Happy Holidays(ロサンゼルス Sync Summit参加報告など)
ロサンゼルスで開かれた、音楽ビジネスでの「シンク・ライセンス」に焦点を絞ったカンファレンスにパネリストとして参加してきました。その他、英国ノーザン・バレエ・シアターとのコラボレーションなど、最近の楽曲ライセンス情報をお伝えします
ロサンゼルスで開かれた、音楽ビジネスでの「シンク・ライセンス」に焦点を絞ったカンファレンスにパネリストとして参加してきました。その他、英国ノーザン・バレエ・シアターとのコラボレーションなど、最近の楽曲ライセンス情報をお伝えします
Dark Modelの新曲「I Will Return」の紹介と、音楽の「リアリティ」ということについて。僕は聴き手の想像力を膨らませるための「頭の中のリアリティ」「体感的に求めているリアリティ」が大事だと考えています。
今日は制作日誌は休憩、久々にCDを紹介します。ここ数年UKで成長しているジャンルGrime(グライム。とはいえニュアンスを説明しずらいので音をチェックしてみて下さい)の中でも歌ものを集めた“The Voice […]
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日
2年ぶりに、各種がん検査を含めた健康診断を受けた。詳しい結果はこれからだが、現時点では異常なし。毎日2時間体を動かし、毎朝山盛りの野菜を食べ、超規則正しい生活を送っているので、これ以上健康的にしろと助言されても思いつかない(笑)。今も健在な父は「俺は生命線が2本あるから、まだ大丈夫だ」と冗談めかして言う。長寿も素晴らしいが、最後に心の底から笑える人生は、さらに素晴らしい。
創作手法にあえて制約や縛りを設けることで、よりクリエイティブなものが生まれることもある。これは作り手なら誰もが経験しているだろう。ただ、そうして生まれた作品を受け手がどう感じるか以前に、このアプローチ自体が目的化・教義化してしまったり、作り手としてむしろ満足できないクオリティに陥ってしまうなら意味がない。そんなことを、かつて話題になった映画製作運動『ドグマ95』を思い出しながら考えた。昨日の「度胸比べ」も厄介だが、「ガマン比べ」も大変だ。
AI研究者・認知科学者として知られるゲイリー・マーカスは、AIの進化の行方について数年前から強い警鐘を鳴らしてきた。炎上好きな彼ゆえ、その発言はある程度割り引いて受け止めるのが賢明だが、日本のIT界には「あえて現状を疑い、問題を突きつける」論客が少ない。いずれにしても、AIビジネスが「誰のテストステロン(男性ホルモン)が一番か」とばかりに、まるでカジノの度胸比べのようになっている現状こそ、まさにバブル(=行き過ぎ)だとも言える。