Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
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500キロ走ってみて、日々の習慣について考える

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ビジネス/キャリア米国視点近況
Feb 4, 2020
Running

Contents

  • 1 ランニングを加えて100日経過しました
  • 2 ドラマとファンタジーが満載の国で、地に足のついた環境を創る
  • 3 習慣は「定時に組み込んで、機械的に繰り返す」もの
  • 4 「退屈さ」は習慣作りの助けになる
  • 5 成果を毎日数字で把握して、ゲーム化する
  • 6 まとめ:習慣をキープする秘訣
  • 7 僕が心掛けている「する習慣、しない習慣」
  • 8 ゴール:習慣から得られるもの、得たいもの

ランニングを加えて100日経過しました

ここ4年間毎日欠かさないジムでの運動にランニングを加えてみました。こちらは冬が長く、寒くて天気の悪い日が続いて散歩にすら出かけられない時もあるので、ジムに通っていてもまだ運動不足になりがちです。そこでまとまったカロリーを消費するために、昨年の10月中旬からジムで毎日3.5マイル程度(5.6キロメートル)走ることにしました。既に100日が経過したので、既に500キロ以上は走ったことになります。

元々人間ドックの結果は良好ですが、筋肉を若干つけたまま30代の頃と同じ体重をキープ出来ているので(肥満度はマイナス8.5程度)、飽食・肥満大国のこの国の悪い影響を受けずに健康的な生活を送れているとは思います。アメリカに来て7年、歯医者に一度行った以外は医者の世話になったことがありません。ただその一回、歯の詰め物が取れただけで治療に1500ドル(17万円程度)もかかったのには度肝を抜かれましたが(苦笑)。

ドラマとファンタジーが満載の国で、地に足のついた環境を創る

アメリカに来てから、「習慣を作る」ということについてさらに真剣に考えるようになりました。成功の秘訣や富の築き方を語る人はこの国には大勢いますが、金銭的な富や華々しい名声を一時的に築いても、破産、離婚、訴訟、事故、病気などのトラブルが絶えず人生のアップダウンが激しすぎる人、つまり「ドラマ」が多すぎて全然幸せそうに見えない人達で溢れかえっています。これは何もテレビに出ているセレブリティに限りません。

宝くじの様な幸運、おとぎ話の様な成功を夢見る人が多い反面、ふたを開けてみるとアメリカの4割の人が不慮の出費の400ドル(約4万4千円)を捻出する貯えがないという寒々しい現実があります(その歴史的背景については「ファンタジーランド ―狂気と幻想のアメリカ500年史」が参考になるでしょう)。そんな状況に囲まれていると、日々の生活を地に足のついたものにし、人生に余計なドラマを盛り込まなくて済むように、「環境を創る」ことの大事さを痛感するわけです。

僕は、住む国や場所に関わらず、「自分にとって快適な環境(生活環境、人間関係や働き方)を創り、継続させることが出来る」事こそが成功だと考えています。大事なのは自分本位で環境の良し悪しを測ること。他人との比較や第三者の評価、ネットの評判など、そういう物差しで環境を測ると幸せは遠のくでしょう(笑)。

ところで、環境というと「選ぶこと」に意識が向きがちですが、選んでおしまいでは全然なくて、その環境をさらに自分自身の「快適基準」に合うようにカスタマイズし、自分自身もまた環境になじむようにヴァージョンアップさせていく必要があると思います。そのためには、時間をかけて「自分を習慣づける」ことが欠かせないのですね。理想の洋服を選んでリフォームし、見た目も着心地もさらにフィットするように自分の体型をトレーニングで整えていくような感覚かも知れません。

習慣は「定時に組み込んで、機械的に繰り返す」もの

新しい習慣をルーティーン化することに関しては、僕は割と得意です。十代の頃、毎日勉強机に長時間座って鍛えたおかげかも知れません(笑)。新しい習慣を取り入れて継続させるには、ある程度の意志が必要になりますが、意志の強さに頼ってしまうと十中八九長続きしません。それよりも一日のスケジュールの中のどこか決まった時刻に意識的に組み込んで、それを「機械的に」繰り返すのが一番楽だと思います。

「朝7時(通勤時)に英語のポッドキャストを聞く」とか「夜8時半にジムに行って40分ランニングをする」とか。一旦ルーティーンを決めたら、そこに疑問を挟んだり安易に修正したりしないことが大事。そこに人間臭さを持ち込んではいけません。サルやロボットになったつもりで何か月かは日々淡々と反復する。その習慣の良し悪しを判断するのは100日位続けてみてからでいいと思います。

