ミュージック・スーパービジョンとは - Vol.2 「Saturday Night Fever」の時代 –
ビージーズによるテーマ曲が有名な大ヒット映画「サタデー・ナイト・フィーバー」、実は彼らの参加が決まったのは映画の撮影後だったという説があります。ではあの映画には当初何の曲が使われ、どういう経緯でビージーズが抜擢されたのか?そこから現在のミュージック・スーパーバイザー達の仕事が見えてきます。
ビージーズによるテーマ曲が有名な大ヒット映画「サタデー・ナイト・フィーバー」、実は彼らの参加が決まったのは映画の撮影後だったという説があります。ではあの映画には当初何の曲が使われ、どういう経緯でビージーズが抜擢されたのか?そこから現在のミュージック・スーパーバイザー達の仕事が見えてきます。
映画・テレビ番組・広告などのプロジェクトの中で使う音楽を監督・管理する「ミュージック・スーパーバイザー」という職業が注目され始めたのは70年後期から80年代のミュージックビデオ全盛の時代です。彼らの現在の仕事ぶりを紹介する前に、今回はその時代にさかのぼって背景を説明します。
既存の音楽を映画やテレビなどの映像プロジェクトで使用したい場合、使用許諾の手続きが複雑であること、著作権使用料が高いことが障壁になる場合があります。洋楽メジャーレーベルの楽曲使用料は数千万円に上ることもしばしば。そういった中で音楽をどう効果的に選び予算内に抑えるか、そのノウハウを10ほど紹介します
動画サイトの登場によって、企業から個人まで映像を制作・公開する機会が増え続けている一方で、映像に音楽を同期させて使用する権利=「シンクロ権」について参考になる情報はまだまだ少ないと言えます。今回はこのシンクロ権を中心に、日本とアメリカでの音楽著作権の管理方法・オペレーションの仕方の違いを解説します。
Dark Modelのファースト・アルバムのアートワーク制作に協力してくれたアートディレクター、リチャード・B・ロバーツ氏をインタビューしました。彼の独創的な作風はどこから来るのか、これまでキャリアの軌跡、彼の職業倫理観まで、クリエイターのみならずインパイアされるであろう興味深い内容となっています。
人間を「理性的な動物」と呼ぶことがありますが、生きていくために理性よりもずっと優先して理解されるべき、人間が本来持つ「動物性」について、渡米2年を経た今考えてみます。栗本慎一郎からドナルド・トランプまで、人間の動物性を垣間見る参考図書も紹介。
渡米時に持ってきたMacBook Proがふとしたことからハードディスクの故障を起こしました。Windows機に比べて、Macの場合は一旦調子が悪くなると状況を好転させるのがかなり難しいという印象がありますが、様々な手段を講じて完全修復しました。今回はその修復のポイント5つを紹介。
アメリカで現在ブームとなっている「リップ・シンク(口パク)」を紹介します。職人芸的な上手さではなく、いかにエンターテインメントとしてインパクトがあるかを競う「エア芸」が特徴です。ここから垣間見える、二次創作の「オープン化」の未来、その最もゲリラ的な手法としての「エア化」についても考えてみます。
メトロポリタン美術館で開催されている「China: Through The Looking Glass」展に、ファッションとアート、そしてアジア文化の(西洋的な)プレゼンテーション、演出方法の最前線を垣間見ました。
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日
12/8拍子、いわゆる「シャッフル」と呼ばれるリズムは、長い歴史を持つ。僕はよく使うけれど、エレクトロニックミュージックの世界では、「4つ打ち」のようにどこでも聴けて誰もが使うリズムではない。でも、昨日紹介した曲のように3連符の感覚を取り入れたリズムこそ、欧米と非欧米の世界を繋ぐカギが隠されているのではないかと思ったりもする。もしガーナのエウェ族の12/8拍子&ポリリズムを大きなフェス会場で奏でたら、どんなDJも勝てないだろう。
Local Ewe drummers playing complex 12/8 grooves
https://youtu.be/DG91NlH5lCE
ドジャースの連覇も、日本人選手の活躍も、もちろん喜ばしいことだ。けれど最近は、自分のこれまでの情報や知識のソースが、あまりに欧米と日本に偏っていたことを少し反省している。世界の野球人口がクリケット人口に及ばないことすら知らなかったし、エヌビディアやオープンAIのように英語圏のメディアを賑わしている企業だけが、世界のAI技術を牽引しているわけでもない。音楽もまた、リズムやグルーヴに関しては特に、欧米の外に聴くべきものが山ほどある。
One Two Three Four Chennai Express | Shahrukh Khan, Deepika Padukone
https://youtu.be/W9mrvDWUR9g
毎日1万歩以上歩くので、シューズは1年もまず持たない。だからいつも同じメーカーの同じサイズのものを何足も履き続けているのだけれど、メーカーがモデルを新しくしてしまうので、全く同じものを買い続けるのは難しい。今回購入した新しいモデルはフィット感が全然違っていて、何か変だなと思いつつも5日履いた挙げ句に足底筋膜炎になってしまった。こういう時はストレッチをして無理をせず、かつ余計な検索結果や煽り記事に惑わされないことが大事(笑)。