Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
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音で翻訳し、解決する(広告と音楽の話)

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Home>Findings Top > Gereral > 音で翻訳し、解決する(広告と音楽の話)
CM音楽広告と音楽視点音楽解釈
Feb 27, 2010
Shiseido Maquillage 2009 CM

広告やCMで音楽制作をする場合の心構えについて。自分はクライアントの課題を解決する「聴覚担当」だと考えていて、音楽的であること、音を鳴らすことを最優先で考えることはしません。そこが普段のアーティスト活動や作曲活動とはかなり違うところかなと思います。

Contents

  • 1 広告における、課題解決の「聴覚担当」
  • 2 「音楽的である」「音がある(音を鳴らす)」ことを最優先にしない
制作、打ち合わせ、海外とのやり取り、そして会計業務と、何だかバラエティに富んだ一週間でした。制作の仕事はまだ途中ではありますが、先ほど一段落着いたところです。

レーベルを始めて以降、自分のリリースやショップに関してこのfindingsで触れる機会は多いのですが、外部の仕事に関してはあまり紹介していないですね。このところ改めて考える機会があったので今日はそんなお話を。

広告における、課題解決の「聴覚担当」

リミックスやアーティストのプロデュースはさておき、外部から依頼される広告・CMの音楽制作に関しては、クライアント、そしてクライアントのマーケティング/コミュニケーション的な課題ありきですから、自分名義の作品を作る時とは心構えがかなり違います。音楽やサウンドがそれらメッセージを伝えるための触媒として貢献すること、そこに自分なり(もしくはチームなり)の課題に対する答え・メッセージの「翻訳」が込められていることが必須だと考えているからです。

もちろん、音がロジカルにメッセージを説明するわけではなく(そんな音は嫌だ、笑)、結局は感覚的な部分でしかないのですが、それでもメッセージや商品、実際に購入するターゲットへの理解、チーム内での解釈の共有なくして作業は始められません。そういう意味でCMのための作曲は、普段の作曲とはまた違った知恵の絞り方が要求される、チャレンジングな仕事ですね。たまたま自分はそういう恵まれたチームと仕事させて頂いているということもあるかも知れないですが、とてもやり甲斐を感じます。

「音楽的である」「音がある(音を鳴らす)」ことを最優先にしない

僕の場合当然担当するのは音楽ですが、その役割を担う際、「音楽的である」事が最優先なわけではなく、自分は伝えるべきメッセージの中での「聴覚担当」なんだと思っているんですね。映像が常に五感をフルに刺激させる必要はないわけで、聴覚を休ませて他の感覚を優先的に動員させるために音を副次的に使う、もしくは全く使わないという選択肢もあるでしょう。完全無音というのは放送コード上難しい場合もあるけれども、無理に音(音だと意識的に分かる音)で全てを埋め尽くす必要はないわけです。

音はメッセージと映像と連動して、有機的に時間軸を形成する一つの要素ですから、その一つの要素のみが独立して動くこともないし、まして暴走することもない。そういう点では意味の分からない、全く整合性のないタイアップ楽曲でお茶を濁すタイプの広告を見ると、広告にとってはもちろんのこと、音楽にとってもあまり幸せなことではないなと思ったりもします(最近は減りましたが)。

ところで、これを言うとよく驚かれるんですが、僕はオフィスでは殆ど無音です(笑)。どんな音楽であれ、音を聴いてしまうとそちらに意識が引っ張られてしまって仕事に集中できなくなるというのもありますが(職業病ですね)、各感覚をきちんと働くべき時に働かせるためには、「必要な時以外は音を出さない、聴かない」ということも大事なんじゃないかと思っているんです。

先日あるフラワーチェーンを経営している方が「花は生活必需品」という話をされていました。花のない生活環境に置かれた瞬間、花と共生する事の大事さをより理解したと。僕も音のある生活をありがたいと思える環境をキープしていきたいなと思います。

最後にYoutubeで見つけた、自分が音を担当したここ数年の国内の広告関連作品を幾つかご紹介しておきますね(ディレクター:タナカノリユキさん)。消滅してしまっていたらごめんなさい。


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CM音楽広告と音楽視点音楽解釈

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Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日

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27 August 2025

つい最近も、SNSで「ブラジルは関税を支払うべきだ」と発言しているのを実際に見かけたので、この記事の内容には違和感はない。関税の何たるかについては、大統領はもちろん、ゼニアの三つ揃いスーツで身を固めたウォール街の連中も、大半は都合の良い理解(=誤解)をしているように思う。彼らにとっては、40年前にオリバー・ストーンが風刺として描いたゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)が未だにロールモデルなのかも、と感じる時がある。

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「サインフェルド戦略」で先延ばし癖をやめる https://jamesclear.com/stop-procrastinating-seinfeld-strategy

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26 August 2025

伊能忠敬が日本全国の測量の旅に出発したのは56歳の時。最初は弟子や助手などの費用の大半を自ら負担するという、とてもインディペンデントなベンチャーだったらしい。まさに「新しいことを始めるのに年齢は関係ない」の好例とも言えるが、本人はそんなことすら意識せず、天文暦学の魅力に取りつかれていたに違いない。などと勝手に共感してしまう。夢覚めやらぬ56歳も悪くない。

伊能忠敬の知られざる生涯 〜実は日本地図が作りたいわけではなかった!?|千葉県公式観光サイト https://maruchiba.jp/feature/detail_286.html

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