創造のレッドオーシャン&ブルーオーシャン
アメリカでは、日本以上にクリエイティブな表現の画一化が進んでいます。結果に結びつかない個性やクリエイティビティは要らない、そんな行き過ぎた金銭的成果主義が犠牲にするものは想像以上に大きい。この風潮に屈して自分の創造性に限界を作ったり、蓋をしないように環境を設計していく努力が問われる時代にさしかかっているように思います。
アメリカでは、日本以上にクリエイティブな表現の画一化が進んでいます。結果に結びつかない個性やクリエイティビティは要らない、そんな行き過ぎた金銭的成果主義が犠牲にするものは想像以上に大きい。この風潮に屈して自分の創造性に限界を作ったり、蓋をしないように環境を設計していく努力が問われる時代にさしかかっているように思います。
2018年4月20日に発売されるOE名義でのニューアルバム「New Classics Vol.1 & 2」のお知らせと制作エピソードを紹介します。過去にOE名義で発表した楽曲を「記憶を辿って再現するのはやめて、今の気持ちで新たに作る」という取り組みで2枚のアルバムにまとめました。
2018年、年始のご挨拶。混乱を極めた2017年を経て、今年は今まで以上にマイペースを貫いて、穏やかな一年を過ごせるようにしたいと思っています。今年もよろしくお願いします。
OE名義での新しいリリースの制作が完了しました。今回は収録曲から「Rambler and Canter」を紹介します。その他に、音源チェックで使うヘッドフォンの話やニューヨーク・シティ・マラソンについて思うことなどを綴っています。
Contents1 OE(オー・イー)のニューリリースのお知らせと「All Around」試聴2 散漫でヒステリックな時代を逆走する3 リスナーは業界が考える以上に地に足が着いている?4 長距離マラソンとしてのアーティス […]
昨年の大統領選挙の結果とアメリカの今後に関しては憂慮するところも大きいですが、こういう時こそ個人レベル、国レベルでの「レジリエンス(弾力性、回復力)」が養われ、問われるのだと思っています。皆さんが充実した一年を送れるといいですね。今年もよろしくお願いします。
Dark Modelアルバム進行状況、映画「Sausage Party」への楽曲ライセンス、そしてデイヴィッド・ツヴィルナー・ギャラリーのエキシビションで印象的だったJordan Wolfson(ジョーダン・ウォルフソン)の作品「Colored Sculpture」を紹介。
ここ最近の映画・映像でタツヤ・オオエ(Captain Funk / Dark Model)の楽曲が使用された事例を幾つか紹介。ジョージ・クルーニー&ジュリア・ロバーツ主演「マネー・モンスター」、「ビッグバン★セオリー」、TBS「リアル脱出ゲームTV」など。
2016年、年始のご挨拶。このところDark Modelの新曲作りに時間を割きつつ、ジムで体を鍛えています。皆さんにとって2016年が素晴らしい年となることを祈っています。今年もよろしくお願いします。
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日
久々にレヴィ・ストロースの業績に触れる機会があり、「ブリコラージュ」という概念を思い出した。彼に指摘されるまでもなく、日本人はこの「ありあわせの道具や素材を使ってものを作る」ことがとても得意なので、この言葉に親近感を持つ人も多いはず。30年前に自分が曲作りを始めたのも、まさにこの手法。ただ、「ブリコラージュ」の相対する「エンジニアリング」も非常に大事なアプローチで、この2つの技術をたゆまず磨いてこそ創作が前進するのだと思っている。
ブリコラージュで実現する、「対話」と「受動的な創造性」に満ちた組織
https://www.cultibase.jp/articles/8784
香川県高松市にある栗林公園は、風光明媚な庭園として有名だけれど、今では栗の林は姿を消してしまった。その代わり、栗まんじゅうを扱う和菓子店が点在している。久しぶりに食べた栗まんじゅうの上品な味にも感動したが、それ以上に、その色合いと形が「ちいかわ」の「栗まんじゅう先輩」に似ていて思わず笑った(というか逆だけれど)。栗まんじゅう先輩がパンになったという記事を目にして、また栗林公園を訪れたくなったという、たわいのない話。ハーッ…
ちいかわ×ヤマザキパン「くりまんじゅうのくりあんぱん」
https://chiikawa.jp/archives/2173
「ジオエンジニアリング(気候工学、地球工学)」という途方もない発想を知ったのは、元マイクロソフトのCTOであり、料理研究家で写真家という多才な科学者ネイサン・ミアボルドのインタビューを見た時だった。「成層圏に微粒子を散布して太陽光を宇宙に反射する」など、SF小説の設定としても笑われかねない壮大で危険な構想に、本気で取り組む人たちがいる。日本ではあまり注目されないトピックだが、今後も動向を追っていきたい。
MIT Tech Review: 地球工学はなぜ検討に値するか?
http://bit.ly/3Wgrown