Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
  • トップ
    • トピックス
    • サイトマップ
    • RSSフィード
    • お問い合わせ
  • プロフィール
    • バイオ(日本語)
    • プロジェクト
      • Captain Funk
      • Dark Model
      • OE
    • クレジット/受賞歴
    • 推奨コメント
    • インタビュー&リファレンス
    • Model Electronic Records
  • ディスコグラフィ
    • Captain Funk
    • Dark Model
    • OE
    • MER
    • コラボレーション
    • リミックス
    • コンピレーション
    • 歌詞
  • プレイリスト
    • テーマ別リスト
      • SF / サイバーパンク
      • ディスコ / ハウス
      • ダウンテンポ / トリップホップ / メロウ・ヒップホップ
      • エレクトロニック・ジャズ・ファンク / シンセ・ブギー
      • シンセウェイブ & ダーク・エレクトロ
      • ブレイクビーツ・ファンク / ビッグ・ビート
      • エピック・ハイブリッド:アップテンポ
      • エピック・ハイブリッド:ダウンテンポ&ミッドテンポ
      • ワイルド、バダス、スワッガー
      • サウンドスケープ&アンビエント
      • インディ & オルタナティブ・ロック
      • ヴィンテージ・ソウル、ファンク、ジャズ
      • ピアノをフィーチャーした楽曲
      • エレクトロニック・ポップ・ヴォーカル / シンセポップ
    • 映像使用された曲
    • Captain Funk プレイリスト
    • Dark Model プレイリスト
  • ブログ
    • 日本語ブログ
    • マイクロブログ
    • 英語ブログ
  • ビデオ
    • シンクロ事例
    • Dark Model
    • Captain Funk
    • OE
    • MER
  • ライセンス
    • Music Catalog for Pro
    • 申し込みフォーム
    • ライセンスFAQ
    • ライセンス参考情報
    • 需要が高い楽曲リスト
  • リンク/リソース
    • ストア・リスト
    • インタビュー&リンク

再び始まる、百年前の「つながり」(疑似「個人商店社会」)

← 以前の投稿 │日本語ブログ Top│ 次の投稿 →
Home>Findings Top > Gereral > 再び始まる、百年前の「つながり」(疑似「個人商店社会」)
テクノロジーフェイバリットメディア書籍視点
Sep 30, 2011

大幅にリニューアルした Link のページ、もうご覧になって頂いたでしょうか?今回はここ数年の間に立ち上がった関連サイトの紹介はもちろん、iTunes、AmazonをはじめとするCD・MP3ショップへのリンク、そして普段親しくさせて頂いている国内外のクリエイティブ系の友人へのリンクを充実させました。Findings をご覧の皆さんは既にご存知のサイトばかりかも知れませんが、お時間ある時に探索してみて頂けると嬉しいです。

Contents

  • 1 海を越えた「尊重と気遣いのコミュニケーション」
  • 2 パーソナルな、百年前の信頼社会
  • 3 新しい、疑似「個人商店社会」の生態系
  • 4 つながりの「広さ」から「深さ」を求める方向に向かうのか?

海を越えた「尊重と気遣いのコミュニケーション」

さて今週は再び海外とのやり取りで深夜中心の生活になっています。自分の楽曲が北米やイギリスなど海外の映像、ゲーム、企業キャンペーンなどに使われることになったという吉報が続いていて、そのフォローワークや交渉をしている最中です。それぞれお話を頂く会社が異なり、支払い方法から契約内容まで当然違うため、お互いが気持ち良く話を進めていけるようにするには相手への尊重・気遣いが欠かせません(もちろん英語の言い回しや時差への考慮も含めて)。

