合言葉はM – 不安定と波乱を楽しむということ
アメリカでの楽曲ライセンス・ビジネスの世界は激戦区で波乱に満ちていますが、その分大逆転や勝利の楽しさもある世界です。「不安だからこそ希望が持てる」という、エマソンの名言を引用しつつ、不安定や競争をゲーム感覚で楽しむということについて。
アメリカでの楽曲ライセンス・ビジネスの世界は激戦区で波乱に満ちていますが、その分大逆転や勝利の楽しさもある世界です。「不安だからこそ希望が持てる」という、エマソンの名言を引用しつつ、不安定や競争をゲーム感覚で楽しむということについて。
スティーブ・ジョブズという、現代のアメリカンドリームの体現者が亡くなりました。当時のアメリカ西海岸「だけ」に存在した活気やスピリットを振り返りつつ、どこに住んでいようと、個人の潜在的な力を信じ、形にしていくというスピリットや行動原理自体が、我々の心の中から消えていくことがないようにしたいと思う次第です。
海を越えたコミュニケーションを通じて仕事をするようになって、ますます相手への尊重と気遣いの必要性を感じています。「土足マーケティング」の時代からパーソナルな、百年前の信頼社会に戻りつつあると言われる昨今、我々が求める「つながり」は「広さ」から「深さ」へと向かっていくのでしょうか?
時代の流れは読みつつも、出来るだけ自分の環境を便利(快適、楽)にしないこと。自分をタフであり続けさせるためには、案外大事なことではないでしょうか。一つの便利さがもう一つの不便さ(制御しずらさ、後戻りしずらさ)を生む、そんなことを考える今日この頃です。
今回の東北関東大震災で甚大な被害を受けられた全ての皆様に,心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興をお祈りしております。
このところ楽曲制作に集中しているために、Findingsの更新が遅々としています。会社を始めて以降は、一度に複数の事を並行してこなす「ながら仕事」にも慣れましたが、とはいえ曲作りの作業に入ると未だ他の事がすっかり後回しに […]
オープンソースのCMSを使ってウェブサイトを構築中です。こうした作業をしていると、「とにもかくにも、まず形にする」、「出来るだけ早い段階で、小さな失敗と成功を実践で積み重ねておく」といった、非常に大事で基本的な事を思い出させてくれるのですね。ニューヨークの老舗レーベルZE Recordsも紹介。
今から十数年前、NYにあるダイレクト・マーケティングの会社を訪問したことがありました。マスメディアを使った「カッコイイ」ブランディング広告の世界とは程遠く地味で地道な、このダイレクトマーケティングの世界には、広告人ならずとも学ぶべきものが沢山あると感じたことを記憶しています。
音楽出版や著作権について学ぶことは、創作活動を行うミュージシャンや作詞・作曲家個人にとってこそ、非常に大事な必須科目です。その積極的・消極的理由と、実践的な学び方の解説から、国内外の書籍・資料ガイドまで。
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日
ある高名な芸術家がかつてこう語った。「日本人は表現を、社会や時代への疑問・抵抗ではなく『私小説』にしてしまう。だから日本のアートは世界で評価されにくいのだ」と。海外で暮らしていると、盗難や襲撃など外的な脅威や社会不安から身を守ることが日常になる。一方、日常が守られ、飢えも暴動もなく、夜も安心して出歩ける社会では、「何も起きないこと」そのものが空虚感や閉塞感を生み、それが妄想的に積み上がって創作のテーマになるという逆説的な構図がある。
効果音(サウンドエフェクト)は巷に出回っているので、わざわざ自分で作らなくても間に合うといえば間に合う。しかし、クセのある音や特徴的な音を作りたい場合は、シンセで波形を一から合成したり、自分で録音したオリジナル音源を加工して作るしかない。これは作曲とは異なる、いわば別の創作魂や忍耐力が試される世界。効果音といえば、ここ十年で最も定番化したのは「BRAAM(ブラーム)」だろう。次の時代を形作るのは、はたしてどんな音なのだろうか。
2年ぶりに、各種がん検査を含めた健康診断を受けた。詳しい結果はこれからだが、現時点では異常なし。毎日2時間体を動かし、毎朝山盛りの野菜を食べ、超規則正しい生活を送っているので、これ以上健康的にしろと助言されても思いつかない(笑)。今も健在な父は「俺は生命線が2本あるから、まだ大丈夫だ」と冗談めかして言う。長寿も素晴らしいが、最後に心の底から笑える人生は、さらに素晴らしい。