Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
  • トップ
    • トピックス
    • サイトマップ
    • RSSフィード
    • お問い合わせ
  • プロフィール
    • バイオ(日本語)
    • プロジェクト
      • Captain Funk
      • Dark Model
      • OE
    • クレジット/受賞歴
    • 推奨コメント
    • インタビュー&リファレンス
    • Model Electronic Records
  • ディスコグラフィ
    • Captain Funk
    • Dark Model
    • OE
    • MER
    • コラボレーション
    • リミックス
    • コンピレーション
    • 歌詞
  • プレイリスト
    • テーマ別リスト
      • SF / サイバーパンク
      • ディスコ / ハウス
      • ダウンテンポ / トリップホップ / メロウ・ヒップホップ
      • エレクトロニック・ジャズ・ファンク / シンセ・ブギー
      • シンセウェイブ & ダーク・エレクトロ
      • ブレイクビーツ・ファンク / ビッグ・ビート
      • エピック・ハイブリッド:アップテンポ
      • エピック・ハイブリッド:ダウンテンポ&ミッドテンポ
      • ワイルド、バダス、スワッガー
      • サウンドスケープ&アンビエント
      • インディ & オルタナティブ・ロック
      • ヴィンテージ・ソウル、ファンク、ジャズ
      • ピアノをフィーチャーした楽曲
      • エレクトロニック・ポップ・ヴォーカル / シンセポップ
    • 映像使用された曲
    • Captain Funk プレイリスト
    • Dark Model プレイリスト
  • ブログ
    • 日本語ブログ
    • マイクロブログ
    • 英語ブログ
  • ビデオ
    • シンクロ事例
    • Dark Model
    • Captain Funk
    • OE
    • MER
  • ライセンス
    • Music Catalog for Pro
    • 申し込みフォーム
    • ライセンスFAQ
    • ライセンス参考情報
    • 需要が高い楽曲リスト
  • リンク/リソース
    • ストア・リスト
    • インタビュー&リンク

Another Setting(音楽のルール、モード、もしくはテーマ設定)

← 以前の投稿 │日本語ブログ Top│ 次の投稿 →
Home>Findings Top > Gereral > Another Setting(音楽のルール、モード、もしくはテーマ設定)
フェイバリットロック(80's)視点音楽ビジネス音楽解釈
Apr 27, 2009

音楽を作る、ダンスミュージックを作る、サウンドデザインを行う、どれも等しく「作曲」とは呼ぶものの、その根底にあるルールやセッティングはかなり違ってきます。

Vinyl Records

ここ数日、外部から依頼を受けた制作の仕事を行っていました。所謂作曲やリミックスの仕事とは違ったサウンドデザイン的なセンスが必要な内容なので、別のクリエイティビティが刺激されています。

音楽を作る、ダンスミュージックを作る、サウンドデザインを行う、どれも等しく「作曲」とは呼ぶものの、その根底にあるルールがかなり違うんですね。ダンスミュージックの中でもある程度ジャンルのルールに順ずるもの、またそうでないものによってもアプローチの仕方は変わってきます。例えば「ハウスを作る」と言えばその時点で前提となるルールやモードがかなり存在しますが、「Captain Funkを作る」際のルールはそこまでタイトではない、というより、僕の中で実は毎回タイトにルールを設定していたとしても、皆さんがCaptain Funkを聴く際にそのルールやモードを(「ハウスを聴く」時の様な仕方や強度で)意識する訳ではないですよね。

ルールやモードというのは、それを守るにしても、あえてそこを外してズラすにしてもクリエイティビティが問われるのだと思います。規則通りに音楽を作ることが退屈でクリエイティブでないとは全然限らないし、規則を外せば必ずしも面白い作品になるわけでもない。むしろ相手に全く規則性(ノリ、セッティング、世界観、空気)が伝わらない無軌道な、散漫なものになるとすれば、それは作った人間のルール設定、テーマ設定が甘いからとも言えるかも知れません。ノイズミュージックや実験音楽であっても文脈はもちろんありますし(というか、むしろその文脈=「芯の強さ」が浮き彫りになる)。

DJも同じ様な事があてはまりそうです。保守的な選曲になれば安全ではあるが一本調子で(ライブ感のない)予定調和なものになり、起伏をつけすぎるとその波の変化にリアルタイムに乗り切れないサーフィンや船酔いをオーディエンスに強いることになる…。顔が知られているDJならそこを若干見逃してもらえたりしますが、それに慣れてしまうと海外や別のシチュエーションで撃沈する可能性があるので、僕らプロこそ気をつけないといけない部分だと思っています。

リアルタイムであれど、時差があれど、送り手と聴き手はそういった様々な世界観のセッティングのチャンネルを共有しているということなんでしょうね。所謂「キャッチー」とかポップと言われる音楽や、聴き手を瞬時に引き込む音楽は、そこのセッティング合わせ、チャンネル合わせのためのトリガーをリスナーがアクセスしやすい形で用意している、またそういう懐の広さをを持っているということなんだと思います。

