Tatsuya’s daily notes with his favorites of the day.
For the older posts, please check his Japanese blog called “Findings.”

Note: The RSS feed URL of Microblog has moved to https://www.tatsuyaoe.com/findings/mcbg_w/feed/

中国の深圳の発展ぶりについては、Wiredなどのテック系メディアやYouTubeの旅行記などでご存知の方も多いと思う。深圳を含めて行きたい場所はたくさんあるのだけど、残念ながら長らく日本以外のアジアに足を運べていない。アメリカや日本の行き詰まり感に引っ張られないためにも、他のエリアを見て刺激を受けたい。深圳在住の英国人がこの動画で指摘するように、自分の目で確かめていない国を頭ごなしに中傷するのは自分の可能性を狭めるだけだ。

This Video Will Change Your View of CHINA! (no more lies) https://youtu.be/ED9iaYliMSg

中国の深圳の発展ぶりについては、Wiredなどのテック系メディアやYouTubeの旅行記などでご存知の方も多いと思う。深圳を含めて行きたい場所はたくさんあるのだけど、残念ながら長らく日本以外のアジアに足を運べていない。アメリカや日本の行き詰まり感に引っ張られないためにも、他のエリアを見て刺激を受けたい。深圳在住の英国人がこの動画で指摘するように、自分の目で確かめていない国を頭ごなしに中傷するのは自分の可能性を狭めるだけだ。

This Video Will Change Your View of CHINA! (no more lies) https://youtu.be/ED9iaYliMSg

Jay-Z「The Story of O.J.」で、彼が俳優の故O.J.シンプソンについて語っているのはほんの少しで、後は黒人に対する「十戒」のような厳しい言葉が並ぶ。その中に「アドバンスを追うのではなく、本当のチャンスを狙え」という一節がある。権利を放棄する代わりに前払金をもらって、(インスタ)”グラム”で車や札束をひけらかすラッパーたちを批判しているようだ。お金は失うとショックが大きいが、権利を失ってもその深刻さにすぐ気付かないことが多い。

JAY-Z – The Story of O.J. https://youtu.be/RM7lw0Ovzq0

人はお金と未来の話になると饒舌になる。何だか自分が賢くて、人の上に立った気になるのだと思う。昨日AIバブルに少し触れたけれど、AIやデータサイエンスなど「科学の未来」の話なのに、なぜ人々は「非科学的(文学的)」な予測に熱狂してしまうのだろう。テック企業やジャーナリストの語る未来は理性的な考察を飛び越え、チューリップ・バブルが起きた500年前と同じく、野蛮な過信や群集心理をあおる。科学は結局、人間の本能には勝てないのかな。

孫正義氏 「常時ON」で社員1人当たり1000個の"千手観音"AIエージェントを目指す https://ledge.ai/articles/softbank_world_2025_ai_agent_future

「Breakout」というのは、膠着・停滞した状態から脱して、何らかの衝動的な出来事が勃発することを意味する。インパクトのある便利な言葉で、株式市場で長期間停滞していた銘柄の株価が急騰もしくは暴落した時にも用いられる。僕はその意味でこの言葉を曲名に使ったわけではないけど、先日「エヌビディアの時価総額が日本のGDPを越えたなんてバブルだ」という記事を目にしたので、それにちなんだショート動画を作ってみました。

OE – Breakout (Short Edit) #electronicmusic #funk #minimalism https://youtube.com/shorts/1xH38RtjJ8Y

クリスマス、ホリデーシーズンになると、CBSやABCなどアメリカのネットワークテレビ局では「風と共に去りぬ」や「チョコレート工場」、「オズの魔法使い」、「サウンド・オブ・ミュージック」等の映画が必ずオンエアされる。「風と共に去りぬ」は奴隷制や銃社会が下敷きになっているので、今の視点から見ると違和感があるのだが、それでも「国民的名作」の地位は揺らがないのだろう。それはさておき、僕の曲の中では唯一ホリデーっぽい(笑)曲をお楽しみ下さい。

Captain Funk – Stardust (New Mix) – YouTube https://youtu.be/Yp3XjMsqRz8

このところYouTubeのプレイリストを整理・拡充しています。これまでは音楽のジャンルやテーマに沿った楽曲集を中心に作ってきましたが、音楽を聴く側(皆さんです)の使い道や機能を想定したプレイリストも充実させていきます。第一弾として「ランニング・ワークアウトのための楽曲」リストを作ってみました。コレクションの中心を占めるCaptain Funkの楽曲の大半は、Deluxe Editionに収録されている最新ミックスです。僕もこれを聴いて走ってみます!

(Playlist) Running Workout Music https://youtube.com/playlist?list=PLvPvwbfJHf5eurYxEZ_B2n0rX1F6N3mq9

昔、あるミュージシャンが「音楽を作るのは畳職人が畳を作るのと同じだ」と言ったという記事を読んだ。出典がなかったので真偽は定かではないが、その言葉を読んだとき、膝を打ちながらも、かなりドライな意見だと感じた。ただ僕自身は長らく、誰かに頼まれて畳(曲)を作ったことがなく、創作を職人気質に捉えすぎないようにしている。それは、畳作りを一生好きでいられる(=嫌いにならない)方法について真剣に考えた結果の、自分なりの答え。

