Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
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「一度学んだものを解体する」ススメ(英語の話)

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DJ / Gigテクノロジー英語視点
Aug 19, 2011

Contents

  • 1 2つの言語でコンテンツを作り、コミュニケーションすること
  • 2 「勉強した英語」と実際の英語
  • 3 英語にも婉曲表現はある

2つの言語でコンテンツを作り、コミュニケーションすること

このtatsuyaoe.comや僕がページを持っているソーシャルメディアなどの運営に関して、常に大きなジレンマがあります。それは言語の問題です。自分のリスナーの特性や自分の音楽を伝えていく可能性を考慮すると、日本語に加えて英語でも情報を提供することは必須なのですが、1つのウェブサイトやソーシャルメディアで両方の言語を混在させると様々な問題が生じるのです。

まず見ている皆さんが混乱されるでしょうし、自分でも何の話題をどちらの言語で(どのページに)書いたのかよく分からなくなって来るんですね。こういう苦労や混乱はネイティブな英語圏の人達には分からないでしょうけど(笑、彼らが読み手を意識して言語を使い分けることはまずないですから)、このソーシャルメディア全盛の時代、自分のみならず非英語圏に生まれ育った我々にとって、言語の問題は乗り越えていかなくてはいけない大きな課題です。

tatsuyaoe.comに関しては全てのコンテンツに関して両方の言語のページを用意するということで対応していますが、ソーシャルメディアに関しては各サービスで2つづつアカウントを取って情報を提供していくというのは、僕のキャパシティの問題で物理的に不可能です。以前幾つかのソーシャルメディアでそれを試したことがあるのですが、やはりギブアップでした。Googleなどの翻訳機能はやはりあくまで「補完機能」でしかなく、翻訳したり、言語(とオーディエンス)に応じて情報を最適化するというのは人間にしか出来ません。というわけで、今後も言語の問題に関しては試行錯誤が続いていくのかなという気がしています。

日本語で僕の情報をご覧の方には、少なくともこのtatsuyaoe.comではこれからも適切なタイミングで適切な情報をお伝えしていきますので、今後ともお付き合いよろしくお願いしますね。

「勉強した英語」と実際の英語

英語といえば、メールなどでやりとりしていて、職業や性格によってネイティブの人でも言葉遣いが随分違うものだなということをしばしば感じます。実際に会って話す時よりもその違いが出るかも知れません。最近日本ではビジネス英語の本がやたらと出版されていて、それらの本の中にはかなりカタイ表現や難しい言い回しを使うように教えているものも多いのですが、確かに覚えていて損はないものの、正式なプレスリリースでの文章でもない限り、実際にネイティブの人が会話やメールレベルのやり取りでは使っているのを見た事がないような表現を目にすることが結構あります。逆に、ネイティブの間では非常によく使われるのにこの手のテキストには一切出てこない表現も沢山あったりするので、英語(というか全ての言語)はやはりリアルなやり取りから覚えていく、もしくは一度テキストや学校で勉強したらそれを現実に併せて修正していくプロセスが絶対必要だと思います。

僕は学生時代から割と英語は好きでしたが、音楽の仕事を始めて実際に海外の人達と仕事をするようになって以降、また特にこの4,5年、ライセンスや配信の契約などさらに踏み込んだビジネスを自分で行うようになってから、この修正作業、というより「解体作業」の大事さを強く感じるようになりました。あと、自分の力量不足も(笑)。例えばこれはごく基本的な例ですが、日本の教科書に出てくる、「~した方がよい = had better」という表現は極力使わない方が良いです。実際には「~した方が身のためだぞ」的な、かなり失礼な命令口調に聞こえてしまいます。「~した方がよい」と言いたいなら、maybe you should とか it’d be better for you to, may (might) as well など他に適切な表現が沢山あるので、頭の中からこの “had better” を一旦デリートした方が良いでしょう。僕は今から十数年前まで、学校で覚えた通りにこの表現をネイティブの人達に対して使っていたのですが、随分上から目線に聞こえていたのかもなと思うと少しゾッとします(笑)。

今 might という言葉が出てきたのでついでに書いておくと、この might やwould, could などの法助動詞(っていうのかな)の過去形は過去時制を指すために使われるよりも、婉曲的な意味合いで使われることの方が実際の頻度は高いです。学校で習う仮定法では「私が鳥だったらあなたの所に飛んで行けるのに」的な、奇想天外な(笑)シチュエーションが強調されているためか、非現実な内容を表現する際に(のみ)これら法助動詞の過去形を使うかのようにインプットされてしまいがちですが、もっと現実的な内容や限りなくリアルタイムに近い状況に関しても、「I could do that = (実際にはやったことないけど)それだったら自分も出来ますよ」 とか 「That would be great = それだとすごくいいですね」等のように普通に使います。

英語にも婉曲表現はある

英語には日本語にばっちり相当するような敬語がない代わりに、こういった婉曲(曖昧)表現が沢山あって、欧米人が常に Yes or No で断定調に考えたり発言しているばかりではないということを認識することは大事かも知れません。「希望する」というのも、教科書では “I hope that” から始まる文が紋切り型の様に出てきますが、アメリカ人は特に “hopefully” をよく使ってこの言い回しのストレートさを避けます。 もっと言えば、この hope に関わらず、自分の事を言っていても文章を “I” から始める頻度は実は結構低い。メールを書くときなどは、出来るだけ I から始まる文を連続させないで文章を構成するように心がけるというのも良いかと思います。

しかしながら僕がちょっと確信が持てないのは、これらの現実的な言い回しが果たして日本の入学試験や学校のテストの英作文でどれだけの許容範囲を持って受け入れられているのかということ。現実的にしっくり来る自然な表現を学べば学ぶほどテストの点が下がる、なんて皮肉な事にならなければいいのですが…。恐らく日本の英語教育も、僕の学生時代よりは遥かにその辺りが進歩し洗練されてきているのだと思いますが、全ての試験やテキストにネイティブのチェックが入るわけではないので、いずれにしても一旦学校英語をマスターした後の修正・解体作業は必要なのかも知れませんね。


これらの記事も併せて読まれています:
    「お勉強」が度胸を奪う?(英語の話) Dark Model ファースト・アルバム・レビュー第4弾 Marching Drum 2ドラムライン(マーチング・ドラム)の醍醐味 – Vol.2 演奏&制作ガイド – Default ThumbnailMyspaceを通じた海外からのフィードバックを紹介します Default ThumbnailStay Connected(イベント情報、”Weekend” on 第一興商など)
DJ / Gigテクノロジー英語視点

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Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日

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