Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
  • トップ
    • トピックス
    • サイトマップ
    • RSSフィード
    • お問い合わせ
  • プロフィール
    • バイオ(日本語)
    • プロジェクト
      • Captain Funk
      • Dark Model
      • OE
    • クレジット/受賞歴
    • 推奨コメント
    • インタビュー&リファレンス
    • Model Electronic Records
  • ディスコグラフィ
    • Captain Funk
    • Dark Model
    • OE
    • MER
    • コラボレーション
    • リミックス
    • コンピレーション
    • 歌詞
  • プレイリスト
    • テーマ別リスト
      • SF / サイバーパンク
      • ディスコ / ハウス
      • ダウンテンポ / トリップホップ / メロウ・ヒップホップ
      • エレクトロニック・ジャズ・ファンク / シンセ・ブギー
      • シンセウェイブ & ダーク・エレクトロ
      • ブレイクビーツ・ファンク / ビッグ・ビート
      • エピック・ハイブリッド:アップテンポ
      • エピック・ハイブリッド:ダウンテンポ&ミッドテンポ
      • ワイルド、バダス、スワッガー
      • サウンドスケープ&アンビエント
      • インディ & オルタナティブ・ロック
      • ヴィンテージ・ソウル、ファンク、ジャズ
      • ピアノをフィーチャーした楽曲
      • エレクトロニック・ポップ・ヴォーカル / シンセポップ
    • 映像使用された曲
    • Captain Funk プレイリスト
    • Dark Model プレイリスト
  • ブログ
    • 日本語ブログ
    • マイクロブログ
    • 英語ブログ
  • ビデオ
    • シンクロ事例
    • Dark Model
    • Captain Funk
    • OE
    • MER
  • ライセンス
    • Music Catalog for Pro
    • 申し込みフォーム
    • ライセンスFAQ
    • ライセンス参考情報
    • 需要が高い楽曲リスト
  • リンク/リソース
    • ストア・リスト
    • インタビュー&リンク

分散処理には「合意」が必要(リミックスの話)

← 以前の投稿 │日本語ブログ Top│ 次の投稿 →
Home>Findings Top > Gereral > 分散処理には「合意」が必要(リミックスの話)
ダンス&エレクトロニックフェイバリットロック(インディー)視点
Oct 3, 2006

真昼のfinidngsです。最近夜Skypeミーティングをする事が多くて、定時出勤が崩れて来ていますが、更新するタイミングを見つけて出来る限りマメに続けていきますので、何卒よろしくお付き合い下さいね。

今日はロックっぽい感じで行きましょうか。12インチをマメに買っている方なら殆ど重複してしまっているかも知れませんが、おさらいの意味で “DFA Remixes Vol.2” を。僕も一時期よくスピンしていたTiga(ティガ)やHot Chips(ホット・チップス), Chromeo(クロミオ)などの割とフレッシュなメンツに始まり、Nine Inch Nails(ナイン・インチ・ネイルズ), NERD など大物まで、DFA が手掛けたリミックスを集めた一枚です。

こういう「リミックス集」って、版権の問題で結構リリースするのに手間がかかるんですよね。当然ながら各原曲(原盤)を所有しているレコード会社や出版社への使用許諾が必要ですから、ここに漕ぎ着けるまでにタイムラグが生じてしまうのはある程度避けられないところです。僕に関して言えば、今までのリミックスをボックスセットで出そう!なんて考えただけで残りの人生全部使ってしまいそうで、気が遠くなります(笑)。って書きながら気付いたんですが、この盤のチョイスに関しては割とレーベル的な関係が近い、EMI系列の音源が多いみたいです。いずれにせよ、リミックスしたからといって、権利上その曲が自由に使える訳では全然ないという事は、クリエイターの方はもちろんリスナーの方もトリビアとして知っておいても良いかもですね。だからといって、それは我々供給側の問題ですから、リスナーの皆さんが「ありがたや~」と思って聴く必要はないですけど。で、これは理屈抜きにDFAらしい作品集に仕上がっています。

次は最近プロモ版でChris Lake(クリス・レイク)による“Watching You”のリミックス盤が出たばかりのRogue Traders のアルバム “Here Comes the Drum” です。Chris Lake の12インチを紹介しても良いのですが、それはリンク先を見て頂くとして今日はアルバムを紹介しますね。

以前からこの手の「女性Voのパンキッシュなダンス」物は沢山紹介して来ていますが、彼等はその中でも最もキャッチーというか「一発狙ったれ!」感が強いというか、ある種の野心を感じますね(笑)。渋くてクール音を出すバンドは世に数えきれないほどありますが、最近こういう既視感バリバリの「いてまえ路線」のリリースが逆に少なくなったので、個人的には頼もしさを感じました。ベタな事で勝負に出るにはそれなりの覚悟が必要なんですよね、余程無自覚で天然な場合を除き(爆)。

RogueTraders.jpg

そういえば昨日ちょっとIKEAに行ったんです。ただ、買おうと思っていた本棚があまりに大きくて、カートに載せる段階からくじけてしまいました。「コストダウンはユーザーとのワークシェアの『合意』あってこそ」という、極めてシンプルな法則を痛感した次第です(もちろん、僕個人が消費者として簡単にIKEAに『合意』出来ない部分があるからこそ、大型家具の購入を躊躇してしまう訳ですが)。

