現在「アルバム」に残された意味は?そして音楽の持つ「物語性」について
Dark Model 「Revenge Seeker」完全版の紹介。また、現在「アルバム」という形態でリリースすることに残されている意味について、音楽という時間表現のもつ物語性と併せて考察していきます。
Dark Model 「Revenge Seeker」完全版の紹介。また、現在「アルバム」という形態でリリースすることに残されている意味について、音楽という時間表現のもつ物語性と併せて考察していきます。
Captain Funkの楽曲の新バージョンを紹介しつつ、別のアレンジを用意することのクリエイティブ上、ビジネス上の意義について説明します。また海外の音楽ライセンス・ビジネスについて、その「Winner Takes All」の過酷な世界についても、自分のインタビュー記事も交えて紹介します。
成功する確率を倍にしたければトライアルと失敗の数を倍にすればいいだけのこと。数のゲームをこなせば、質は結果として上がる。逆に「数(失敗)」の裏付けのない「質」や「コツ」は脆いものです。そんな話を交えつつ、Dark Modelの楽曲が使用されたベライゾンTVCMなどの事例も紹介します。
ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、ジョン・キューザックらが出演した「ペーパーボーイ 真夏の引力」TVCMにDark Modelの楽曲が使用されました。今回はその他最近の楽曲使用事例と近況、そしてCaptain Funkの新曲を織り交ぜて紹介します。
Dark Model、Captain Funkの音楽が映画「Elysium 」初公開映像、米レクサスCMなどに使用されました。今回は「理解の絆」ということについて、自分の経験と、シクスト・ロドリゲスという、伝説のミュージシャンの紹介を交えてお話します。
Model ElectronicのYoutubeチャンネルを立ち上げました。新プロジェクトDark Modelの楽曲を試聴できますので、ぜひお立ち寄り下さい。
Dark Modelは映像的な音楽だと言えますが、実際何か具体的な映像を意識して作った音楽ではなく、「音楽を主役にした、音楽を聴く人のための(映画的・映像的な)音楽」というのが基本的な考えにあります。音楽、DJは映画と同じく、聴き手を「時間の旅」に誘う、ストーリーテラーなのです。
独創性(オリジナリティ)とクオリティのバランスをどう取るかというのは難しい問題です。アメリカの映画やCM等で使用する音楽の世界では、サウンドのクオリティが低い事は音楽的な「個性」や「独創性」の言い訳にはならない反面、強烈な個性はあまり問われないように思います。
本当のプロとしてキャリアを開拓し人生を全うするには、アーティストであれコンポーザーであれ、多様性/多作である事とクオリティは、どちらが優先されるという問題ではなくて、どちらもマストの「両輪」に過ぎないという確信に至りました。
当然ながら、自分の作った曲の中でも、動画のアイデアが浮かびやすいものとそうでないものがある。音でストーリーや感情を伝える行為と、動画でそれらを表現する行為は、必ずしも相性が良いとは限らない。特に時間の制約がある場合はなおさら、ふさわしい音楽にも制約が出てくる。目下、「ショート動画を作りやすい曲」を選んでいるのだが、他の名義に比べてOEの曲は選びやすい曲が多いかも知れない。
OE – Speed pf Love (Short Edit)
https://youtube.com/shorts/UjFCxGBHI0w
「時間の使い方」についてのノウハウはあちこちで耳にする。だが、その大半は時間を「いかに効率良く使うか(How)」という話に終始している。果たしてジェームス・ダイソンは時間を効率的に使って、試作機を5,000も作っただろうか?ピカソが5万点もの作品を遺したのは、タイパを意識したからだろうか?一流のアスリートや演奏家はどうだろう?彼らは時間の効率を追ったのではなく、自分が何をすべきか(What)を絞り込み、それに「惜しみなく時間を使った」。
セネカ『人生の短さについて』
https://amzn.to/49iWNp0
タイラー・ペリーは今や押しも押されぬメディア・モーグル(帝王)だが、ニューオリンズの貧しい街に生まれ、父親から壮絶な虐待を受けて育った、生粋の苦労人。ハリウッドに無視され、評論家には酷評され続けた一方で、黒人庶民層の圧倒的な支持を得た。彼の作品は万人のツボにはまるとは限らないが、彼がビジネスで貫いてきた信条―「イニシアティブとオーナーシップを死守すべし」―には、100%賛同する。エンタメの世界では、これがいかに大変なことか。
『ハリウッドが無視する間に、彼は自分の帝国を作った』
https://youtu.be/PTzI8_0Qu-M