日々のつれづれと、その日のお気に入りを紹介するマイクロブログ『Day By Day』を月別にまとめたページです。今回は2022年3月分を紹介。最新の投稿は https://www.tatsuyaoe.com/microblog/ にて。
2022年3月31日
この国では数字の計算が苦手な人が多いが、数字の記憶もあまり得意ではない人が多い。郵便ボックスにはしょっちゅう上の階や隣の部屋の手紙が配達されているし、電話番号を書かせると1ケタ足りない事もある。極めつけは、SMSで「電話番号を教えてもらえる？」と聞いてきた人。あなたが今押したその番号なんだけど…。
Since You Left Me Lonely - song by Le Flex | Spotify
2022年3月30日
このところ「コズミック・カントリー」というジャンルが熱いと言われているらしい。グラム・パーソンズ等から脈々と続く、実験的でサイケデリックな「アウトサイダー（非正統派）のカントリー」を指すとのこと。これって『Songs of the Siren』で構想したことでは？あのアルバムはダンスミュージック的にも十分アウトサイダーだったけど（笑）
Planet Kharma - song by Captain Funk | Spotify
2022年3月28日
就寝時用に新しくBeatsのノイズキャンセリング（NC)・イヤホンを手に入れた。現在手元に４つのNCがあるが、装着感はBeatsが一番いいかも。ただ、音はSonyのWF, WHが圧倒的に好み。僕の様に内耳が敏感な人はあまり長時間NCを装着しない方が良いと思うので、購入する時は入念なリサーチをお勧めします。
Feelin' Lucky Lately (Full Length Album Mix) - song by High Fashion | Spotify
2022年3月27日
昨年リリースした『Sail and Cruise』に収録されたオーディオ・ビジュアライザー動画を8本分掲載しました。全て(DJ Mixしていない)フル・レングスの未発売ミックスになっていますので、Videoのページで是非お楽しみ下さい。
Call on Me (Night Cruising Mix) - song by Captain Funk | Spotify
2022年3月26日
アメリカは様々な地域での戦禍を逃れてきた移民が多く、彼らのエピソードを聞くと、災難や混乱、逆境がいかに人間（民族）を逞しく、弾力のある存在にしてきたかを思い知らされる。現在ウクライナで起こっている悲劇も然り。屈辱の歴史が長ければ長いほど、人はタフになり、鋭敏になる。
Phoenix Rise - song by Maxwell | Spotify
2022年3月25日
AdobeのCreative Cloudを使い始めて随分経つが、どのアプリも（自分が普段使う）音楽系ソフトほど使い尽くしていないので、近くもっと使い倒したいと思っている。ARなど、視覚の世界は聴覚の世界に比べると格段に未来への可能性が広がっているように見えるけれども、それは「隣の芝が青く見えて」いるのだけなのだろうか。
I Can't Go for That (No Can Do) - Nicolaas Remix - song by Daryl Hall & John Oates, Nicolaas | Spotify
2022年3月24日
高い建物に住むと気圧が低くなるので頭痛やめまいになりやすいという風説を聞いた（これも天気痛？）。現在の住まいはこれまでの人生で一番高い場所にあるのだが、気圧計で部屋を測ってみると地上より10ヘクトパスカルほど低い。これがどう体に影響するのか、気長に調べてみようと思う。
Funkin' for the Thrill - song by George Duke | Spotify
2022年3月23日
からくり儀右衛門こと田中久重の「万年時計」に関するドキュメンタリーを見た。ご存じない方は是非ネットや文献をチェックして頂きたいが、クリエイティビティから技術力、そして忍耐力まで、あらゆる点で凄すぎて愕然とする。江戸時代の方から創造的な刺激を受けられるなんて、この上ない幸せ。
Slowdance - song by Mndsgn | Spotify
2022年3月22日
あるニュースで「アメリカでは歩行者優先が徹底している」とのコメントがあって目を疑った。以前住んでいたNYやNJでは、青信号を渡っていても 歩行者に突進してきて曲がろうとするマナーの悪い車ばかりで、歩行者の中には怒って車を追っかけて飛び蹴りを入れる人までいる始末だった。皆さんが映画の中だけだと思うトンデモな光景は、実在します。
Ô Mulher - song by Marku Ribas | Spotify
