Dark Model アルバム・レビュー第6弾 -「今年の私のベストアルバムになる予感」
「このアルバムにはぶっ飛んだ。実のところ、2014年の私のベストアルバムになる予感がしている。このアルバムにはかなり感動した。実によく出来ていて、最高の乗り心地だ。」- Music Street Journal「Dark Model」アルバムレビュー
「このアルバムにはぶっ飛んだ。実のところ、2014年の私のベストアルバムになる予感がしている。このアルバムにはかなり感動した。実によく出来ていて、最高の乗り心地だ。」- Music Street Journal「Dark Model」アルバムレビュー
「Dark Modelの同タイトル・アルバムは、他の誰とも似ていないエレクトロニック・サウンドを提供している。16曲を通して一つのオーケストラによるストーリーをリスナーに提供する、このシンフォニックな体験は唯一無二のものである。」(米 Examiner.com)
「Captain Funkとしても知られているタツヤオオエは、シネマティックなオーケストレーションとエッジーなエレクトロニック・ミュージックをブレンドさせ、殆ど誰も達成できないであろう強烈さを持った音楽を作り出している。」Wordkrapht Dark Model レビュー
「Dark Modelはシネマティックなスコアと最新形のダブ的な音響美学を融合させるという野心的な試みに挑む稀有な存在であり、アルバムを聴けばその試みが全面的に成功していることが分かる。」 Skopemag.com「Dark Model」アルバムレビュー
「新進気鋭のアーティストは必ずやDark Model の音を真似しようとするに違いない、だがオオエが自己の作品に吹き込む、その作品の緻密さは、抗しがたく圧倒的なものである。」 Veggie Fans「Dark Model」アルバムレビュー(5点中5)
Dark Modelのアルバム発売まであと10日を切り、いよいよカウントダウンです。Dark Modelの音楽は車と縁があるようで、昨日公開されたXBoxのゲームソフト Forza Motorsport 5のプロモ映像に「Oath」が使用されたというお知らせも舞い込んで来ました。
Dark Model ファースト・アルバムからの楽曲3曲が Model ElectronicのYoutubeページに登場しました。「Ran (Resistance)」「Onibi (Demon Fire)」、そして「Fate」のアルバムバージョンです。お楽しみ下さい。
Dark Modelファースト・アルバムから2曲紹介。「Ran(Resistance)」はクワイア(合唱団)サウンドを取り入れた、アグレッシブなオーケストラ・エレクトロニック、「Fate」はCaptain Funkにも通じる、エレクトロ色の強いオーケストラサウンドが特徴です
Dark Model ファースト・アルバムから2曲紹介。「Close to Infinity」はパーカッシブなリズムにオーケストラがビルドアップしていくタイプの壮大で疾走感のある曲。「Onibi (Demon Fire)」はさらに疾走感と重量感のある、スリリングな構成のオーケストラ楽曲です。
(めんどくさくない方の)ジャズ評論家テッド・ジョイアが「音楽業界のヒーローと悪役の見分け方」という記事を書いていた。僕は音楽” 業界人”ではないのでどちらのタイプとも交わる機会は殆どないが、悪役の一つに「音楽のことを”コンテンツ”と呼ぶヤツ」を挙げていたのには笑った。さらに言えば、音楽を「データ」と呼ぶ輩は僕の中の警報器が鳴る。これはモラルやリテラシーというよりも、「センス(感性)」の問題だと思う。
NPRのTiny Deskにチャールズ・ロイドが出演していたのを最近知った。大好きなジャズ音楽は沢山あるけど、ジャズって演奏家から評論家まで、何となく「めんどくさい」世界という印象があるので、寡黙にしている(笑)。ただアメリカの都市部では、こういう大御所のジャムっぽい演奏を普通に公園や駅で聴けたりして、もっとフレンドリーでオープンな存在なのも事実。といいつつ、この演奏の途中でコルトレーンのフレーズを一瞬発見して小躍りしてしまう自分がいる。
哲人キケロは晩年政治の喧騒を離れ、隠遁生活を余儀なくされた。その時郊外にある庭付きの別荘で執筆活動に明け暮れたという。「庭園と書斎があれば、後は何もいらない」という言葉が遺されている。その後彼は再び政界に戻り人間の地獄絵巻の中で悲惨な死を遂げる。実際のキケロは庭園と書斎だけでは満たされない権力欲や自己顕示欲など、沢山の煩悩が残っていたのだろう。賢人に向かって「足るを知れ」とは言えないけれど。