実際には会った事のない人達、しかも彼らは普段殆ど日本人はおろか東洋人と仕事をした事がないわけですから、僕の一挙一動がそのまま彼らの日本人に対するインプレッションに繋がる可能性もあることを意識しながらやり取りをしています。幸い僕がお付き合いさせて頂いている人達は、ビジネス(成果)のベクトルが同じ方向を向いてさえいれば国や人種は問わないタイプばかりですからスムーズに仕事が出来ていますが、そういったオープンマインドで前向きな人達に出会える機会が世界中にころがっている訳ではありません。むしろ、それが分かっているからこそ関係を上手に長く続けようという意識がお互い働くのでしょう。「担当を外れたからあの人とはもう用はなし」、みたいな世界とは真逆の、ガチ(笑)人間力が問われる世界です。

パーソナルな、百年前の信頼社会

と書いていて、セス・ゴーディンの著書「パーミションマーケティング」にあったくだりを思い出しました(この本が出版されたのは1999年ですが、今読んでも内容に全く遜色がありません)。そのくだりを端折って紹介すると、「百年前世間にあるのは小さな会社だけで、実際、取引される紙幣は小さな個人事業主の間を流通しているだけだった。ご近所の店は信用第一で、また実際に信用を受け、きっちり仕事をこなしていた。当時の顧客はクレジットカードも、電話も、フェデックスの個人番号も持っていなかったがそれで商売が出来た。企業は新しいお客さんがどういうひとかはっきりわかっていたので、それに適した扱いができた。経営者は、じっくり見込み客と話し込むことで客の人となりを知る事ができた。そうすることが結局は商売になることを知っていたからだ。その後巨大ブランドや多国籍企業が生まれ、”平気で人の考え事を中断する「土足メディア」「土足マーケティング」”が始まった。しかしその手法が世間に溢れ帰り消費者からうんざりされ、古典化・無力化していく。そんな中でインターネットの到来と共に、「新しい顔をした古いコンセプト」である、パーソナルで顧客の期待に応える(回数を重ねていく”デートの様な”)マーケティングが再び必要とされるようになった。」云々…。

新しい、疑似「個人商店社会」の生態系

これはマーケティングに限った事だけではなく、仕事の作法やコミュニケーション全般についても当てはまるのではないかと思います(個人的にはマーケティングという言葉自体を広く解釈して「相手の気持ちを考えて行動すること」だと考えるようにしていますが)。さらに言えば、仕事に関係するしないに関わらず、一人一人が自分の顔に責任を持ちその顔(看板)で信頼関係を築いていく、擬似的な「個人事業主(商店)集合社会」の様な生態系に近づいて来ているような気がするのは僕だけでしょうか。(「顔」つながりで無理繰りつなげるわけではありませんが、Facebook の様な記名性の高いSNSが普及してきたのも、そのことと相関関係があるような気がしています)。

つながりの「広さ」から「深さ」を求める方向に向かうのか?

少し話が脱線してしまいますが、そういう流れがもし現実にあるとしたら、インターネットでのコミュニケーションを未だリーチのボリュームで測るマスメディア的な発想法から離れられない傾向が一般的にあるというのは皮肉なものですね(もちろんインターネットにもマスメディア的な特性はあります)。自分も然りなのですが、このところGoogle広告のおかげで「コンバージョン率」という言葉・概念はある程度普及したものの、未だに我々はSNSやウェブサイトでの集客数、ページアクセス数、試聴者数、フレンドの人数、フォロワーの数など、リーチ(接触ボリューム)つまり「面」の勝負の世界、さらに分かりやすく言えば表面上の「人気取り」の世界に関心(と強迫観念)を奪われがちです。現実の社会に即して考えれば、一人の人間が何十万人とデートを重ねるのは物理的に不可能で長続きしない上、リスキーなのは分かっているにも関わらず(笑)。

そういう意味も含めて、セス・ゴーディンのくだりで書いた「百年前の信頼社会」なら自分はどう行動するか?なんて事を想像しながら仕事を進めている今日この頃です。


これらの記事も併せて読まれています:
    Disco = No Disco ? Downtown81See the Brighter Side: 小さなチーム、大胆な仕事 Default Thumbnail「あれ」も一回りすれば「それ」(エレクトロニック・ミュージックのトレンドについて) Default ThumbnailGood findings (今日の見っけもの) Default ThumbnailStay Connected(イベント情報、”Weekend” on 第一興商など)
テクノロジーフェイバリットメディア書籍視点

