メイキング・オブ・MER『Anti-Crime Breaks』
新作『Anti-Crime Breaks: Thrilling and Badass Jazz Funk Tracks』は、70年代のクライム・アクションや刑事ドラマのサウンドトラックに通じる、タフでスリリングなブレイクビーツ・トラック集。この作品を作るに至った経緯や制作スタイルの変化などを解説。
新作『Anti-Crime Breaks: Thrilling and Badass Jazz Funk Tracks』は、70年代のクライム・アクションや刑事ドラマのサウンドトラックに通じる、タフでスリリングなブレイクビーツ・トラック集。この作品を作るに至った経緯や制作スタイルの変化などを解説。
今回のリリースは(DJ)ミックス・アルバムの体裁を考えていて、新曲と既存曲の新アレンジを一続きにミックスしたものになります。普段のアルバムの形とはまた別の角度やストーリー構成からCaptain Funkの楽曲を楽しんで欲しいという、「聴き方提案」として捉えて頂けたらと思っています。
Captain Funkのニューアルバム「Metropolis(メトロポリス)」のアルバム試聴を公開しました。今日はこのアルバムのコンセプトと、その背景にある僕の少年時代のお話を中心に披露します。
OE名義でのアルバム「New Classics Vol.1 & 2」のリリースにちなんで、僕タツヤ・オオエのインタビューを企画しました。外部のメディアではもちろん、このブログでもこれまであまり触れたことのない、突っ込んだ内容も披露していると思いますので、これから5回分の投稿をどうぞお楽しみ下さい。
4月20日発売のOE「New Classics Vol.1 & 2」収録曲のハイライトを集めた「アルバム・サンプラー」を公開しました。2枚のアルバムにした理由や内容についても説明しています。Dark Modelの楽曲「Labyrinth」の紹介も少々。
2018年4月20日に発売されるOE名義でのニューアルバム「New Classics Vol.1 & 2」のお知らせと制作エピソードを紹介します。過去にOE名義で発表した楽曲を「記憶を辿って再現するのはやめて、今の気持ちで新たに作る」という取り組みで2枚のアルバムにまとめました。
「『Survivors』はアルバム『Saga』のリードトラックの一つであり、エレクトロニック・ミュージックとクラシック音楽を魅力的にクロスさせ、オオエの音のランドスケープを取り巻く世界観を作り出している。この曲は様々な音のキャラクターが活き活きとした形で動きを織りなしており、聴き進むにつれてあなたの脳裏に焼きついて離れなくなるだろう。(Indie Music Review)」
Dark Modelのニューアルバム「Saga(聖戦)」に込めた意味について。自己の根源的なアイデンティティを守り、日々の闘いを生き抜こうとする人達のためのテーマ・ミュージック、応援歌としてこのアルバムが聴かれることを希望しています。
Dark Modelのニューアルバム「Saga」から最初に紹介する曲「Survivors」の解説。オーケストラによるシンフォニックなサウンドを軸にしていることに加えて、Captain Funkとしてはお馴染みのディスコ、エレクトロニック・ファンクの要素をフィーチャーしています。
Tatsuya Oe Updated: 2024/11/5 火曜日
「AIで生成した音楽をApple MusicやSpotifyなどの音楽サービスに流通し、数千のボットアカウントを使って数億回の再生を達成、不正にロイヤリティを得ていた」的な、詐欺行為に関するニュースはこの数年頻繁に耳にする。この手の話題では、AIで生成した音楽をどう扱うかの問題と再生ボットの問題をごちゃまぜにしているケースが多いが、この記事は後者の問題に絞って書かれている。ただ「音楽業界全体の信頼」という表現は絵に描いた餅。
作家カレル・チャペックは『園芸家の一年』の中で、「(人々はメーデーのことを)労働の祭典と呼ぶが、「成果の祭典」とは呼ばない。人間は、労働自体の意味や主義よりも、むしろ自分が成し遂げたことに着目し、誇りを持つべきだ」と説いた。農家が収穫を、園芸家が草木の開花を祝うように、時に自分の仕事の成果を振り返り鼓舞することは大事だと思う。金銭的な価値や労使関係はさておき、仕事(と人生)は自分の庭園を育て、実らせることによく似ている。
アメリカの英語は映画の世界だけでなく実際の会話もカジュアルで下品になりがち(彼らはそれを「より自然体に聞こえる」と言う)。僕はその風潮が苦手なのだが、相手が何を言っているか分からないと困るので、一応免疫はつけている。先日『千と千尋の神隠し』の英語版を見ていて”What a dope!(ドジねえ)”というセリフが”What a dork!(キメぇよ)”に聞こえてしまった自分に残念だった(笑、ただどちらも上品ではない)。耳を浄化したい。