メイキング・オブ・MER『Anti-Crime Breaks』
新作『Anti-Crime Breaks: Thrilling and Badass Jazz Funk Tracks』は、70年代のクライム・アクションや刑事ドラマのサウンドトラックに通じる、タフでスリリングなブレイクビーツ・トラック集。この作品を作るに至った経緯や制作スタイルの変化などを解説。
新作『Anti-Crime Breaks: Thrilling and Badass Jazz Funk Tracks』は、70年代のクライム・アクションや刑事ドラマのサウンドトラックに通じる、タフでスリリングなブレイクビーツ・トラック集。この作品を作るに至った経緯や制作スタイルの変化などを解説。
一つの名義活動だけに縛られるのではなく、複数のプロジェクトを農業の多毛作や輪作のように進めていくというスタイルは、自分の創作上のアイデンティティだけでなく精神的な健全さを保つ上でもとても役立っています。
コロナ後のアメリカでは経済活動再開とは別次元で「金融バブル」が進んでいるように思います。大事なのは為政者や詐欺師たちの行動を批判することよりも、そこに違和感を察知しどう行動するか、つまり「自分で考える」です。責任は常に僕らの手の中にある。
大統領による国家レベルでの非常事態宣言が発動され、ますます米国での感染の拡がりや検査などの対応状況について皆さんの関心が集まってきているのではないかと思います。危機的な状況においてさらに人間を危機に追い込むのは、「無知と傲慢」です。無知であることに対し無知にならず、かつ知ったことで感情的にも衝動的にもならず、冷静に行動する心掛けを持ちたいものです。
ジムでの運動にランニングを加えて既に100日が経過したので、既に500キロ以上走りました。今回はアメリカで快適な環境創り、習慣作りをすることの大切さと、習慣を継続させる秘訣3つについてお話しします。
Captain Funkのニューアルバム「Metropolis(メトロポリス)」のアルバム試聴を公開しました。今日はこのアルバムのコンセプトと、その背景にある僕の少年時代のお話を中心に披露します。
音楽ライセンス・ビジネスの変遷や現在進行形のビジネス・モデルについての説明です。従来型のトラディショナルなライセンス・サービスを行うメジャーレーベル系の出版社から、新興のストック系ロイヤルティ・フリー・ライブラリまで、メディアやテクノロジーの進化に彼らはどう対応してきたのかを、米国の話題を中心に解説します。
OE「New Classics Vol.1 & 2」のリリースにちなんだ、僕タツヤ・オオエのインタビュー最終回です。今回は自分の名義の作品を「記録」として残すことの大事さについて、そしてDark Modelをリリースした後のアメリカでの反響、エピソードについて語っています。
OE「New Classics Vol.1 & 2」のリリースにちなんだ、僕タツヤ・オオエのインタビュー第二弾です。今回は渡米以前、以後の意識と音作りの変化について。日本とアメリカのクリエイティブの違い、特に「個性」と「クオリティ」に対する考え方の違いについて語っています。
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/5 火曜日
以前のウェブでは、自分のサイトに有益な情報を載せれば、検索結果で上位に表示されるのが普通だった。ところが最近は、GoogleなどがAI検索を導入し、苦労して書いた情報が要約に使われて終わるだけ、という問題が起きている。「役に立つ情報ほど吸い取られる」悲劇が始まったというのだ。僕自身はむしろGoogle検索をあまり使わなくなり、使う時もAIによる要約機能はオフにしている。
「歴史に”たられば”はない」というのはその通りだ。でも、未来について空想したり、“たられば”を考えるのは悪いことじゃないと思う。過去の事ですら、事実は変えられなくても、その解釈は幾らでも変えられる。歴史は、エゴの強い「現実を都合よく捻じ曲げる人たち」によって作られてきた面があって、彼等の頭の中は自分勝手な“たられば(ファンタジー)”で一杯だ。僕ら普通の人だけが現実を直視してしかめっ面ばかりしているのは割に合わない。もっと空想しよう。
Gary Bartzの曲で”Music is my sanctuary(音楽は私の聖域)”という素晴らしいタイトルの曲がある。我々はインターネットが普及したことで様々な音楽にアクセスしやすくなった一方で、音楽という「耳で感じる文化」へのありがたみを徐々に置き去りにしている気がする。人間は一日30ギガバイトの情報を浴びるとも聞くが、情報量(バイト)に換算すべきかどうかはさておき、人間が聴覚情報を通して受ける情動は視覚情報のそれに比べると今や微々たるものだろう。