Share

← 以前の投稿 │日本語ブログ Top│ 次の投稿 →

Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日

Videos

Findingsメール購読

マイクロブログ

No Title
14 June 2025

近所にトルコ人が多く住む地域があって、そこのスーパーの品ぞろえがユニークだった。ピスタチオ入りの緑の焼き菓子「バクラヴァ」や、すごく伸びるアイス「ドンドゥルマ」など、大手チェーンでは見ない食べ物を売っていて発見の連続。あの不思議な食感のアイスがたまに恋しくなるのだが、最近はなんと、家庭でそれに似た食感のヨーグルトを楽しめる。どうやら「クレモリス菌」が鍵らしい。

This Turkish Ice Cream Doesn’t Melt – YouTube https://youtu.be/4p9EI6cRB0c

No Title
14 June 2025

以前のウェブでは、自分のサイトに有益な情報を載せれば、検索結果で上位に表示されるのが普通だった。ところが最近は、GoogleなどがAI検索を導入し、苦労して書いた情報が要約に使われて終わるだけ、という問題が起きている。「役に立つ情報ほど吸い取られる」悲劇が始まったというのだ。僕自身はむしろGoogle検索をあまり使わなくなり、使う時もAIによる要約機能はオフにしている。

BBC – Is Google about to destroy the web? https://bbc.in/3ZvOBg9

No Title
12 June 2025

「歴史に”たられば”はない」というのはその通りだ。でも、未来について空想したり、“たられば”を考えるのは悪いことじゃないと思う。過去の事ですら、事実は変えられなくても、その解釈は幾らでも変えられる。歴史は、エゴの強い「現実を都合よく捻じ曲げる人たち」によって作られてきた面があって、彼等の頭の中は自分勝手な“たられば(ファンタジー)”で一杯だ。僕ら普通の人だけが現実を直視してしかめっ面ばかりしているのは割に合わない。もっと空想しよう。

ファンタジーランド ―狂気と幻想のアメリカ500年史 https://amzn.to/4kFZxAk

https://www.tatsuyaoe.com/microblog/

今週の人気投稿 Top5

  • Synchronization 音楽著作権オペレーションの日米比較:「シンクロ権」の扱い方

  • Music licensing business 音楽ライセンス・ビジネスの変遷とビジネス・モデルの今

  • The Little Big Beat Book 「ビッグ・ビート」というムーブメントに今、思うこと

  • Microblog-Archive-2025-May マイクロブログ・アーカイブズ 2025年5月

  • Budget solution 映像に使う音楽のライセンスを予算内で、シンプルに行う10の方法

Archives

  • About
  • ディスコグラフィ
  • 英語ブログ
  • 日本語ブログ
  • Day by Day (マイクロブログ)
  • 楽曲ライセンスについて
  • リンク&リファレンス
  • RSSフィード
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

サイト内検索

日本語ブログ内検索

タグ in Findings

Captain Funk CM音楽 Dark Model Dark Model アルバム・レビュー DJ / Gig Heavy Metal & Mellow Model Electronic OE Sunshine Thank You! Youtube ご挨拶 インタビュー クリエイター コンテンツビジネス ストア ソウル&ファンク ダンス&エレクトロニック テクノロジー ディスコ ビジネス/キャリア ファッション フェイバリット フランス プロモーション メディア ラジオ リミックス リリース ロック(80's) ロック(インディー) 仲間 広告と音楽 店頭情報 映画 映画音楽 書籍 楽曲試聴 米国 視点 近況 音楽ビジネス 音楽ライセンス 音楽制作 音楽解釈
Copyright © 2002-2022 Tatsuya Oe / Model Electronic. All rights reserved.
Read previous post:
Need for Speedy Work(音と仕事は手際良く)

音楽と...

Close