Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
  • トップ
    • トピックス
    • サイトマップ
    • RSSフィード
    • お問い合わせ
  • プロフィール
    • バイオ(日本語)
    • プロジェクト
      • Captain Funk
      • Dark Model
      • OE
    • クレジット/受賞歴
    • 推奨コメント
    • インタビュー&リファレンス
    • Model Electronic Records
  • ディスコグラフィ
    • Captain Funk
    • Dark Model
    • OE
    • MER
    • コラボレーション
    • リミックス
    • コンピレーション
    • 歌詞
  • プレイリスト
    • テーマ別リスト
      • SF / サイバーパンク
      • ディスコ / ハウス
      • ダウンテンポ / トリップホップ / メロウ・ヒップホップ
      • エレクトロニック・ジャズ・ファンク / シンセ・ブギー
      • シンセウェイブ & ダーク・エレクトロ
      • ブレイクビーツ・ファンク / ビッグ・ビート
      • エピック・ハイブリッド:アップテンポ
      • エピック・ハイブリッド:ダウンテンポ&ミッドテンポ
      • ワイルド、バダス、スワッガー
      • サウンドスケープ&アンビエント
      • インディ & オルタナティブ・ロック
      • ヴィンテージ・ソウル、ファンク、ジャズ
      • ピアノをフィーチャーした楽曲
      • エレクトロニック・ポップ・ヴォーカル / シンセポップ
    • 映像使用された曲
    • Captain Funk プレイリスト
    • Dark Model プレイリスト
  • ブログ
    • 日本語ブログ
    • マイクロブログ
    • 英語ブログ
  • ビデオ
    • シンクロ事例
    • Dark Model
    • Captain Funk
    • OE
    • MER
  • ライセンス
    • Music Catalog for Pro
    • 申し込みフォーム
    • ライセンスFAQ
    • ライセンス参考情報
    • 需要が高い楽曲リスト
  • リンク/リソース
    • ストア・リスト
    • インタビュー&リンク

「効く」音楽

← 以前の投稿 │日本語ブログ Top│ 次の投稿 →
Home>Findings Top > Gereral > 「効く」音楽
Model Electronic視点近況音楽ビジネス
Mar 4, 2021
TVs and Speakers

Contents

  • 1 MER最新プロジェクト完了
  • 2 音楽が「誰かの役に立つ」時
  • 3 使われた意図を解読する

MER最新プロジェクト完了

2021年ももう二か月が過ぎてしまいましたね。僕は昨年末から自分のレーベルModel Electronic Records(MER)の制作にかかりきりで、昨日ようやくパッケージの製造会社への納品を終えたところです。このプロジェクトのためにここ15年位の間に制作したほぼ全ての楽曲のデータをチェックして編集、再レコーディング&ミックスダウンを行う必要があったのですが、この気が遠くなるような作業を敢行したお陰で、最終的には合計500以上のトラックの新しいミックス・バージョンが生まれました。

アーティストとして録音物/創作物のアウトプットが増えることももちろん嬉しいのですが、収穫としてさらに大きかったのは、数百曲の制作過程を一気に振り返ることでレーベル設立以降の自分が歩んできた道のりを再認識することが出来たことです。3つのプロジェクトのリリースしかしないというミニマルなアプローチを採っているとはいえ、アイデアの面でも資金の面でも共に枯渇することなく創作とリリース活動を続けられているのは、リスナーの皆さんはもちろんのこと、僕の音楽をテレビや映画等のメディアで使って下さっているユーザー、すなわちプロの目利きならぬ「耳利き」の方達の存在が大きいと思っています。

音楽が「誰かの役に立つ」時

自分のプロジェクトのための創作活動を第一に考えたいので、僕は特定のCMや映画のために楽曲を作り下ろして提供するという仕事は長らくやっていませんが、定期的にTopicsのページで紹介しているように、幸いにもアメリカや日本のテレビ番組や映画、トレイラー、ダンスシーンなどで僕の音楽を使って頂く機会に恵まれています。その「使用例」を僕が自分の目で確認できるチャンスは少ないものの、それでも年間数十から百種類位の事例には遭遇します。

www.tatsuyaoe.com
テレビ番組での楽曲使用実績(主に北米)- 2020年第2四半期 - | タツヤ・オオエ(...
https://www.tatsuyaoe.com/ja/2020/12/23/music-placements-for-tv-programs-promos-2020-q4/
『ザ・デイリー・ショー・ウィズ・トレヴァー・ノア』など、タツヤ(Captain Funk, Dark Model他)の楽曲がライセンス使用、フィーチャーされたテレビ番組及び番宣の抜粋事例です(主に北米。日本は除く)。

僕にとって自分の音楽が使われた事例を見ることはただ楽しいだけではなく、自分の音楽が映像や人の動きとどのように融合するのかや、僕の音楽をチョイスしたミュージック・スーパーバイザーやエディターの方たちがどのような意図でその曲をその映像に載せ、「音楽がどう機能し、映像に貢献したのか」を学べる、貴重なケーススタディの機会にもなっているんですね。音楽と機能という言葉は相性の悪い組み合わせに見えますが、映像に音楽をシンクロさせるという行為は作り手が何らかの演出的な効果や意図を込めているからこそ行われるのであって、単に「雰囲気的に合うから」という理由でプロのエディターが音楽を選ぶことはありません(どんな尺であっても音楽には必ず使用料が発生してしまいますしね)。

