Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
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アフター・ザ・クール・ジャパン

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Home>Findings Top > Gereral > アフター・ザ・クール・ジャパン
インタビューコンテンツビジネス米国視点音楽ビジネス音楽解釈
Dec 1, 2008

元来自覚していなかった自分の「良さ」を他人に発掘・指摘されてしまった時、さてどうしましょう?

Japanese Sensu

お陰様で風邪はほぼ治りました。僕は何故か原宿に行くと風邪を引くというジンクスがあって(笑)、昨年も今年も原宿のラフォーレ前(今年で言えばH&M前)を通った半日後に悪寒がしたのでした。全然嫌いな街ではないのに、そしてもちろん、裸で歩いていた訳でもないのに、どうしてなんでしょうね…。

ところで、先日NewsでアップしたJ-Pop Worldのインタビューは読んで頂けたでしょうか?全編英語でしかも少し硬い内容が多いのでヘヴィかも知れませんが、自分が普段考えている事を割りとストレートに伝えられたインタビューだと思います。インタビュアーの方(アメリカ在住のアメリカ人)が、非常に僕の事を知っていて、事前に周到な準備と予習をして質問を練られていた事に感心しました。

Tatsuya Oe J-Pop world interview 2008

回答の中でも書きましたが、日本のポップミュージックが多少なりとも海外でも知られているとするならば、また特に’90s以降の日本のオルタナティブ、インディペンデントな音楽が海外特にアメリカに浸透したのは、彼らの様な Finder, Appreciator(発掘者、良き理解者)がいたからであって、レコード会社や音楽出版社など供給側が強引なプッシュをしたわけでも、絨毯爆撃型の宣伝攻勢をしたわけでも何でもないんですよね(少なくとも僕らインディシーンに関しては)。理解あるファン、ジャーナリストやプロモーター達による、極めて自発的で、多くの見返りを要求しないボランティアな情報伝達と、それに呼応したミュージシャン達の草の根でのツアーやプレス活動の賜物なのだと思います。

今でこそクールジャパンと言われ、日本のポップカルチャーを有望な輸出「産業」だと捉える向きもありますが、クールジャパンという概念こそが逆輸入というか、外からクールと言われて「あら、自分たちってそうなの?」と気付いて後から、「じゃあそういう風に名乗らせて頂きます」と自称して(もしくは自己暗示をかけて)いる部分が大きい訳ですよね。海外メディアはずっと以前から、日本のクリエイターやアーティストを紹介するたびに、「キッチュ」「エキゾチック」などの、ストレートな褒め言葉ではないにせよ彼らなりのリスペクトを表す表現を使って、一定の評価をしてきました。ただそれがムーブメントになるほどの規模ではなかったこと、日本(特にメディア)もまだまだ海外の文化から吸収することに意識が集中していたため、そういった散発的な出来事や反応にあまり興味を示していませんでした。クリエイター達の無自覚な良さ、もっと平たくいえば「天然をつらぬくひたむきさ、潔さ」が日本のポップカルチャーの美徳だとすら言える部分もありました。

90年代を経てそこに変化が起こり、当人のクリエイター達をクリエイターを通り越してメディアや周囲が徐々に自覚的に、一部の領域では既に戦略的・確信犯的、さらに言えば自意識過剰になりつつあるわけですが、今後は、海外のマーケットとコミュニケーションを取る上で、その膨張しつつある自意識をどうコントロールしバランスを取っていくのがふさわしいのかを考えることも大きな課題となってくるんじゃないかと思います。自信を持つことはとても大事ですが、当人のクリエイターやアーティスト達は、元来他人の評価に関係なく創作を続ける信念や自分の作品に対する自信は持っているものです。外から降って湧いた賞賛でにわかに自意識を膨張させ、自分たちが本来関心・愛着のないものですら売れる「産業」になるとお祭り騒ぎを起こすのは彼らではない。その温度差や違和感は自ずとオーディエンス、ファンにも伝わってしまうのが予想できるだけに、今後の展開を注視していく必要があるかも知れませんね。

そんな中、クロアチアのリスナーの男の子が「Club Model Electronicでアルバム買ったよ!」なんてメッセージをくれたり、チェコの友達の誕生日をメールで祝ったりで、概念やワードよりも現実の方が数歩先に進んでいる感のある今日この頃です。


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Tatsuya Oe Updated: 2017/3/23 木曜日

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No Title
5 March 2026

「言語化」ばかりがもてはやされる風潮には少し抵抗がある。英語圏の音楽ライセンス業界では、ずっと前から「自分の曲を言語化し、検索できるキーワードや説明に落とし込む力」が必須のスキルだった。知らない単語を覚えたことは勉強になったが、「耳で楽しむものを文字にするほど野暮なことはない」という思いは今も強い。僕は絵心がないので、言語化よりも、伝えたいことや相手から聞いた情報を的確に絵にできる「視覚化能力(描写力)」がもっと欲しい。

浜田雅功が個展開催。画伯のアート活動に賛否の声 https://bit.ly/4saOTp3

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3 March 2026

次の作品をどうまとめようか思案中。久々に歌物を作りたいと思って数十曲スケッチを作ったのだけど、歌詞とヴォーカルをどうしようかと考え出すと途端に手が止まる。実は、僕は大の音楽好きの割に、言語を問わず、歌詞に注目して深く浸る事はあまりない。でも、中身のない言葉が載った曲は、言語を問わず、耐えられない(笑)。1971年の言葉が、2026年の今、色あせるどころか、むしろこれまでになく切実なリアリティを持って鳴り響く。

Marvin Gaye – What's Going On (1971)(Lyric Video) https://youtu.be/KDK7TiEiMOI

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2 March 2026

3月は事務作業が多く、音楽を浴びる時間が減る。散歩や運動中は語学番組やオーディオブックを聴くことが多く、音楽の出番が少ない。間もなく運動公園の近くに引っ越す予定なので、そこで音楽を聴きながら安全に歩こうと思う。日本では自転車の交通違反が厳格化されるが、歩行者にとって、接近してくる自転車の動きや距離感が(自動車のそれと違って)どれだけ予測不能で、ランダムで怖いかを、運転者側に理解・想像させるのは絶望的に難しい。

OE – Sky High (Short Edit) #electronic #funk #techno #contemporarymusic https://www.youtube.com/shorts/0OboG1K-inM

https://www.tatsuyaoe.com/microblog/

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