Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
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久々にOE名義の楽曲の話題を(”Tessera” & “Hollow Stone”)

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Home>Findings Top > OE > 久々にOE名義の楽曲の話題を(”Tessera” & “Hollow Stone”)
OEYoutube楽曲試聴視点音楽ライセンス
Jul 26, 2014

NYは心なしか涼しくなってきた感じがして、早くも夏が終わってしまいそうな気配すらしています。日本は真夏日が続いていると聞きますので、体調管理にくれぐれもご注意下さい。

Contents

  • 1 OE名義の楽曲の情報 – “Tessera” & “Hollow Stone”
  • 2 リスクテイキング=未来への可能性(自由)の貯金

OE名義の楽曲の情報 – “Tessera” & “Hollow Stone”

今日はDark Modelのレビュー情報から少し離れて、OE周辺のお話を。2003年にリリースしたOEのアルバム”Director’s Cut“の1曲目に収録されていた”Tessera” を、オーケストラバージョンとしてセルフカバーしました。このアイデアはDark Model のアルバムを制作している時に思いつき、今年の春にある程度の骨格を作っていたのですが、今週時間を作って完成させました。原曲の”Tessera”は(エレクトリック)ピアノ中心のパーカッシブなサウンドだったのに対して、このアレンジはストリングスを中心に構成されています。原曲が持っている躍動感・勢いを損なわずに、洗練された曲に仕上げることを目指しました。気に入ってもらえると嬉しいです。

OEと言えば、2002年のアルバム “Here and You“に収録されていた”Hollow Stone” の新しいミックスが、米スポーツブランドQuiksilver(クイックシルバー)の映像に使われています。なかなか映像の雰囲気に合っていますね。アメリカのアスリート向けのスポーツブランドの多くは、毎日の様にYoutube経由で動画をアップロードし、それぞれのブランドの姿勢に沿って様々なエピソードやストーリーを語りかけています。

この手のスポーツブランドから楽曲使用の依頼を受けることが多いので僕も映像を見る機会がしばしばあるのですが、実際のユーザーがリアリティを持って共感出来る(=自分ごととして感じられる)場面やメッセージを届けることに気を配っている印象を受けます。タレントや有名スポーツ選手を使ったドキュメンタリー的なアプローチというのは、テレビ番組でも広告でもよく見受けられますが(むしろそればっかりと言っても良い位ですね)、そういった目玉となるキャラクター=「客寄せパンダ」を使わずして映像で惹きつけるには、ストーリーやコンセプト自体がしっかりしていないとまず難しいでしょう。

リスクテイキング=未来への可能性(自由)の貯金

実は音楽にも同じことが言えます。リミックスやコラボレーションなど、有名なヴォーカリストや楽曲モチーフを使う場合はよほどの大間違いをしない限りそれなりに形にはなりますが、そういう派手な要素を使わずして曲に説得力を持たせるには、また違った工夫が必要になります。インストゥルメンタルの曲を作る場合は、そうした場面設定やストーリー展開をより明確に頭の中に描いていないといけないので、良い思考訓練になるとも言えますね。

そう考えていくと、2002-2005年辺りにOEとして創作したものや着想したアイデアが、現在の自分の創作活動に非常に大きな糧になっていることに気付かされます。新しい事を始めるということ、クリエイティブな自由を追い求めるという行為は常に様々なリスクを伴うものですが、それをしないこともまたリスクとなります。前者のリスクテイキングは時間を経て報われることもあり得るが、後者は時間が経てば経った分リスクが増えることはあっても減ることはありません。リスクテイクをするということは未来への可能性(自由)の貯金をすること。少し大げさな表現ですが、十数年前に作った自分の曲を新たにアレンジしながら、そんなことを考えた次第です。


これらの記事も併せて読まれています:
    Dark Model新曲「I Will Return」、そして音楽の「リアリティ」とは? 彼を知ればこそ己を知る -Part 1- いつかは名義の壁を突き破り… OE - Speed of LoveOE『Tessera』『Speed of Love』映像をお楽しみ下さい Default Thumbnail創作にさじ加減は無用
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Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日

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15 January 2026

AI 特集の番組で、タモリさんが 「人間性(を賛美すること)そのものが胡散臭い」と語っていた。案の定、出演者の誰もその発言の真意を確かめようとしなかった。ヴィクトール・フランクルは「過剰自己観察」という言葉で、自意識過剰がもたらす心身の疲労や機能不全を説明したが、人は「自分の前に鏡を置き、自分のことばかり考える」傾向がある。AIと人間のやり取りは、まさにこの「自己観察の無限ループ」に陥る可能性をはらんでいる。

過剰自己観察/反省除去 – ヴィクトール・フランクル・ロゴセラピー研究所 https://themeaningseeker.org/dereflection/

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布団にくるまり、何か映画でも見ようと思う。幸か不幸か、ジャン・リュック・ゴダールのドキュメンタリーに出会ってしまった。彼は時間芸術、とりわけ王道的な映画が持つ「物語性」を破壊することで革命と混乱を起こした。「物語を信じない」と斬り、自分の人生から作品に至るまで偶然や断片という眼差しで解体したのが、デヴィッド・ボウイだ。世界はいつしか物語まみれの時代に戻り、アルゴリズムに翻弄され、空虚な「辻褄合わせ」に躍起になっている。

【予告編】『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家』 https://youtu.be/jnLjmJXJims

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13 January 2026

エドワード・サイードの代表的著書『オリエンタリズム』で、彼は西欧諸国がつくりあげた東洋へのイメージや偏見を徹底的に批判した。彼自身は複雑でパッチワーク的なアイデンティティーの持ち主であり、自らを「アウト・オブ・プレイス(場違い、部外者)」と定義している。考えようによっては(西洋に追随し帝国主義に走った)日本も「場違いな東洋」だろう。「場違いの国に生まれた場違い」として(笑)、僕は彼の主張に一筋の光を感じる。

エドワード・W. サイード『知識人とは何か』 https://amzn.to/3NmlNTW

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