? – YouTube
https://youtu.be/xMVWaFeJImM
中学生の頃、当時人気のあった音楽雑誌に「たとえて言えばライオネル・リッチーは五木ひろし、ダイアナ・ロスは美空ひばり」という記事を見て、その比較の強引さに度肝を抜かれた。今考えると、それは単に「国民的人気歌手」だと言いたいだけで、音楽性やミュージシャンシップの話ではなかったと思う。 同様に、JBを北島三郎さんと並べるのもミスリーディングだ。ただし、いつ聴いても「まつり」の破壊力には畏れ入る。何か、のっけからスラップベース鳴ってない?
まつり 北島三郎
https://youtu.be/N87ikbj_1vo
僕は動物を飼ったことがないが、子豚に関しては本気で飼いたいと思っていた時期がある。人間や羊、犬など身近な哺乳類には群れる習性があるが、実は種全体で見れば単独行動派が大半らしい。また、集団の作り方も動物によって千差万別だ。かつてチャーチルは「私は豚が好きだ。犬は我々を見上げ、猫は我々を見下すが、豚は我々を対等に扱ってくれる」と語ったという。その言葉が真実なのか、いつか豚に直接聞けたらと思っている。
“I am fond of pigs. Dogs look up to us. Cats look down on us. Pigs treat us as equals.”
https://bit.ly/3NvPYbK
パンチの効いたビートやボーカルを作る際、アタックにTR-808のハイハットやホワイトノイズを薄く重ねると、キックやスネアの解像度が劇的に上がることがある。ハット特有の鋭い「チッ」という音には、10k〜16kHz付近の非常に純度の高いエネルギーが含まれているからだ(単体で聴くとキツイ)。この帯域を超えると人間には聞こえない「超音波」の領域に入るが、犬にとってはここからが本番の可聴範囲となる。犬笛を眺めながら、そんな音の境界線に思いをはせる。
【犬笛による呼び戻し】
https://youtu.be/q2AXwSG7jDg
ハリウッド映画界には「Temp Love」という用語がある。制作が猛烈なスピードで進むため、最終的な劇伴が完成するまで、映像には多くの「仮の音楽」が当てられる。有名曲等が使われると、監督はその曲に執着し、作曲家に酷似した曲を求めてしまう。この「仮の音楽への執着とプレッシャー」への対応に苦心する作曲家は多いようだ。僕の既存曲が映像に使われるのは歓迎だけど、あえて書き下ろしの仕事を請けないのは、こうした風潮も理由の一つかもしれない。
この「Rakuen」という曲は、2019年リリースの『Oceans』に収録されているが、最初のバージョンを作ったのはそのずっと前、OE『Director’s Cut』を制作していた頃だったと思う。曲の雰囲気の通り南の島をイメージして作ったのだけれど、当時実際に行ったことのある島は沖縄くらいだった。その後、常夏の島で暮らしてみた後でこの曲を聴くと、頭に浮かぶ映像が俄然リアルなものになった。年中半袖&短パン生活を目指して、今日も頑張るか(笑)。
Captain Funk – Rakuen #downtempo #rnb #mellowbeats
https://www.youtube.com/watch?v=YuQqVF3Ij5U
『ピクサーの舞台裏という記録映像を観た。脚本や衣装など、専任の担当者が作った雛形に対し全参加者が意見を出し、それが原案よりも良ければ即座に採用・修正される、徹底的に民主主義的なチームワークが貫かれていて驚く。「最大公約数的なベスト」を追求するのはピクサーの真骨頂だが、近年のディズニー周辺のクリエイションの傾向として「“正しく”作らねばならない」という道徳的/倫理的な規律が強くなりすぎて、現場が窒息しないか心配も少々。
Inside Pixar | Official Trailer | Disney+
https://youtu.be/BmYhYPNbhtw
自律神経とホルモン。日常でよく耳にする言葉だが、専門家ですらその「仕組みの違い」は理解していても、「どちらが原因か」を特定するのは極めて難しいという。ところで、テストステロンは誤解されがちな「攻撃のスイッチ」ではなく、年齢や性別を問わず、自分が属する場所で「いかに価値ある存在であり続けるか」を支える、極めて“社会的なホルモン”らしい。「自分らしく、社会の中で価値を感じて生きる」ことは、誰にとっても大切なことだと思う。
「なぜテストステロンは医学界でしばしば誤解されるのか?」(英語)| testosteronology
https://bit.ly/3PnWtxG
映画『ボビー・フィッシャーを探して』のモデルの天才チェス少年で、その後太極拳からフォイリング(通称「飛ぶヨット」)までを極める「上達の達人」ジョシュ・ウェイツキンは、自身の体調管理のためにHRV(心拍変動)を常に測定していると聞いた。僕も前から興味があったのだが、成人してこのかた腕時計すら殆どしたことのない僕はスマートウォッチを腕に装着するのに抵抗があった。ついに重い腰を上げて1つ手に入れたのだけど、これ着けて寝られるかな…。
最重要なものを鍛える技術 (MIQプロセス) | Josh Waitzkin & Dr. Andrew Huberman
https://youtu.be/UnGtVDU-Yw4
「言語化」ばかりがもてはやされる風潮には少し抵抗がある。英語圏の音楽ライセンス業界では、ずっと前から「自分の曲を言語化し、検索できるキーワードや説明に落とし込む力」が必須のスキルだった。知らない単語を覚えたことは勉強になったが、「耳で楽しむものを文字にするほど野暮なことはない」という思いは今も強い。僕は絵心がないので、言語化よりも、伝えたいことや相手から聞いた情報を的確に絵にできる「視覚化能力(描写力)」がもっと欲しい。
浜田雅功が個展開催。画伯のアート活動に賛否の声
https://bit.ly/4saOTp3
次の作品をどうまとめようか思案中。久々に歌物を作りたいと思って数十曲スケッチを作ったのだけど、歌詞とヴォーカルをどうしようかと考え出すと途端に手が止まる。実は、僕は大の音楽好きの割に、言語を問わず、歌詞に注目して深く浸る事はあまりない。でも、中身のない言葉が載った曲は、言語を問わず、耐えられない(笑)。1971年の言葉が、2026年の今、色あせるどころか、むしろこれまでになく切実なリアリティを持って鳴り響く。
Marvin Gaye – What's Going On (1971)(Lyric Video)
https://youtu.be/KDK7TiEiMOI