最近個人的に、この「仕事の分散処理」って、もっとぶっ飛んだ方法(=飛躍的な解決法)があるんじゃないかなと考えるんです。一時期話題になったSETI@Homeプロジェクトではないですが、コンピュータと人間の配置の仕方やタイムシェアの仕方をもっと効率的にプログラム出来るはずだと…。本当はこういう側面こそ P2Pなり、Web2.0なり、オープンソース時代の醍醐味だと思うんですけどね。

広告やコミュニケーション、マーケティングの側面から「それでどう儲かるか」ということももちろん大事なのですが、それと同じくらいに「どう生産性が上がるか(もしくは楽になるか)」「どう創造的になれるか」という視点がとても大事だと思うんです。集合知の概念って、何もマーケティングデータを集める方便ということだけではないはずですから。

そういう意味で言えば、冒頭の「リミックス集」なんてコンセプトは、現代の「音楽の分散処理」の成果の一つなのかも知れません。素材をリミキサーにネットで送っておけば、本人がツアーで飛び回っている間に新たなアウトプットが生まれる訳ですからね。で、結果、リミキサー全員のギャラがコストダウンされるって?それは『合意』出来ない(爆)。


これらの記事も併せて読まれています:
    Default Thumbnailサイコロを振るがごとく、試し、失敗し、学習する Default ThumbnailFrom 新宿 to デトロイト Default Thumbnail嗚呼、「僕ら」のダンディズム part2 Default Thumbnail仕事と現実が一番の学習書 Default Thumbnailアフリカの方達とのレコーディング・セッションから戻りました
ダンス&エレクトロニックフェイバリットロック(インディー)視点

Share

← 以前の投稿 │日本語ブログ Top│ 次の投稿 →

Tatsuya Oe Updated: 2015/10/22 木曜日

Videos

Findingsメール購読

マイクロブログ

No Title
16 September 2025

効果音(サウンドエフェクト)は巷に出回っているので、わざわざ自分で作らなくても間に合うといえば間に合う。しかし、クセのある音や特徴的な音を作りたい場合は、シンセで波形を一から合成したり、自分で録音したオリジナル音源を加工して作るしかない。これは作曲とは異なる、いわば別の創作魂や忍耐力が試される世界。効果音といえば、ここ十年で最も定番化したのは「BRAAM(ブラーム)」だろう。次の時代を形作るのは、はたしてどんな音なのだろうか。

How to create professional CINEMATIC BRAAMS from scratch https://youtu.be/ZeTCWjfN0LQ

No Title
16 September 2025

2年ぶりに、各種がん検査を含めた健康診断を受けた。詳しい結果はこれからだが、現時点では異常なし。毎日2時間体を動かし、毎朝山盛りの野菜を食べ、超規則正しい生活を送っているので、これ以上健康的にしろと助言されても思いつかない(笑)。今も健在な父は「俺は生命線が2本あるから、まだ大丈夫だ」と冗談めかして言う。長寿も素晴らしいが、最後に心の底から笑える人生は、さらに素晴らしい。

ダニエル・リーバーマン『運動は長寿の特効薬か?』 https://youtu.be/hshBTJaFqNY

No Title
14 September 2025

創作手法にあえて制約や縛りを設けることで、よりクリエイティブなものが生まれることもある。これは作り手なら誰もが経験しているだろう。ただ、そうして生まれた作品を受け手がどう感じるか以前に、このアプローチ自体が目的化・教義化してしまったり、作り手としてむしろ満足できないクオリティに陥ってしまうなら意味がない。そんなことを、かつて話題になった映画製作運動『ドグマ95』を思い出しながら考えた。昨日の「度胸比べ」も厄介だが、「ガマン比べ」も大変だ。

トマス・ヴィンターベア『セレブレーション』(1998) https://amzn.to/4ppfNbo

https://www.tatsuyaoe.com/microblog/

今週の人気投稿 Top5

  • Synchronization 音楽著作権オペレーションの日米比較:「シンクロ権」の扱い方

  • The Little Big Beat Book 「ビッグ・ビート」というムーブメントに今、思うこと

  • Budget solution 映像に使う音楽のライセンスを予算内で、シンプルに行う10の方法

  • Microblog-Archive-2025-Aug マイクロブログ・アーカイブズ 2025年8月

  • Microblog マイクロブログ(ルート)

Archives

  • About
  • ディスコグラフィ
  • 英語ブログ
  • 日本語ブログ
  • Day by Day (マイクロブログ)
  • 楽曲ライセンスについて
  • リンク&リファレンス
  • RSSフィード
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

サイト内検索

日本語ブログ内検索

タグ in Findings

Captain Funk CM音楽 Dark Model Dark Model アルバム・レビュー DJ / Gig Heavy Metal & Mellow Model Electronic OE Sunshine Thank You! Youtube ご挨拶 インタビュー クリエイター コンテンツビジネス ストア ソウル&ファンク ダンス&エレクトロニック テクノロジー ディスコ ビジネス/キャリア ファッション フェイバリット フランス プロモーション メディア ラジオ リミックス リリース ロック(80's) ロック(インディー) 仲間 広告と音楽 店頭情報 映画 映画音楽 書籍 楽曲試聴 米国 視点 近況 音楽ビジネス 音楽ライセンス 音楽制作 音楽解釈
Copyright © 2002-2025 Tatsuya Oe / Model Electronic. All rights reserved.
Read previous post:
ハウス(ミュージック)とオフィスと家具と

久々に...

Close