Tatsuya Oe (Captain Funk/Dark Model) - Japanese Blog -
  • トップ
    • トピックス
    • サイトマップ
    • RSSフィード
    • お問い合わせ
  • プロフィール
    • バイオ(日本語)
    • プロジェクト
      • Captain Funk
      • Dark Model
      • OE
    • クレジット/受賞歴
    • 推奨コメント
    • インタビュー&リファレンス
    • Model Electronic Records
  • ディスコグラフィ
    • Captain Funk
    • Dark Model
    • OE
    • MER
    • コラボレーション
    • リミックス
    • コンピレーション
    • 歌詞
  • プレイリスト
    • テーマ別リスト
      • SF / サイバーパンク
      • ディスコ / ハウス
      • ダウンテンポ / トリップホップ / メロウ・ヒップホップ
      • エレクトロニック・ジャズ・ファンク / シンセ・ブギー
      • シンセウェイブ & ダーク・エレクトロ
      • ブレイクビーツ・ファンク / ビッグ・ビート
      • エピック・ハイブリッド:アップテンポ
      • エピック・ハイブリッド:ダウンテンポ&ミッドテンポ
      • ワイルド、バダス、スワッガー
      • サウンドスケープ&アンビエント
      • インディ & オルタナティブ・ロック
      • ヴィンテージ・ソウル、ファンク、ジャズ
      • ピアノをフィーチャーした楽曲
      • エレクトロニック・ポップ・ヴォーカル / シンセポップ
    • 映像使用された曲
    • Captain Funk プレイリスト
    • Dark Model プレイリスト
  • ブログ
    • 日本語ブログ
    • マイクロブログ
    • 英語ブログ
  • ビデオ
    • シンクロ事例
    • Dark Model
    • Captain Funk
    • OE
    • MER
  • ライセンス
    • Music Catalog for Pro
    • 申し込みフォーム
    • ライセンスFAQ
    • ライセンス参考情報
    • 需要が高い楽曲リスト
  • リンク/リソース
    • ストア・リスト
    • インタビュー&リンク

ダンスミュージックの耐久性と誘惑

← 以前の投稿 │日本語ブログ Top│ 次の投稿 →
Home>Findings Top > Gereral > ダンスミュージックの耐久性と誘惑
視点音楽解釈
Dec 3, 2007

Dance Music来週に控えたレコーディングの為のデモトラックを制作しています。最近僕の中でまたディスコファンク、エレクトロファンクっぽいモードが復活しているので(”Heavy Mellow”もしくは”Encounter”系?)、今回はその辺りを意識して作ってみたのですが、こういうのはやはり得意というか、自分の「お里」なんですよね。アイデアに煮詰まることもなく、スムーズに完成まで進みました。

この数年「エレクトロ」という言葉の浸透と拡大解釈が急激に進みましたが、そういったトレンドとは別に、自分にはルーツと言えそうなある音楽の塊(かたまり)があって、その辺りはもうそれこそ学生の頃から変わっていないんです。ダンスミュージックに限らず、ロックでもジャズでも現代音楽でもクラシックでも、自分の琴線に触れる「音楽の幹」の様なものは二十歳頃までに出来上がってしまっていて、それ以降触れた音楽は殆どそこから派生する枝葉の様な感覚で聴いている。

本来「エレクトロ」という言葉は「エレクトロ・ヒップホップ」や「「エレクトロ・ファンク」の事を指す用語だったので、広義すぎる今の「エレクトロ」って言葉にはまだ違和感がありますが、今更わざわざ自分を言葉やトレンドで縛る必要もないと思って、「便宜上そう呼ぶのが良いのならそう呼んでくれても大丈夫」位に捉えています。言葉遣いは変われども、エレクトロニックなもの、ファンキーなもの、ダンスミュージックにもそれなりに普遍性や耐久性ってものはあるし、それぞれに個性を出す余地も残されてはいるから。

昔からよく、「創作物の耐久性」って何だろうって考えるのですが、結局自分のお里や身体感覚に素直に作っていれば、自ずとにじみ出てくるんじゃないかなという気がします。それが好きか嫌いかは、その人の身のこなしや話し振りが好きか嫌いかとか、そういう生理的なもの、先天的なもの、もしくは長い時間かけて形成された後天的なもの、その辺りの好き嫌いとほぼ同じレベルで分かれていくのだろうと。

2007年的なもの、今自分がスピンしているレコードのサウンドやトレンドを意識するのはDJやダンスミュージックに関わる人間としては当然ではありますが、自分の創作物に流行のアレンジ、フォーマットや空気感を過度に詰め込んだり過剰に意識して作ることで、「自分らしさをカモフラージュしすぎない」こと、これは耐久性を持たせる上でも、自分らしさを音にきちんと込める上でも大事なのではないかなと思います。

