Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
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人との繋がりこそが価値を生む時代へ

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MIDEMストアビジネス/キャリア英語視点
Dec 17, 2009

Network Communication先日告知した新しいStoreの方ですが、商品のラインナップの方は以前のClub Model Electronic より相当増えるのではないかと思います。これまでは 320Kbps のmp3のみの販売でしたが、1楽曲辺りのバリエーションも増やしてよりお買い求めやすく出来ればと考えています。ともかく急ぎますね。

ところで、来年1月末にカンヌで開かれる MIDEM(国際音楽産業見本市) に Model Electronic として急遽参加することになりました。来年本格的に始動を予定しているプロジェクトがあり、そのことも視野に入れると今回の MIDEM は参加しておくべきだなと思い立って、先日エントリーした次第です。この MIDEM に関する情報については追ってご紹介していきます。

そんなわけで、ただ今諸々の角度から諸々の事を準備しています。英語ももっとブラッシュアップしたいんですよね…、今日はSkype でアメリカ(NYとLA)、オーストラリアの人達と4人でミーティングしたのですが、早口な上に各地の独特なアクセントが入って来る中でビジネスの話を対等に行うには、自分の英語力はまだまだ力不足で、そんな時はリアルに切迫感を感じます。個人的に、早口のオージー英語をキャッチアップするのは特に大変です(^-^;)。

このアクセントということ、日本で英語を勉強しているとあまり注目されない(というか、「英語の発音」と言った場合、それがアメリカ/カナダ英語なのかイギリス(もしくはルーツ的に近いオーストラリア)英語なのかを、きちんと区別しないで議論されることがほとんど)ですが、実はとても大きな問題なんですね。聞き取りの力がつけばつくほど、文法を勉強するように初歩の段階から、二つの英語の発音の違いを意識して勉強すべきだったと痛感する次第です。とはいえ、それを自信を持って教えられる人材、学習できる環境を日本で探すのはかなり至難の業ですが…。

そういえば皆さんはクリス・アンダーソンの「フリー」は読みましたか?僕は割と早い時期に購入して割とマジメに(笑)読んだのですが、「ロングテール」の時と同様、考察としては面白い(フリーの再定義、分析については秀逸)が、実践的なビジネス視点から見ると一歩手前という感じでした。僕が本に実効性、アクションプランを求めすぎるところがあるからだとは思いますけどね(ジャーナリストや評論家に本来それを求めるべきではないのは理解しています)。

この本へのレビューとして面白い記事を友達に教えてもらったのでご紹介しておきます。「ティッピング・ポイント」など様々な著書で有名なマルコム・グラッドウェルが「フリーにならない事例、フリーにしないで成功している事例」を挙げながら反証しています。これには恐らく「フリー」という言葉がセンセーショナルに響くことへの違和感、抵抗感も含まれているのでしょう 、この言葉にはある種の思想、歴史を感じさせる部分があるためか、海外ではクリス・アンダーソンの主張に対する反論も結構あるようです。

The New Yorker Malcom Gladwell reviews Free by Chris Anderson

個人的には無料化、フリーという表に出た概念よりも、フラット化、ソーシャル化が進むこの時代、「人との繋がりこそが価値を生む」という裏の概念、前提の方に興味が沸きました(こちらがむしろ本質だと思う)。Twitter でFollower を売り買いするスパムがあるように、行き過ぎると人そのものが貨幣化していくのでは? そんな懸念も感じつつ。


これらの記事も併せて読まれています:
    MIDEMの開催されるカンヌに行ってきます! Default Thumbnail「まめ」で「ムラのない」年を カンヌ到着、MIDEM(ミデム)前日(参加レポート Vol.1) 最後は信念と思い込み(MIDEM(ミデム)参加レポート Vol.2) ParisMIDEM終了、そしてパリ
MIDEMストアビジネス/キャリア英語視点
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Tatsuya Oe Updated: 2017/3/23 木曜日

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22 December 2025

昔、あるミュージシャンが「音楽を作るのは畳職人が畳を作るのと同じだ」と言ったという記事を読んだ。出典がなかったので真偽は定かではないが、その言葉を読んだとき、膝を打ちながらも、かなりドライな意見だと感じた。ただ僕自身は長らく、誰かに頼まれて畳(曲)を作ったことがなく、創作を職人気質に捉えすぎないようにしている。それは、畳作りを一生好きでいられる(=嫌いにならない)方法について真剣に考えた結果の、自分なりの答え。

ダ・ヴィンチは職人だった…「芸術家」と「職人」の違いとは? https://gentosha-go.com/articles/-/29391

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22 December 2025

遅ればせながら「ショパン国際コンクール」のドキュメンタリーを観た。1位を獲ったエリック・ルーの演奏スタイルが非常にアメリカ的なのが印象的だった。僕はこれまで、コンクールやコンテスト、ランキング、オーディションといった、他人による優劣の判断や評価システムに対して猛烈な反発心があって、それをバネに生きてきたところがある。演奏者の方々にはコンクールを一つの通過点と捉え、「自分が音楽と演奏を好きでいられること」を最優先に、邁進してほしいと思う。

【ショパンコンクール】審査員の発言に波紋「音楽のためではなく、拍手のために弾いている人もいる」 https://youtu.be/Ja3znTbQZkk

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20 December 2025

何事も経験を積むことは大事だけど、経験を積んだことで「何をすべきか」じゃなくて「何をすべきでないか」が先に浮かぶようになって、結局進めなくなったり、リスクを冒せなくなったら意味がない。知識や経験を得るほど臆病になり、快適領域でものを考え、バカなことをしなくなる。それを防ぐ一つの方法として「好奇心を持ち続ける」ということがあると思う。「これは自分の領域じゃない」と関心を限定しすぎない。ただし、噂話とかゴシップとかじゃなくて(笑)。

THE CURIOSITY GENE(好奇心の遺伝子) https://youtu.be/HhPZ7yx8ttg

https://www.tatsuyaoe.com/microblog/

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