ダ・ヴィンチは職人だった…「芸術家」と「職人」の違いとは? https://gentosha-go.com/articles/-/29391

遅ればせながら「ショパン国際コンクール」のドキュメンタリーを観た。1位を獲ったエリック・ルーの演奏スタイルが非常にアメリカ的なのが印象的だった。僕はこれまで、コンクールやコンテスト、ランキング、オーディションといった、他人による優劣の判断や評価システムに対して猛烈な反発心があって、それをバネに生きてきたところがある。演奏者の方々にはコンクールを一つの通過点と捉え、「自分が音楽と演奏を好きでいられること」を最優先に、邁進してほしいと思う。

【ショパンコンクール】審査員の発言に波紋「音楽のためではなく、拍手のために弾いている人もいる」 https://youtu.be/Ja3znTbQZkk

何事も経験を積むことは大事だけど、経験を積んだことで「何をすべきか」じゃなくて「何をすべきでないか」が先に浮かぶようになって、結局進めなくなったり、リスクを冒せなくなったら意味がない。知識や経験を得るほど臆病になり、快適領域でものを考え、バカなことをしなくなる。それを防ぐ一つの方法として「好奇心を持ち続ける」ということがあると思う。「これは自分の領域じゃない」と関心を限定しすぎない。ただし、噂話とかゴシップとかじゃなくて(笑)。

THE CURIOSITY GENE(好奇心の遺伝子) https://youtu.be/HhPZ7yx8ttg

当然ながら、自分の作った曲の中でも、動画のアイデアが浮かびやすいものとそうでないものがある。音でストーリーや感情を伝える行為と、動画でそれらを表現する行為は、必ずしも相性が良いとは限らない。特に時間の制約がある場合はなおさら、ふさわしい音楽にも制約が出てくる。目下、「ショート動画を作りやすい曲」を選んでいるのだが、他の名義に比べてOEの曲は選びやすい曲が多いかも知れない。

OE – Speed pf Love (Short Edit) https://youtube.com/shorts/UjFCxGBHI0w

「時間の使い方」についてのノウハウはあちこちで耳にする。だが、その大半は時間を「いかに効率良く使うか(How)」という話に終始している。果たしてジェームス・ダイソンは時間を効率的に使って、試作機を5,000も作っただろうか?ピカソが5万点もの作品を遺したのは、タイパを意識したからだろうか?一流のアスリートや演奏家はどうだろう?彼らは時間の効率を追ったのではなく、自分が何をすべきか(What)を絞り込み、それに「惜しみなく時間を使った」。

セネカ『人生の短さについて』 https://amzn.to/49iWNp0

タイラー・ペリーは今や押しも押されぬメディア・モーグル(帝王)だが、ニューオリンズの貧しい街に生まれ、父親から壮絶な虐待を受けて育った、生粋の苦労人。ハリウッドに無視され、評論家には酷評され続けた一方で、黒人庶民層の圧倒的な支持を得た。彼の作品は万人のツボにはまるとは限らないが、彼がビジネスで貫いてきた信条―「イニシアティブとオーナーシップを死守すべし」―には、100%賛同する。エンタメの世界では、これがいかに大変なことか。

『ハリウッドが無視する間に、彼は自分の帝国を作った』 https://youtu.be/PTzI8_0Qu-M

「はい!次はね、〇〇筋をはがしていきまーす!」──いつの頃からか、YouTubeのストレッチやマッサージの動画を見ていると、こんなフレーズを耳にすることが多くなった。「はがす」って何だ?「ほぐす」とは違うらしいが、僕が時折お世話になる整形外科医の方たちから、このフレーズを聞いたことはない。「筋膜リリース」という言葉が少し前に日本で流行っていたことすら知らなかったが、健康に関しては特に、流行や噂話を知らない方が健康でいられるかもしれない。

なぜ筋膜リリースは胡散臭いと言われるのか?その理由と真実 https://bit.ly/3Yy5rd8

アメリカは利下げ、日本は利上げと誰もが神経を尖らせているが、本来大事なのは、労働者一人一人や個々の企業が付加価値や生産性を高めることなのに、それよりも中央銀行の動きが世の中の指針を決めるかのような錯覚に囚われている。企業の業績よりも、中央銀行の一言やマネタリー・オペレーションで株価や市場心理が大きく揺らぐような経済状況は健全ではない。社会が「頑張りがいのある」場所であるように「陰で」支えるのが、政治家や役人の仕事。

『国富論』を図解してわかりやすく解説します |MindMeister https://mindmeister.jp/posts/Wealth-of-Nations

今年の前半は数学の本をけっこう読んだ。確率統計から微分積分まで、理系の大学生が1、2学年で学ぶくらいの内容やデータサイエンスをざっと勉強したけれど、それが今後どこで役に立つのかは正直よく分からない(笑)。でも、数学を勉強していると座禅を組むのに少し似ていて、頭の中の雑念が消えて、思考がクリアになる気がする。時間を見つけて、これからも続けていこうと思う。

食える数学 (角川ソフィア文庫) https://amzn.to/4pA09d1

僕の曲は映画やテレビ番組から企業のプロモーション映像まで幅広く使用されている。コンテンツの内容によって選ばれる曲のタイプが異なるのはもちろんだが、国や地域によっても好まれる傾向は大きく異なる。Dark Modelの曲では、日本では『Moment of Truth』や『Close to Infinity』のようなアップテンポの曲が好まれ、欧米では『Abandoned』のような重く、スローな楽曲が人気。いずれにしても、様々なプロの現場で引きがあるのはありがたいことです。

Dark Model – Abandoned (Short Edit) https://www.youtube.com/shorts/O6wruYj6W_A