流れが速くブームや言葉に翻弄されやすいダンスミュージックは特に、即物的な誘惑やリスクがいつも存在します。ずっと誘惑に翻弄されるわけにもいかないし、どこかの時点で進化を止めて頑固オヤジよろしく「オールドスクール」を自称しても、結局のところそのオールドスクールのスタイルを生み出したのも他人の誰かでしかない(ブルースと同じ構造です)。そういったジレンマを乗り越えるにはある種の開き直りというか、「世間」と「固有の自分」との距離感をどう保つかという、「覚悟のマニフェスト」みたいなものが必要になってきます。要はフルチンでフロアやリスナーに臨めるか?みたいな話かな(意味不明?)。

来年はCaptain Funkとしてはデビュー10周年ということになりますが(でも半分の5年間休んでたので、この表現はあまり意味がありません、笑)、’98年の”Encounter”な自分にまたEncounterしているというか、デビュー作品って正直なものだなと10年経って気付かされる今日この頃です。そういう意味では今年出した2枚のアルバムにも、その辺りの心境が出ているのかも知れません。

明日から次の作業に入ります。時は師走ですが、みなさんも良い週をお過ごし下さい!


これらの記事も併せて読まれています:
    Default Thumbnail盆と80年代が一度に… Default Thumbnail目指すは「すごい音、すごい国」 「インディペンデント」であって「インディー」でないもの(、もしくはその逆) サービスと創造の鬼ありき 「ブルース化」は進化の証
視点音楽解釈

Share

← 以前の投稿 │日本語ブログ Top│ 次の投稿 →

Tatsuya Oe Updated: 2017/3/23 木曜日

Videos

Findingsメール購読

マイクロブログ

No Title
20 May 2025

このFindingsのランキングに上がっていた「海外契約書の傾向と対策」という投稿、もう18年も前のものなので何を書いていたのだろうと思って見てみたら、意外と現在と考えが変わっていない。その後様々な国で、厄介な契約から人生のターニングポイントとなった大事な契約まで、様々な書類に目を通しサインをしてきたが、今思うのは、しょせん書類は書類でしかないということ。現在は特に、書類の風化よりも人間関係やビジネスの風化の方がずっと早い。

海外契約書の傾向と対策 | Tatsuya Oe Blog https://l.tatsuyaoe.com/music-business-agreements

No Title
18 May 2025

自分も含めて大抵の人は、旅行や移住を検討する時にその土地の「治安」をかなり気にする。なのに、インターネット上の、セキュリティというよりは「情報上の治安」、つまりそのサイトの情報がどれだけ信頼できるかや有害な投稿に出会うアクシデントに対しては無防備というか、むしろ積極的に飛び込む。旅行先でスリや暴行に会う確率よりも遥かに高い、日々の不愉快や面倒を避ける環境・習慣作りはとても大事。これこそAIを活用すべき領域だと思う。

OpenAIのModeration APIがスゴイ | WEEL https://weel.co.jp/media/moderation-api/

No Title
17 May 2025

ドキュメンタリー映画も様々。あるテーマについて我々に「考えさせる機会」を与えるにとどめ、Yes/Noや左/右の答えを明示しない良心的なものもある。その反面、作り手の結論や感情ありきで作られている、独善的でバイアスの強いものも多い。裏付けや公正さの欠くストーリーをショッキングに演出し、誰かを悪者や敵にして終わりという印象操作の意図があからさまだと、戦争のプロパガンダや選挙キャンペーンと大して変わらなくなってしまう。

『In the Belly of AI (AIの不都合な真実)』予告編 https://youtu.be/KBrIeGrAFm0

https://www.tatsuyaoe.com/microblog/

今週の人気投稿 Top5

  • Synchronization 音楽著作権オペレーションの日米比較:「シンクロ権」の扱い方

  • The Little Big Beat Book 「ビッグ・ビート」というムーブメントに今、思うこと

  • 海外契約書の傾向と対策

  • Microblog マイクロブログ(ルート)

  • Budget solution 映像に使う音楽のライセンスを予算内で、シンプルに行う10の方法

Archives

  • About
  • ディスコグラフィ
  • 英語ブログ
  • 日本語ブログ
  • Day by Day (マイクロブログ)
  • 楽曲ライセンスについて
  • リンク&リファレンス
  • RSSフィード
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

サイト内検索

日本語ブログ内検索

タグ in Findings

Captain Funk CM音楽 Dark Model Dark Model アルバム・レビュー DJ / Gig Heavy Metal & Mellow Model Electronic OE Sunshine Thank You! Youtube ご挨拶 インタビュー クリエイター コンテンツビジネス ストア ソウル&ファンク ダンス&エレクトロニック テクノロジー ディスコ ビジネス/キャリア ファッション フェイバリット フランス プロモーション メディア ラジオ リミックス リリース ロック(80's) ロック(インディー) 仲間 広告と音楽 店頭情報 映画 映画音楽 書籍 楽曲試聴 米国 視点 近況 音楽ビジネス 音楽ライセンス 音楽制作 音楽解釈
Copyright © 2002-2022 Tatsuya Oe / Model Electronic. All rights reserved.
Read previous post:
告知です(Countdown Japan 07/08, Sony Ericsson テレビCM, 高崎Woal)

今日C...

Close