Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
  • トップ
    • トピックス
    • サイトマップ
    • RSSフィード
    • お問い合わせ
  • プロフィール
    • バイオ(日本語)
    • プロジェクト
      • Captain Funk
      • Dark Model
      • OE
    • クレジット/受賞歴
    • 推奨コメント
    • インタビュー&リファレンス
    • Model Electronic Records
  • ディスコグラフィ
    • Captain Funk
    • Dark Model
    • OE
    • MER
    • コラボレーション
    • リミックス
    • コンピレーション
    • 歌詞
  • プレイリスト
    • テーマ別リスト
      • SF / サイバーパンク
      • ディスコ / ハウス
      • ダウンテンポ / トリップホップ / メロウ・ヒップホップ
      • エレクトロニック・ジャズ・ファンク / シンセ・ブギー
      • シンセウェイブ & ダーク・エレクトロ
      • ブレイクビーツ・ファンク / ビッグ・ビート
      • エピック・ハイブリッド:アップテンポ
      • エピック・ハイブリッド:ダウンテンポ&ミッドテンポ
      • ワイルド、バダス、スワッガー
      • サウンドスケープ&アンビエント
      • インディ & オルタナティブ・ロック
      • ヴィンテージ・ソウル、ファンク、ジャズ
      • ピアノをフィーチャーした楽曲
      • エレクトロニック・ポップ・ヴォーカル / シンセポップ
    • 映像使用された曲
    • Captain Funk プレイリスト
    • Dark Model プレイリスト
  • ブログ
    • 日本語ブログ
    • マイクロブログ
    • 英語ブログ
  • ビデオ
    • シンクロ事例
    • Dark Model
    • Captain Funk
    • OE
    • MER
  • ライセンス
    • Music Catalog for Pro
    • 申し込みフォーム
    • ライセンスFAQ
    • ライセンス参考情報
    • 需要が高い楽曲リスト
  • リンク/リソース
    • ストア・リスト
    • インタビュー&リンク

これまでも、これからも「エモーション第一主義」

← 以前の投稿 │日本語ブログ Top│ 次の投稿 →
Home>Findings Top > Gereral > これまでも、これからも「エモーション第一主義」
Youtube視点近況音楽制作音楽解釈
Dec 10, 2010
Two Kids with Joy

Splash liquorマスタリングまで時間に余裕があったので、先日お話したドイツのグループのリミックスの修正作業をし、最終ミックスを送りました。尺は相変わらず長く10分ありますが(笑)、より聴きやすく、よりメリハリが出るように細かいミックス調整を行った次第です。

意外に思われる時もありますが、僕は作曲に関してもミックスに関してもかなりのざっくり派です。細かい作業が得意と言われる日本人ですから、人並みに細部にこだわる部分はそれなりに持ち合わせているのだと思いますが、基本的には曲全体として感じるエモーションや作業上の勢い(ノリ、モメンタム)を重視しているので、各トラックや素材を分解して細かく見ていくと、案外ラフな部分が見え隠れすることがあるようです。以前一緒に作業をした友達から「すごいパンクだ!」と褒め言葉なのかそうでないのかよく分からないコメントをもらったことがありますが(要は雑だということです、笑)、結構当たっているかも知れません。あと、ピアノの音が「突き放したような、ぶっきらぼうな弾き方」らしい(爆)。

「クソの様な音をした偉大なレコードなんて幾らでもあるじゃないか」

トッド・ラングレンがある日本のバンドをプロデュースした時に、そのバンドのメンバーが「この部分の音がどうしても気になる」と言ったら、「そんなとこ気にするのは世界でお前一人だけだ」と言って軽く流したという話を聞いた事がありますが、その気持ち何となく分かります(^-^)。音楽は総合芸術的、というより総合力勝負ですから、あまり微細な要素にこだわりすぎると、リスナーの気持ち(耳)に立って大局を掴む眼力が失われることがあるように思うのですね。Black Crowes(ブラック・クロウズ)や Primal Scream(プライマル・スクリーム)のプロデュースでも知られ、しばしば Rick Rubin(リック・ルービン)の後継者的な存在と見なされているGeorge Drakoulias(ジョージ・ドラコウリアス)も、この Taxi というページのインタビューで「問題は音の良し悪しじゃない。クソの様な音をした偉大なレコードなんて幾らでもあるじゃないか。オレはもうサウンド(のクオリティ)は気にしないんだよ、マジで。」と言っていますが、もちろんわざわざ音を悪くする必要はないけれども、それよりも良い楽曲、エモーションを掻き立てられる音楽を作ることに力点を置くべきだと言いたいのでしょう(当然ながらこの辺りは主観的な問題ですから、人それぞれ自分にあったセオリーで音作りを行うのが良いと思います)。

I think in some ways if the song is OK and it’s a good song, the rest of it doesn’t matter. There are a lot of great records that sound like shit. I don’t even care about sounds anymore, really—I’m over it in a way.
– George Drakoulias

ところで、このところCF のYoutube ページのテコ入れ&拡充作戦を考えています。世の中ソーシャルメディアだらけではありますが、結局のところ世界中で誰もが使い親しんでいる「音楽が聴ける」サービスとなるとやはりYoutube になるのだなということを最近よく感じるためです。海外との仕事においても、参考曲やイメージ曲を紹介する時にも Youtube リンクを使って説明されることが常套手段になっており、こういう場合は数十秒しか聴けない iTunes ではなかなか要件を満たせない場合が多いです。