使われた意図を解読する

街頭や店内のBGM、ラジオ、ストリーミング、映画、テレビ番組、CM、アニメ、ゲーム、ウェブ動画、ダンス、パーティー、ヨガ、それぞれの状況下で流れている音楽にはそれぞれの意味や効果、そして物語があります。様々なシチュエーションで音楽が果たしている役割や必然性を解読してみる。そういったトレーニングを積んでおくと、ただ漫然と思い付きで曲を作るのではなく目的意識を持って曲を作る習慣が身に付きます。結果的に時間の無駄も省けるという副次的な効果もあります。僕のように自分の資金と時間配分で勝手気ままに創作が出来る環境だからこそ、この「目的と機能」を自覚することはとても大事なのではないかと考えています。

クリエイティブな自由や冒険心、反骨精神を失うことなく、かといって決してアーティスト的な自己満足や自己顕示欲の落とし穴にはまることもなく、現実社会で「存在意義がある音楽」を創り続けること。音楽が持つ「効く、貢献する」力(ポテンシャル)を作り手として決して無駄にしないこと。そんなことを考えながら今回の作業に臨んでいました。

こちらは長く厳しかった冬もようやく終わりに差し掛かりました。春の陽気の到来に期待しつつ、早速次の制作に取り掛かります!


これらの記事も併せて読まれています:
    Vegetablesパラレルワールドで「音の輪作」を営む FAQ-Dark-Model[更新済み] FAQs : Dark Model に関してのよくある質問集 Footloose coverミュージック・スーパービジョンとは - Vol.1 時代的背景 – Colored-Sculpture「直情型テクノロジーアート」との邂逅(ジョーダン・ウォルフソンの作品紹介など) OE - Speed of LoveOE『Tessera』『Speed of Love』映像をお楽しみ下さい
Model Electronic視点近況音楽ビジネス

Share

← 以前の投稿 │日本語ブログ Top│ 次の投稿 →

Tatsuya Oe Updated: 2024/11/5 火曜日

Videos

Findingsメール購読

マイクロブログ

No Title
14 July 2025

Excelは長らくいろんな用途で使ってきたけど、最近はマクロを組んだり、API経由でデータを取り込んだり、少し踏み込んだ使い方をするようになった。参考書を何冊か買って試してみると、自分が知らなかった機能や技が山ほど出てくる。時短や効率化のテクニックを学ぶ必要には迫られていないが、知らないことを知るのは単純に面白い。ただ、過去の自分の印税データを曲別や時系列で分析してグラフ化!みたいなのは生々しすぎてちょっと遠慮したい(笑)。

Excel マクロ&VBA やさしい教科書 https://amzn.to/44R8kbP

No Title
13 July 2025

「143」が「I love you」の意味として使われるようになったのは比較的最近のことだと思っていたら、なんと1895年にボストンの灯台で、1-4-3の点滅サイクルの光信号として使われたのが最初らしい。ロサンゼルスのフードトラックのメニューでこのスラングを見たとき、洒落た使い方だなと思ったけれど、実は日本で「4649(ヨロシク)」と書くセンスに相当するのか、その辺りのニュアンスをネイティブ・スピーカーに確認したことはまだない。

Huh? What Does '143' Mean, Exactly? http://bit.ly/40iLLvg

No Title
12 July 2025

初期のアップルでソフトウェアエンジニアを務めていたビル・アトキンソン氏が先月亡くなった。彼が中心となって開発したQuickDrawやHyperCardなど、グラフィカルなUIがあったからこそ、それまでコンピュータと無縁だった僕のような人間が新しい創造の世界を知ることができたのは間違いない。MS-DOSのパソコンが職場に溢れていた90年代初期、「パソコン買うなら断然Macだよ」と薦めてくれた先輩を、今改めて思い出し感謝している。

Scripting News: Bill Atkinson and QuickDraw http://scripting.com/2025/06/19/152802.html

https://www.tatsuyaoe.com/microblog/

今週の人気投稿 Top5

  • Synchronization 音楽著作権オペレーションの日米比較:「シンクロ権」の扱い方

  • Microblog-Archive-2025-June マイクロブログ・アーカイブズ 2025年6月

  • Microblog マイクロブログ(ルート)

  • Marching Drum 2 ドラムライン(マーチング・ドラム)の醍醐味 – Vol.2 演奏&制作ガイド –

  • The Little Big Beat Book 「ビッグ・ビート」というムーブメントに今、思うこと

Archives

  • About
  • ディスコグラフィ
  • 英語ブログ
  • 日本語ブログ
  • Day by Day (マイクロブログ)
  • 楽曲ライセンスについて
  • リンク&リファレンス
  • RSSフィード
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

サイト内検索

日本語ブログ内検索

タグ in Findings

Captain Funk CM音楽 Dark Model Dark Model アルバム・レビュー DJ / Gig Heavy Metal & Mellow Model Electronic OE Sunshine Thank You! Youtube ご挨拶 インタビュー クリエイター コンテンツビジネス ストア ソウル&ファンク ダンス&エレクトロニック テクノロジー ディスコ ビジネス/キャリア ファッション フェイバリット フランス プロモーション メディア ラジオ リミックス リリース ロック(80's) ロック(インディー) 仲間 広告と音楽 店頭情報 映画 映画音楽 書籍 楽曲試聴 米国 視点 近況 音楽ビジネス 音楽ライセンス 音楽制作 音楽解釈
Copyright © 2002-2022 Tatsuya Oe / Model Electronic. All rights reserved.
Read previous post:
Vegetables
パラレルワールドで「音の輪作」を営む

一つの...

Close