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「退屈さ」は習慣作りの助けになる

ところで、皆さんの印象に反してアメリカは日本に比べると娯楽が少ない国です。マンハッタン(およびNYC)はさておき、ニューヨークの他のエリアや殆どの州は、想像を絶するほどに街に娯楽が少なく退屈で単調です。散歩がてら立ち寄る本屋もカフェもないし、仕事を終えて同僚と一杯呑んで帰るお店もありません(家族や配偶者のいる人が仕事帰りに寄り道をすることはまずありません)。裏を返せば、誘惑がとても少ない。本人の意志さえあれば一日のスケジュールを安定的にこなし、仕事に存分に集中出来る環境を作りやすいということです。

とはいえ、上に書いたようにアメリカでは日々の生活にも「ドラマ(事件、騒動、いざこざ)」が起こりがちです。街は退屈極まりない反面、人はトラブルが絶えない。郵便局の対応がひどくて客が怒鳴りあってるとか、税務署が計算を間違えて(これ毎年!)無用の請求書を送りつけてくるとか、深夜大騒ぎをするゲーマーが隣に引っ越してきて眠れないとか、油断すると毎日誰かのヒューマンエラーやマナーの悪い行動で、我々を問題に巻き込んできます。なので、「自分からドラマの種は作らない」ことがとても大事になってきます。そのためにも、「静かな生活を送る」ための習慣作りは欠かせないのです。

成果を毎日数字で把握して、ゲーム化する

体重や心拍数のように数で測定できるものはもちろんのこと、そうでないものも時間やデータの量に置き換えたりして、できるだけ成果を数字で測るクセをつけると良いでしょう。覚えた単語の数や書いた文字数、今回の僕の様に走った距離など。「数字は嘘をつかない」と言ってしまうとドライに聞こえますが、上の話と同じく「成果に感情を挟まない」ことが大事かと思います。つまり一喜一憂しないでゲーム感覚で習慣づけのプロセスを楽しもうということです。

ところで、多くの作曲家、ミュージシャンは成果を「作った曲の数」で測ることには抵抗があると思います。僕もキャリアの初期はそうでしたが、レーベルを始め、楽曲をライセンスする機会が増えたりするにつれて、数は質を表すものだと考えるようになりました。昨年はアルバムを6枚制作しましたが、年間100曲産み出せる位の腕力とスピードがあれば、どの名義であってもそこそこの質の作品が残せるはずです。

まとめ:習慣をキープする秘訣

1.機械化:情緒、感情を挟まず、「時計じかけで機械的に」繰り返す
2.脱ドラマ化:習慣を安定化させるために、生活や環境を「単調で退屈なもの」にする
3.ゲーム化:成果を数で測って、ゲームのように途中経過を楽しむ

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僕が心掛けている「する習慣、しない習慣」

最後に参考として、僕が心掛けている習慣について紹介しておきます。これを皆さんにお薦めするわけでは全然ありません。
([追記] 2024年10月に修正・更新しました)

<日々行う習慣>

・平日は朝6時に起きる
・飲酒、喫煙はしない(僕がまだ喫煙者だと思っていた人、残念でした)
・毎日家で調理して食べる。食事は朝昼の2回。朝は同じ品目のサラダ、夕方はバナナなどの軽食のみ。
・毎日1時間×2セットのウォーキング(計1万歩)と軽いエクササイズ(エアロバイク、腕立て、ストレッチ等)
・毎日DAW(音楽制作)ソフトを立ち上げて、新しい曲を作る
・仕事以外の時間は家族との会話に最大限充てる

<ドラマを作らないための、「しない」習慣>

・(個人的なコミュニケーションに)ソーシャルメディアを使わない
・夜にメールのチェックと返信、そしてお金の計算をしない
・言語、メディアの種類に関係なくニュースを見すぎない、世事と他人に関心を持ちすぎない
・電話は出ない
・車を運転しない(車が必要な時はUberかLiftを使います)

ゴール:習慣から得られるもの、得たいもの

習慣は「それをして何を得たいか」という目標、ビジョンがないと、それを組み込む動機が作れません。自分の場合は、大きく3つ。その目標に関係のないものまでは習慣として抱え込まないようにしています。ピアノの練習とか(笑)。

各目標の詳細についてはまたいずれ。

1.健康で居続け、長生きをする
2.仕事に集中する:質を保ち、量を増やす
3.アメリカで負けない精神力と交渉力をキープする


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Tatsuya Oe Updated: 2024/12/24 火曜日

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