マイクロブログ・アーカイブズ 2021年9月
「クリエイティブとは何か」については誰もが饒舌に語るのだけど、創作をビジネスという観点から見ると「オーナーシップ」という概念が実はとても重要。「誰のお金でそれを作り、市場に流したのか?」を軽視して創作に関わることは、クリエイティブでない作品を作るよりもずっと、キャリアにとって危険だと思う。
「クリエイティブとは何か」については誰もが饒舌に語るのだけど、創作をビジネスという観点から見ると「オーナーシップ」という概念が実はとても重要。「誰のお金でそれを作り、市場に流したのか?」を軽視して創作に関わることは、クリエイティブでない作品を作るよりもずっと、キャリアにとって危険だと思う。
アメリカには著作隣接権制度がない。だからといって本来隣接権を持つはずの実演家達が不遇だとも言えず、彼らは彼らで稼ぐ手段がある。法律的な「正しさ」よりも、それぞれの立場の人が「稼げる仕組み」を確保できればOKという、実務優先な歴史的風土がある。
本当の人生は「人生(この世)はばかばかしいもの」と気付いた瞬間から始まるのだと思う。少なくとも自分(と大事な人達)の人生だけは有意義なものにしなくてはならないと必死で考え、行動するようになるから。「やっても無駄」と冷めた目でニヒリズムに徹して生きるのもありだが、それだけでは人生は長すぎる。
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/5 火曜日
12/8拍子、いわゆる「シャッフル」と呼ばれるリズムは、長い歴史を持つ。僕はよく使うけれど、エレクトロニックミュージックの世界では、「4つ打ち」のようにどこでも聴けて誰もが使うリズムではない。でも、昨日紹介した曲のように3連符の感覚を取り入れたリズムこそ、欧米と非欧米の世界を繋ぐカギが隠されているのではないかと思ったりもする。もしガーナのエウェ族の12/8拍子&ポリリズムを大きなフェス会場で奏でたら、どんなDJも勝てないだろう。
Local Ewe drummers playing complex 12/8 grooves
https://youtu.be/DG91NlH5lCE
ドジャースの連覇も、日本人選手の活躍も、もちろん喜ばしいことだ。けれど最近は、自分のこれまでの情報や知識のソースが、あまりに欧米と日本に偏っていたことを少し反省している。世界の野球人口がクリケット人口に及ばないことすら知らなかったし、エヌビディアやオープンAIのように英語圏のメディアを賑わしている企業だけが、世界のAI技術を牽引しているわけでもない。音楽もまた、リズムやグルーヴに関しては特に、欧米の外に聴くべきものが山ほどある。
One Two Three Four Chennai Express | Shahrukh Khan, Deepika Padukone
https://youtu.be/W9mrvDWUR9g
毎日1万歩以上歩くので、シューズは1年もまず持たない。だからいつも同じメーカーの同じサイズのものを何足も履き続けているのだけれど、メーカーがモデルを新しくしてしまうので、全く同じものを買い続けるのは難しい。今回購入した新しいモデルはフィット感が全然違っていて、何か変だなと思いつつも5日履いた挙げ句に足底筋膜炎になってしまった。こういう時はストレッチをして無理をせず、かつ余計な検索結果や煽り記事に惑わされないことが大事(笑)。