というわけで、このFindings を読んで頂いている方にはお馴染みの曲ばかりになるかと思いますが、過去の作品を徐々に Youtube でも紹介していこうと思っています。真っ黒の画面で音源だけ無骨にアップするわけにもいかないので(笑)、静止画+タイトル位のビデオを作って掲載していく予定です。もちろん、MP3ストアで配信・販売されている音源よりは相当音質が落ちますので、普段の観賞用・DJ用としては各ストアで販売されている音源を購入して頂けると嬉しいです。

ドイツのリミックスが終わったところで、次はお隣の国フランスのアーティストのリミックスのオファーが来ました。CM制作もまだ残っているので、しばらくは制作の日々が続きそうです。

PS: まだ実験段階ですが、tumblr も目下試しています。話題はFindings と重複するかも知れませんが、こちらは英語で気ままにかつ徒然と…。


これらの記事も併せて読まれています:
    Nightclub EDM on tatsuyaoe blogローテック競争、そしてEDMという「コードネーム」 火事場の馬鹿力を取り戻せ 「お勉強」が度胸を奪う?(英語の話) 生けて、生かされる音 音楽と映像の蜜月、音楽の自律性について
Youtube視点近況音楽制作音楽解釈

Share

← 以前の投稿 │日本語ブログ Top│ 次の投稿 →

Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日

Videos

Findingsメール購読

マイクロブログ

No Title
18 August 2025

世の中に「失敗」というものはなく、それは単に「上手く行かなかった方法」に過ぎないと考える。これはエジソンからフォード、ダイソンまで歴代の発明家が口をそろえて主張していること。ただ、「上手く行くまで試し、粘る」ことをしなければ、それはやはり失敗で終わってしまう。人間の情熱と時間には限りがあるから、全ての失敗を成功へ反転させることは出来ない。何をあきらめて、何に対して「とことん粘る」のか。その覚悟や決意は、自ら体得するしかないのだろう。

Characteristics of a design engineer https://youtu.be/SD6d8Em8q5A

No Title
17 August 2025

ある人物がノーベル平和賞を欲しがっているらしい。それはさておき、ノーベル賞を運営するスウェーデンやノルウェーの委員会は、西洋のアカデミズム・学術界の伝統に基づいているため、(米英の大学や研究所での実績や支援がなければ)非西洋の学者達がその実績を正当に評価される機会は依然として少ないように思える。ノーベル賞への過剰な関心を卒業し、日本を含め、中国やインド、韓国などアジアの優れた研究者を評価する風土が育ってほしい。

グーグル関係者のノーベル賞受賞相次ぐ、AI研究巡る議論に一石 | ロイター https://jp.reuters.com/business/technology/VATPF23IXNI7LHBPLZMKYB5RAA-2024-10-10/

No Title
16 August 2025

未来について考えたきっかけは、「植物には記憶があるのだろうか?」という疑問がふと浮かんだから。人間の脳による記憶や認知の仕組みとは異なり、植物にはそうしたものはないが、環境に順応したり、外部からの刺激に反応して習慣化を進める点では、植物も「覚え、学習して」はいる。それでも、人間よりも遥かに未来に向かって生きている。このリミックスはティミー・レジスフォードのDJで知った。原曲とは全く別の世界へ連れて行ってくれる。

London Grammar – Hey Now (Nooma's Touch Remix) https://youtu.be/WRpVjTOIW2E

https://www.tatsuyaoe.com/microblog/

今週の人気投稿 Top5

  • Synchronization 音楽著作権オペレーションの日米比較:「シンクロ権」の扱い方

  • Budget solution 映像に使う音楽のライセンスを予算内で、シンプルに行う10の方法

  • The Little Big Beat Book 「ビッグ・ビート」というムーブメントに今、思うこと

  • Microblog マイクロブログ(ルート)

  • Microblog-Archive-2025-July マイクロブログ・アーカイブズ 2025年7月

Archives

  • About
  • ディスコグラフィ
  • 英語ブログ
  • 日本語ブログ
  • Day by Day (マイクロブログ)
  • 楽曲ライセンスについて
  • リンク&リファレンス
  • RSSフィード
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

サイト内検索

日本語ブログ内検索

タグ in Findings

Captain Funk CM音楽 Dark Model Dark Model アルバム・レビュー DJ / Gig Heavy Metal & Mellow Model Electronic OE Sunshine Thank You! Youtube ご挨拶 インタビュー クリエイター コンテンツビジネス ストア ソウル&ファンク ダンス&エレクトロニック テクノロジー ディスコ ビジネス/キャリア ファッション フェイバリット フランス プロモーション メディア ラジオ リミックス リリース ロック(80's) ロック(インディー) 仲間 広告と音楽 店頭情報 映画 映画音楽 書籍 楽曲試聴 米国 視点 近況 音楽ビジネス 音楽ライセンス 音楽制作 音楽解釈
Copyright © 2002-2025 Tatsuya Oe / Model Electronic. All rights reserved.
Read previous post:
global network connection
時差を楽しみ、お金で買えない「熱意」に感謝する

時差の...

Close