もちろん、そのトリガーになる要素はあまりに多岐に渡っていて、また全てを把握・予測できるはずもないところ、そしてトリガーの感じ方も様々なところが、また音楽の奥深さということでしょうね。

今日のタイトルと同じタイトル名を持つThe Durutti Columnのアルバム“Another Setting”は、時々引っ張りだして聴きたくなる名作です。


これらの記事も併せて読まれています:
    See the brighter side(”Weekend”韓国チャート情報、海外音楽ニュース紹介など) Downtown81See the Brighter Side: 小さなチーム、大胆な仕事 Our Independence Day (僕らの独立記念日) Default Thumbnail盆と80年代が一度に… Default Thumbnail「あれ」も一回りすれば「それ」(エレクトロニック・ミュージックのトレンドについて)
フェイバリットロック(80's)視点音楽ビジネス音楽解釈

Share

← 以前の投稿 │日本語ブログ Top│ 次の投稿 →

Tatsuya Oe Updated: 2018/5/15 火曜日

Videos

Findingsメール購読

マイクロブログ

No Title
14 June 2025

近所にトルコ人が多く住む地域があって、そこのスーパーの品ぞろえがユニークだった。ピスタチオ入りの緑の焼き菓子「バクラヴァ」や、すごく伸びるアイス「ドンドゥルマ」など、大手チェーンでは見ない食べ物を売っていて発見の連続。あの不思議な食感のアイスがたまに恋しくなるのだが、最近はなんと、家庭でそれに似た食感のヨーグルトを楽しめる。どうやら「クレモリス菌」が鍵らしい。

This Turkish Ice Cream Doesn’t Melt – YouTube https://youtu.be/4p9EI6cRB0c

No Title
14 June 2025

以前のウェブでは、自分のサイトに有益な情報を載せれば、検索結果で上位に表示されるのが普通だった。ところが最近は、GoogleなどがAI検索を導入し、苦労して書いた情報が要約に使われて終わるだけ、という問題が起きている。「役に立つ情報ほど吸い取られる」悲劇が始まったというのだ。僕自身はむしろGoogle検索をあまり使わなくなり、使う時もAIによる要約機能はオフにしている。

BBC – Is Google about to destroy the web? https://bbc.in/3ZvOBg9

No Title
12 June 2025

「歴史に”たられば”はない」というのはその通りだ。でも、未来について空想したり、“たられば”を考えるのは悪いことじゃないと思う。過去の事ですら、事実は変えられなくても、その解釈は幾らでも変えられる。歴史は、エゴの強い「現実を都合よく捻じ曲げる人たち」によって作られてきた面があって、彼等の頭の中は自分勝手な“たられば(ファンタジー)”で一杯だ。僕ら普通の人だけが現実を直視してしかめっ面ばかりしているのは割に合わない。もっと空想しよう。

ファンタジーランド ―狂気と幻想のアメリカ500年史 https://amzn.to/4kFZxAk

https://www.tatsuyaoe.com/microblog/

今週の人気投稿 Top5

  • Synchronization 音楽著作権オペレーションの日米比較:「シンクロ権」の扱い方

  • Music licensing business 音楽ライセンス・ビジネスの変遷とビジネス・モデルの今

  • The Little Big Beat Book 「ビッグ・ビート」というムーブメントに今、思うこと

  • Microblog-Archive-2025-May マイクロブログ・アーカイブズ 2025年5月

  • Budget solution 映像に使う音楽のライセンスを予算内で、シンプルに行う10の方法

Archives

  • About
  • ディスコグラフィ
  • 英語ブログ
  • 日本語ブログ
  • Day by Day (マイクロブログ)
  • 楽曲ライセンスについて
  • リンク&リファレンス
  • RSSフィード
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

サイト内検索

日本語ブログ内検索

タグ in Findings

Captain Funk CM音楽 Dark Model Dark Model アルバム・レビュー DJ / Gig Heavy Metal & Mellow Model Electronic OE Sunshine Thank You! Youtube ご挨拶 インタビュー クリエイター コンテンツビジネス ストア ソウル&ファンク ダンス&エレクトロニック テクノロジー ディスコ ビジネス/キャリア ファッション フェイバリット フランス プロモーション メディア ラジオ リミックス リリース ロック(80's) ロック(インディー) 仲間 広告と音楽 店頭情報 映画 映画音楽 書籍 楽曲試聴 米国 視点 近況 音楽ビジネス 音楽ライセンス 音楽制作 音楽解釈
Copyright © 2002-2022 Tatsuya Oe / Model Electronic. All rights reserved.
Read previous post:
次のアルバム・タイトルはHEAVY 何?

Cap...

Close