Updated: 2017/3/23 木曜日
Tatsuya Oe Updated: 2017/3/23 木曜日






生成AIの検索1回には、従来のGoogle検索の約10倍の電力がかかるという。僕はSDGsや循環型社会を唱えまくる人間ではないけれど、僕が暇つぶしにくだらない質問を投げかけ、AIが長文で回答を返すまさにその瞬間、どこかのデータセンターのサーバーがフル稼働し、(スマホを数分充電する程度の)電力を消費してCO2を排出している。半導体景気に狂喜乱舞する昨今、自分も含めたこのアンチ・サスティナブルな暴走の矛盾に、ふと寒気がする。
【データセンターが電力を“食い尽くす”】AIで急増する電力消費 2034年までに2900テラワット?
https://youtu.be/QPhfkN21TIo
かつて若手ピアニストがアーマッド・ジャマルに「あなたの演奏は空白(間, space)が絶妙ですね」と称賛したら、「あれは空白じゃなくて、自制心(discipline)と呼ぶんだよ」と返されたという。音を増やすより減らす方が、遙かに経験や訓練を要するのは当然だが、「(少ないが)足りている」のと「(何かが欠けて)足りない」の差は大きい。この差の間に「ミニマリズム」の答えがあると思う。
Ahmad Jamal – Poinciana – Olympia Paris – LIVE
https://youtu.be/SiARr9JhLEo
以前、英・中・西の3言語で世界の3分の1(約28億人)という話を書いたけれど、日本語の話者は世界で約1.5%程度。ネットであれ現実であれ、日本語だけが交わされる空間は、小さな部屋に人が密集している状態だということ。その密度の良し悪しは人それぞれだけど、世界の98.5%の人はその中でのせめぎ合いを全く知らずに過ごしている。そう考えると、日々の些末なことがあまり気にならなくなるのでは?パゴーヂ(サンバ)の名曲で良い週末を。
Vou Festejar – Jorge Aragão e Convidados
https://youtu.be/N5cUaW3VffY