Hand is Thinking(手が考えてくれている)
僕はこの4,5年は同じ型のノートを色違いで5種類位に分けて併用していて、それぞれ違ったテーマに沿って色々と書き留めています。考える作業においては、やはり「手で紙に書いて考える」という作業は僕にとっては必要不可欠です。頭で考えると言うよりも、「手が考えてくれている」感じになる時すらあります。
僕はこの4,5年は同じ型のノートを色違いで5種類位に分けて併用していて、それぞれ違ったテーマに沿って色々と書き留めています。考える作業においては、やはり「手で紙に書いて考える」という作業は僕にとっては必要不可欠です。頭で考えると言うよりも、「手が考えてくれている」感じになる時すらあります。
「仕事を生む仕組み」を創ること、仕事を面白くする環境を創ることは、作品そのものを創ることや外から見える(結果としての)仕事と同じく、もしくはそれ以上にクリエイティビティとエネルギーが必要で、魅力的な作業です。そういう意味で、僕はいわゆる「クリエイティブ」と言われる業種以外でのクリエイティビティにも非常に興味を持っています。
5月7日に韓国でアルバム Captain Funk “Korea Platinum Edition” が発売されます。Model Electronic からこれまでリリースした3枚のアルバムから JMC Entertainment がピックアップした、その名の通りプレミアムなセレクションになると思います。
今はミュージシャンも360度自分で考え行動しなくてはいけない自立の時代。長く音楽を生業としていくためには、周囲との関係を大切にしつつも、自分も周囲も共に成長できるような環境作りをミュージシャン本人が率先して考える必要がますます高まっていると思います。
韓国の大手サイトCyworld(サイワールド)にShibuya Chart というのがあって、発売直後の3/23、”Weekend”が1位になったそうです。僕にとってはこの曲が韓国での初めてのリリースなので、まずはCaptain Funk という名前に馴染んで頂けたらと思っていたところに、こういった嬉しいレスポンスを頂けることを心から嬉しく思います。
“Weekend (kissing, touching, tasting, loving)” が韓国でリリースされました。先方のレーベルから色々な掲載情報が送られてきているのですが、暖かい反応を頂きとても嬉しく感じています。
英語を使う機会が多い週でした。僕はリーディング、ライティングはそこそこなのですが、リスニングの能力がそれらより2割減だと自覚しているので、会話の時は出来るだけ「聞く」時間を大目に取ろうと心がけているんです。でもしゃべってしまう(笑)。
ゴールドラッシュの時に一番儲けたのは金脈を掘り当てた人ではなく、金脈を掘る道具を提供した者、もしくはその作業着(デニム)を提供した者だったという話はよく言われますが、今回のソーシャル・ネットワーキング・ラッシュやフリーミアムを巡る一連の盛り上がりも、それと似たような現象に見えます。
あらゆる音楽は、一度「ブルース化」すると、今度は受け手側の変化が送り手側に新たな息吹を与えて「次のブルース」へと進化させる。送り手と受け手の相互作用があるお陰で音楽は耐久性のあるもの、強度の強いものに洗練されていきます。
2007年のブログでは、当時出版されたばかりの『ジョルジオ・アルマーニ 帝王の美学』を読んでいることを書いていた。そこには「栄華もリスクも、ここまで全面的に一人の男が背負い、立ち続けている現役ブランドは意外と少ない」と記している。その後、彼やブランドの歩みをつぶさに追い続けていたわけではないが、最期まで彼の覚悟や姿勢は変わらなかっただろう。世界に素晴らしいクリエイションをもたらしてくれたことに、心から感謝の思いを捧げたい。
アドビのソフトはグラフィック系から映像系まで幅広く使っているが、最近はAuditionという音声編集ソフトをよく使う。特に重宝しているのが「テンプレート」と「バッチ処理」機能だ。例えば、アルバムの全曲を3分でフェイドアウトさせたい場合や、音量を3dB上げたい場合、1曲で行った編集工程をテンプレートとして記録し、それを全曲にまとめて適用できる。Adobe Creative Cloudを使っている人はぜひ試してみてほしい。
南アフリカ出身のピアニスト、ダラー・ブランドがイスラム教に改宗し、名前をアブドゥーラ・イブラヒムに変えていたことを知ったのは、実はわりと最近のことだ。大学に入り一人暮らしを始めた頃、彼のアルバム『African Piano』を寝る前によく聴いていた。当時は「夜聴くのにちょうどいい作品だ」と思っていたのだが、今あらためて聴いてみると、じわじわと盛り上げて爆発するエモーショナルな演奏が印象的で、よくこれを聴きながらうとうと出来たものだとつい笑ってしまう。