2022年3月21日
Dark Modelの曲はESPNやFoxなどで放送されているボクシング、アメフト、野球、バスケ、そしてプロレスなど、ハードな体当たり系のスポーツの番組で使用される頻度がとても高い。ありがたい限りなのだけど、ただ一つ残念なのは、僕がその手のスポーツに疎くて自分の目でオンエアを確認できていないこと。
Bonzo's Montreux - Remaster - song by Led Zeppelin | Spotify
2022年3月20日
最近UX/UIやAI関連の情報を検索しているとmedium.comのブログ記事に行き着くことがよくある。確かにmediumには読み応えのある投稿が比較的多いが、ここまでしっかりした内容を書くならば、（プラットフォームからの小銭稼ぎを狙わないで）自分で独立したブログを立ち上げてくれた方が面白い世の中になるのにとも思う。
Moment's Notice - Live - song by McCoy Tyner, Ron Carter, Tony Williams | Spotify
2022年3月19日
レーベルを立ち上げる前2005年頃に書いたノートを見返したら、「音よりも人の面白さや人物像に熱狂する風潮にうんざり。人ではなく音が顔を持てば十分だ。”アーティスト”ではなく”プロダクトライン”という発想で行く」とあった。当初のこのコンセプトはこれからも変わらないだろう。
Jupiter Jam - song by Spirit Catcher | Spotify
2022年3月17日
街で中年女性が「日本はもう海外渡航を解禁したのかしら？ここ最近日本人の影が薄くなったわね」と心配気に尋ねて来た。「誰が悪い」的な議論で消耗する気はないが、水際対策に限らず、政府は締め付ける相手とオペレーションを間違えて、日本人が長年築き上げてきたものを大きく毀損させてしまったとは思う。
Demais - song by Azymuth | Spotify
2022年3月16日
毎朝食べる大好物のアボカドがこのところ目に見えて高騰。メキシコからの輸入を禁止したり解禁したりと、アボカドを巡るいざこざが続いている。アメリカはフルーツの半分、野菜の7割近くをメキシコ産に頼っているらしいので、そこに目をつけたキナ臭い動きがあるのは当然といえば当然。
Fat City Strut - song by Mandrill | Spotify
2022年3月15日
別件で国会図書館のデータベースを調べていて、自分がリミックスした曲が『モテキ』という映画にちなんだコンピレーションに収録されていたことを今日知った（疎すぎる、笑）。原曲がユーロだったのであえてダンスから離れたアレンジにしたのを覚えているが、もう21年も経つとは。
EVERYDAY AT THE BUS STOP - Captain Funk "Daydream" Edition - song by Tommy february6 | Spotify
2022年3月14日
僕が使っているAmazon Music (US)で、自分が聴いたアルバムやプレイリストよりも、全く興味のないポッドキャストのおすすめが画面を支配しはじめた。Spotifyの悪い部分を真似てしまった印象だが、現時点でポッドキャストと音楽は「耳で聴く」以外何の共通点もないので、このシフトは大いに疑問。
Daqui Pro Méier - song by Ed Motta | Spotify
2022年3月13日
日本は「人（人格、信用）」を頼って仕事をし、色々な面で人にばらつきがあるアメリカは「誰がやっても同じ成果が出る」ように「仕組み」に頼る。信頼を得たと思ってもすぐに振り出しに戻るので、競争が永遠に続く。残酷な様でいて、何度でもやり直しが効くという長所もある。
Get Another Plan - Extended Mix - song by Abstract Truth | Spotify
2022年3月12日
20年ほど前に大人気だったアメリカのドラマ「チャームド～魔女3姉妹」に、2009年リリース『Sunshine』の楽曲が使われていたことを知った。時間軸のつじつまが合わず一瞬戸惑ったが、最近配信用に映像を再編集した時に僕の曲に差し替わったようだ。不思議な位に音と映像がマッチしてた。
Need Your Love - song by Tennis | Spotify
2022年3月11日
ガソリン代が高騰しているせいで、スクーターの人気が高まっているようだ。それは別に良いのだけど、ヘルメットを被らないのが半数以上、「それ盗んだバイクじゃないの？」といった感じのイカれた金属音を出して走っているのが3割と、交通安全上穏やかでないのが困るところ。
