アフター・ザ・クール・ジャパン
元来自覚していなかった自分の「良さ」を他人に発掘・指摘されてしまった時、さてどうしましょう? お陰様で風邪はほぼ治りました。僕は何故か原宿に行くと風邪を引くというジンクスがあって(笑)、昨年も今年も原宿のラフォーレ前(今 […]
元来自覚していなかった自分の「良さ」を他人に発掘・指摘されてしまった時、さてどうしましょう? お陰様で風邪はほぼ治りました。僕は何故か原宿に行くと風邪を引くというジンクスがあって(笑)、昨年も今年も原宿のラフォーレ前(今 […]
アメリカのカレッジラジオWZIP-FM 88.1で、Captain Funk が “Dance Artist of the Week” に選ばれました。選んでくれた DJ Summer に心から感 […]
先日Newsのページでもお知らせしたPanasonic のサイト、もうご覧になれましたか?僕は三編のうち二編の音楽を担当させて頂きましたが、「金魚」編で行った、「インタラクションを想定した音作り」というのは普段あまり経験 […]
Tatsuya Oe Updated: 2017/3/23 木曜日
「Higher consciousness(高次の意識)」。リック・ルービン『The Creative Act』のオーディオブックを聴いていて、そんな言葉が浮かぶ。彼が80年代以降のロック、ヒップホップ、テクノに刻んだ功績は計り知れない。彼について不思議なのは、あれほど喧騒に満ちてダーティーでクレイジーな音楽と米音楽業界のど真ん中に長年いながら、どうしてこんなにも「心穏やか」でいられるのか、という点。彼の佇まいや語る言葉が、禅僧ティク・ナット・ハンのそれと変わらないのだ。
ダイソン氏の英国批判はいつも鋭い。「英国では、できるだけ努力せずに金で金を稼ぐ仕事が良しとされた。当然ながら、手仕事によるものづくりはもちろん、工場で機械を使うものづくりも極めて悪い仕事とされた。だが、マネー以外に何も生み出せない仕事ほど、情けなくて汚いものがあるだろうか?」正にその通りだと思うが、彼の憂いとは裏腹に、世界中が猛烈な勢いで「マネー以外何も生み出さない世界」へと突き進んでいる。この流れには屈しない。
あるポッドキャストのインタビューで、ジェームス・ダイソン氏(イギリス人)が「かつての”セトレ”のサスペンションはとても優れていたよ」と語っていた。しかし、「セトレ」というメーカー名を色々調べても出てこないため、僕の知らない自動車の部品メーカーなのだろうと解釈していた。だが昨日、それが日本でもかつて人気だったフランス車「シトロエン」のことだと分かった。アメリカにはディーラーすらないので、誰かが英語でこのブランド名を口にするのを聞いたことがなかったのだ。