Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
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音楽の「核心部分」と「ハッタリ」:オリジナリティとクオリティについて

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Home>Findings Top > Gereral > 音楽の「核心部分」と「ハッタリ」:オリジナリティとクオリティについて
Dark Model米国近況音楽制作音楽解釈
Jun 14, 2012
Originality

Quality前回のfindingsから早2週間が過ぎましたね、英語のブログの方はその間幾つか投稿したので、よかったらそちらもご覧下さい。少し専門的かも知れませんが、出来るだけfindingsとは被らない内容で、(主に海外の)リスナーや業界の方が興味を持って読んでもらえるようなものにしたいと思っています。

先週約5年間メインで使用していたMacが壊れました。ほぼPro Tools専用機として使っていたので急にマシンがイカレるのは本当に困るのですが、こういうこともあろうかと年初に新たにMacを購入してLogic ProとPro Tools10を搭載していたので、頭が真っ白とまでは行かずに済んでいます。

僕はあまり機材の話をするのが好きではなく、また特に拘りもなかったのですが、ここ最近は仕事上の必要性から、ある程度新しい機材・ソフトウェアの情報を仕入れておくようにはしています。最近はソフトウェアの価格もかなり下がってきているし、ネットで情報もすぐに入手出来るので、制作環境に関して言えばアマチュアとプロの差が相当縮まったのではないでしょうか。その分、より耳と感性を肥やし工夫をしていくことや、手作業や着想に時間をかけて独創性を出す事がより大事になってきているような気がします。

独創性うんぬん以前にクオリティが優先される世界もある

独創性(オリジナリティ)とクオリティのバランスをどう取るかというのはなかなか難しい問題です。独創性、クオリティ共に、「サウンドの」それか、「音楽的な」それか、によって話が違ってきますしね。例えば、映画やCM等で使用する音楽の世界では(主にアメリカでの話です)、サウンドのクオリティが低い、メリハリが弱い事は音楽的な「個性」や「独創性」の言い訳にはならないんですね。「鳴り」が悪くサウンドに説得力がなければ、メロディやメッセージに音楽的な豊潤さがあろうが弁解の余地なし。そこがローファイや粗雑さもまた個性/オリジナリティの一つになりうる、いわゆるアーティストの世界と大きく違うところでしょうか。サウンドが貧弱/ローファイであるのと、音楽的に貧弱である(もしくは個性がない)のとどちらが先に減点対象になるかと言えば、むしろ前者かなと思う位です。要は作品の「核心部分」よりも(表層的な)掴み、すなわち「ハッタリが肝心」ということかも知れません。

もちろん双方不可分なところもあり、両方兼ね備えてこそプロだとも言えるわけですが(どちらかに偏り・頼りすぎると結局は作品もキャリアも耐久性に乏しいものになってしまうものだと思います)、フォトジェニックならぬ「サウンドジェニック」であることが重要視される、またそれを「クオリティ」と呼んでしまうという風潮は、強まりこそすれ後退することはないでしょう。

新曲試聴:Dark Model “Judgement Day”

最後に先日Music UpdatesにアップしたDark Modelの曲”Judgment Day”を紹介しておきます。知り合いからイントロのストリングスは何のソフトを使っているのかという質問を受けたのですが、このソロバイオリンに関しては市販のソフトやサンプリング音源を使わない方法を採りました。最近はオーケストラ系、ハリウッド系の音源も格段にレベルが上がり充実していますが、小編成やソリストのアーティキュレーションを感情豊かに表現してくれるものは(自分の知っている範囲では)まだあまり多くないので、地味で(笑)時間のかかる仕込みをしています。


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Dark Model米国近況音楽制作音楽解釈

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Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日

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No Title
18 August 2025

世の中に「失敗」というものはなく、それは単に「上手く行かなかった方法」に過ぎないと考える。これはエジソンからフォード、ダイソンまで歴代の発明家が口をそろえて主張していること。ただ、「上手く行くまで試し、粘る」ことをしなければ、それはやはり失敗で終わってしまう。人間の情熱と時間には限りがあるから、全ての失敗を成功へ反転させることは出来ない。何をあきらめて、何に対して「とことん粘る」のか。その覚悟や決意は、自ら体得するしかないのだろう。

Characteristics of a design engineer https://youtu.be/SD6d8Em8q5A

No Title
17 August 2025

ある人物がノーベル平和賞を欲しがっているらしい。それはさておき、ノーベル賞を運営するスウェーデンやノルウェーの委員会は、西洋のアカデミズム・学術界の伝統に基づいているため、(米英の大学や研究所での実績や支援がなければ)非西洋の学者達がその実績を正当に評価される機会は依然として少ないように思える。ノーベル賞への過剰な関心を卒業し、日本を含め、中国やインド、韓国などアジアの優れた研究者を評価する風土が育ってほしい。

グーグル関係者のノーベル賞受賞相次ぐ、AI研究巡る議論に一石 | ロイター https://jp.reuters.com/business/technology/VATPF23IXNI7LHBPLZMKYB5RAA-2024-10-10/

No Title
16 August 2025

未来について考えたきっかけは、「植物には記憶があるのだろうか?」という疑問がふと浮かんだから。人間の脳による記憶や認知の仕組みとは異なり、植物にはそうしたものはないが、環境に順応したり、外部からの刺激に反応して習慣化を進める点では、植物も「覚え、学習して」はいる。それでも、人間よりも遥かに未来に向かって生きている。このリミックスはティミー・レジスフォードのDJで知った。原曲とは全く別の世界へ連れて行ってくれる。

London Grammar – Hey Now (Nooma's Touch Remix) https://youtu.be/WRpVjTOIW2E

https://www.tatsuyaoe.com/microblog/

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