What You Need - song by KAYTRANADA, Charlotte Day Wilson | Spotify
2022年3月10日
Dark Modelの『Judgment Day』が、中国の配信サービス「ネットイース（網易雲音楽）」で2020年5月の配信開始から2021年8月までに164万回も再生されていたことを知って驚いた。誰か強力に推してくれたリスナーの方でもいたのだろうか。とにかく嬉しい限りです！
Judgment Day - song by Dark Model | Spotify
2022年3月9日
アメリカの確定申告の締め切りは日本より1か月遅く、毎年3月上旬になるとエクセルを使った作業が俄然増える。現金で物を買う事が全くないので、領収書の山とにらめっこしないで済むようになって久しい。事務作業を減らすための最初の一歩は、生活や仕事のスタイルを単純にすること。
I'm Only Dreaming - song by Sidibe | Spotify
2022年3月8日
朝からプールで背泳ぎに励む。どんなに気持ちが澱んでいても、人は泳いでいる間は全てを忘れられる。ただ、上半身の筋肉が落ちて体がなかなか前に進まないことだけが、泳いでいてめちゃくちゃ気がかり。
Won't Give Up - The Realm Vocal Remix - song by Domu, Pete Simpson, The Realm | Spotify
2022年3月7日
街を歩いていたら「Tacos Kill Covid!（タコスを食べるとコロナが消える！）」と手書きで書いたプラカードを首に下げた男が、街ゆく観光客に声をかけている。最初タコスの店の新手の宣伝かと思ったが、近所でタコスを売っている気配はない。アメリカではこういう漫画のような、信じがたい光景に毎日出会える。
とばしてTaxi Man - song by Yurie Kokubu | Spotify
2022年3月6日
ネットでは陽気な音楽は軽んじられ、暗い音楽ほど深く、「良い」音楽だとされる傾向があるという。僕はどちらのタイプの音楽も隔てなく作るが、経験上、暗い人の気分に「同調 (tune-in)」する音楽を作るよりも、音で活力を与えて「変調/高揚 (tune-up)」させる方が、作り手のエネルギーと腕力をより必要とするように思う。
Seven Days Too Long - song by Chuck Wood | Spotify
2022年3月5日
アーティストというのは創造とペテンの間を行き来する生き物。見る者聴く者の「認識を操る、曲げる」という点では同じなのだが、後者の側面が強すぎると、作品を鑑賞・体感してもいない人の心まで操ってやろうという野心が前面に出てくる。時に、その浅ましい生き様の方が作品よりも作品らしくなることも。
Concrete Jungle - song by Little Beaver | Spotify
2022年3月4日
その昔、先輩のアーティストに普段どういった音楽を聴いているかを尋ねたら、「自分の曲ばかり聴いてる」とのこと。自分の出演番組の録画を見て大笑いする芸人に近い境地なのかなと思って当時は仰天したが、今はその言わんとすることが分かる気がする。
The Fugitive - song by MER | Spotify
2022年3月3日
Bandcampから「エピックゲームズに買収されました」という知らせが届いた。古い話だが、Myspaceがニュースコープに身売りした時に感じた失望を思い出す。どちらの会社が好き嫌いという話ではなく、企業文化の隔たりが大きすぎるように思うのは、自分が音楽側の人間だからか。
Ain’t No Hat 4 That - song by Robin Thicke | Spotify
2022年3月2日
国際音楽産業見本市MIDEMが長い歴史に終止符を打つという。僕は一度参加したのみだったが、韓国でのライセンス契約のオファーを頂いただけでなく、その後のキャリアを左右する出会いや学びを得た。自腹でカンヌに向かいほぼ全て飛び込みで商談をこなした、我々MERチームのド根性を褒めてあげたい。
Young Freedom - 2020 Remastered - song by Francis Lai | Spotify
2022年3月1日
せっかく海や森林に囲まれた場所を毎日散歩しているのに、これを音に納めないのは勿体ない。そう思い新たにレコーダーを購入したが不良品で、タイミングを逃したまま。フィールドレコーディングと言えば、『Physical Fiction』では東京で録音した音を様々に加工して使いました。
Celebrar - song by Sabrina Malheiros | Spotify
