今年は冬がとても長く、雨天やストームなどの悪天候続きでした。ようやく桜が咲く散歩日和に恵まれるようになってきましたが、大気が不安定なため、散歩やランニング中に突然雷雨に打たれることもあります。いつもながら、アメリカ暮らしはあらゆる面から僕をタフにしてくれます(笑)。
2年前のこの時期は晴天続きの中、爽快な気持ちで『Oceans』を制作していたことを思い出すのですが、今年は悪天候の中、頭の中の風景だけは南の島にしてアルバムを制作しています。そのアルバムが間もなく完成します。
今回のリリースは(DJ)ミックス・アルバムの体裁を考えていて、新曲と既存曲の新アレンジを一続きにミックスしたものになります。CDもリリースする予定ですが、配信であってもギャップレス再生の機能があるストリーミング・サービスであれば曲間が途切れることなくミックスを楽しんで頂けます。
ところで、Dark Modelの昨年のリリース『Driving Orchestral Electro Mix』もそうでしたが、一人のアーティストの作った曲だけで構成されたミックスアルバムというのは世の中にあまり出回っていないタイプの作品ではないでしょうか?アーティスト兼レーベルオーナーの特権を使ってわがままを形にしてみました、という訳ではなく、普段のアルバムの形とはまた別の角度やストーリー構成からCaptain Funkの楽曲を楽しんで欲しいという、「聴き方提案」として捉えて頂けたらと思っています。同じ作風の曲が続いて退屈な内容にならないよう、チョイスやアレンジの面で収録曲のキャラクターに幅を持たせています。
今日はその中から新曲「My Love Won’t Wait」のラフミックスを少しだけ聴いてみて下さい。この曲の様に、今回はヴォーカルを使った曲も収録されています。
5月半ばにはTopicsのページで詳細をお伝えできると思います!