キャッチ・アップ&スピード・アップ(米国楽曲ライセンス事例)
近況報告です。米国オプラ・ウィンフリー・ネットワークの番組、スケッチャーズなどのCMに楽曲をライセンス提供した事例を紹介しています。
近況報告です。米国オプラ・ウィンフリー・ネットワークの番組、スケッチャーズなどのCMに楽曲をライセンス提供した事例を紹介しています。
最近の楽曲制作・ライセンス事例を紹介します。Digikid84リミックス(フランス)、化粧品ブランドのCM音楽制作(アジア)から、Playstation, XBoxゲーム関連、ファーストフード、フットウェア・ブランドのプロモーションへの楽曲ライセンス(アメリカ)まで。
音楽と映像の関係について。タイトにそれらがシンクロする時でも、しない時でも、音は常に存在感を持っています。今回はゲーム「Need For Speed The Run」の事例も紹介しながら、音の使われる状況・意味合いを読み取ることについて説明しています。
海外でオンエアされることを前提としたCMや映像に音楽を提供する際に気を付けていることについて。日本の文化は「ハイコンテクスト」と言われます。やみくもなグローバリゼーション志向は考え物ですが、我々の文化は「暗号」に映ることもあるという自覚を持って、取り組む必要もありそうです。
時代の流れは読みつつも、出来るだけ自分の環境を便利(快適、楽)にしないこと。自分をタフであり続けさせるためには、案外大事なことではないでしょうか。一つの便利さがもう一つの不便さ(制御しずらさ、後戻りしずらさ)を生む、そんなことを考える今日この頃です。
その人の聴いてきた音楽のルーツ(原体験)や置かれている状況によって、音楽の聴き取り方や認識の仕方は当然違うものです。作り手の立場から、その「認識の溝」を全て埋めることは出来ません。今ベストだと信じていること、自分として「最善」だと思うことをしっかりこなすことが大事だと考えています
「Songs of the Siren」に収録されていた「Original Sin」の新バージョンをアップしました。当時はビッグビートというジャンル名で解釈されましたが、今だと「ロックトロニカ」や「ハイブリッド」、「エピック・ミュージック」の一種と大きく捉えられています。よりフラットな形でこの音楽を楽しんでもらえると嬉しいです。
Model Electronicのウェブサイトをリニューアルしました。音楽ジャンルや名義ではなく、「音楽が聴かれるシチュエーション」によって分類した楽曲ライブラリをフィーチャーしているのが、今回の特徴です。
道具を増やすのではなく、減らすことでアウトプットにより一貫性が出るということは大いにあるという話。ルパート・ホルムズの名曲『Less is More』とガレス・ピューのコレクション映像も紹介。
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/6 水曜日
統計学を勉強していると「クラメール連関係数」というのが出てくる。個人的にはこの「クラメール」というのが人の名前なのか、「クラス」辺りと共通するフランス語だったりするのか、そんなところがまず気になるのだが、統計学の教科書などを見ても丁寧な説明が見当たらない。正解はハラルド・クラメールというスウェーデンの数学者だった。科学や数学の世界でも、理屈だけを頭に叩きこむのではなく背後にあるストーリーや周辺情報を知る方が楽しく学べる。
オキシトシンはしばしば「愛情ホルモン」などと言われるが、「愛情の裏返しは憎悪」よろしく、このホルモンが敵対感情や攻撃性を生むきっかけにもなり得るという。この手の実験ではヒトと類似性のある哺乳類としてマウスがよく使われる。それに関して異論はないが、ヒトはマウスのように本能むきだしで行動せず自分を律する努力や訓練をしようという前向きな意思や理性が”少しだけ”残されているはず。と信じたいものの、実態はそうでもない。
60.9-65.9デシベルの音量で100Hzの音を1分聴くと乗り物酔いが軽減されるという研究成果が名古屋大学から発表された。乗り物酔いと気圧変化による頭痛は似ていて、どちらも自律神経のバランスが崩れることによって生じるから、マッサージなどで内耳の血流を良くすれば改善されると言われている。音で物理的な刺激を与えることによっても同じ成果が狙えるということだろう。というわけで、移動の際にはベースをブーストしたヘッドフォンが必携かな(笑)。