曾我蕭白「雲龍図」をイメージした楽曲制作/サウンドデザイン
NHK BSプレミアム「極上美の饗宴」で使用された、曾我蕭白「雲龍図」をテーマに作られた映像のための音楽を制作しました。アートディレクター、タナカノリユキさんとのコラボレーションです。
NHK BSプレミアム「極上美の饗宴」で使用された、曾我蕭白「雲龍図」をテーマに作られた映像のための音楽を制作しました。アートディレクター、タナカノリユキさんとのコラボレーションです。
新年明けましておめでとうございます。このFindings も9回目の新年を迎えました。引き続きよろしくお付き合いお願いします! 昨日は先日少しご紹介した展示会「The Performing Pot of Arts」(場所 […]
エンタテインメントの分野においても、日本に住む我々は安易に「海外」と「世界」という言葉を混同して使いがちですが、実際我々が「世界」と言って思い浮かべる世界は、世界のほんのほんの一部にしか過ぎないということを強く感じる今日この頃です。
サウンドデザインとコンポジションは非常に密接しているものだと考えています。人間の脳味噌が聴覚要素のどこまでを音楽的に捉え、どこからを非音楽的な「サウンド」と捉えるのかを考えつつも、時にそれらを分離させ、時にそれらを交差させながら音源を制作するのは、映像とコラボレーションする際の醍醐味の一つです。
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日
AI研究者・認知科学者として知られるゲイリー・マーカスは、AIの進化の行方について数年前から強い警鐘を鳴らしてきた。炎上好きな彼ゆえ、その発言はある程度割り引いて受け止めるのが賢明だが、日本のIT界には「あえて現状を疑い、問題を突きつける」論客が少ない。いずれにしても、AIビジネスが「誰のテストステロン(男性ホルモン)が一番か」とばかりに、まるでカジノの度胸試しのようになっている現状こそ、まさにバブル(=行き過ぎ)だとも言える。
Mac OSが今で言うクラシック環境だった頃、とても個性的で、しかも重宝し、しかも殆ど誰も知らない(笑)音声合成ソフトがあった。数年に一度はそのソフトを再び使いたくなるのだが、Basilisk IIというエミュレーターとMac OS 7.5.3のディスク(!)などを用意して下準備をしなければならないため、毎回思い立っては即座に挫折する。OE『Physical Fiction』や『New Classics Vol.2』に収録されている曲でよく用いた。
先日、池上彰さんが「嫌いな言葉は『真実』」と話しているのを見て、すぐに思い出したのは、トランプが設立したSNS「トゥルース・ソーシャル」だった。「真実と虚偽は顔が似ている。我々は欺瞞を拒む根性がないばかりか、むしろ自ら進んで罠に飛び込んでいく。虚しいことに、巻き込まれるのが好きなのだ。」モンテーニュがこう説いたのは、16世紀半ば。